自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「乳がん患者の8割は・・・・」 幕内秀夫・著 2012/2

2016-09-21 05:51:29 | 図書メモ
Sayornis Saya チャイロツキヒメハエトリ


図書メモです。書籍の題名は

   「乳がん患者の8割は朝、パンを食べている」

副題は

   がんに負けないからだをつくる日本の「風土食」のすすめ

著者は管理栄養士で、伝統食と民間食養法の研究者。
約30年にわたって、帯津三敬病院など医療機関で食事相談を担当。
著書「粗食のすすめ」が有名。

非常に多くの、考えさせられる内容が記されているので、
私の家族(特に孫たち)や友人たちにも一読を勧めたい本です。
が、それをためらわせるタイトル・・・・

だって、「パンが大好き」な友人たち、フツーの人々は
こんなタイトルを聞いただけで不愉快になるでしょうし、
もっとキツイ身近な人は、「8割の母数は何なんだよ?
狭い範囲の統計で断定するのは、卑怯だ」とまで言いました。

確かに、統計の数字には気をつけなければなりません。
そもそも「朝食はパン」という人が、戦後、激増しているのですから、
8割とまでいかなくても、6割くらいはパン派なのでは?と思います。
(母がいた高齢者マンションでも、そんな感じでした。)

ま、幕内氏は
<今の高齢者が若いころはパンなんて食べなかったから、今、健康なのだ>
という立場です。
確かに、小麦アレルギー、パンに含まれる合成保存料や添加物、
遺伝子操作の小麦や出荷時の防カビ処理などを想えば、心配です。

なので、私は20~30代にはパンを朝食にしていたのですが、
今はケーキ並みの扱いです。
確かに美味しく、精神的に満たされるので、特別な時のご褒美です。

そんなこんなを他人に説明するのは、時間がかかり過ぎるので
こういう場所で紹介するわけです。

ブログ読者の多くは、団塊世代やナビさん達だと思いますが、
幕内氏の本を読んでほしいのは、中高生~20代・30代の女性です。
パンは常食するべき食品ではない

と、私も信じています。とにかく物事の色々な面、情報を知って、
自分で判断して食べることを薦めたいと思っています。
コメント
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