著者の水口氏は、足の不調が全身の不調の引き金にもなり得るし、
身体のどこかの不調が足に負荷をかけ、ぎっこんばったんと
「悪くなるスパイラルに陥る可能性がある」と説いています。
P.64 腹部には上下左右前後に内臓を包むような形で機能する
いくつかの筋や筋膜があります。
このユニットをまとめてコアといいます。
そしてコアの安定性のことをコア・スタビリティといいます。
このコアこそが姿勢を保つためにとても重要な役割を果たしている
たとえて表現すると「コア・スタビリティが安定している」
=「お腹の中に空気がしっかりと充填された風船が入っていて、
その圧力で体幹から上の重い荷物を支えている」というイメージ
P.65の写真を見ると、「うん、こんなイメージよね。」と思えますが、
口(文章だけ)での説明では、今ひとつ分かり難いかも。
だから私は教室で「レントゲンをとるときのイメージよ~~!!」と叫び、
「鳩尾を上げて~!」「おへそを引っ込めて~~~!」と注意喚起します。
でも、聴いてすぐに動ける人は2割くらい・・・
伝えること(特に初心者に)の難しさを感じます。