自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

トレ・チメ Trekking 終盤

2013-06-20 05:56:29 | 登山&Trekking


ここを後ろ側に下れば、駐車場まで後すこし、という地点。



水溜りのような池が見えます。


傍に立つと結構幻想的。




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アレルギーに負けない体は「腸」がつくる

2013-06-19 05:57:31 | 推薦図書


この先生の著書を読むのは数冊目です。
今回はご家族、とくにお孫さんの健康を願う<お爺ちゃん>顔が分ります。

どの著書でも一貫して
  
  清潔すぎる環境は 有害である。

  無菌状態では 免疫力が育たない。

と、主張されています。

P.70 日本の水道水は

  <世界でも類を見ないほど殺菌用塩素が使われていて>

  <その主たる目的は大腸菌を死滅させることにある>

その結果として、
日本の水道水にはまったく大腸菌が含まれていないそうです。

  しかしその大小として、「まずい水道水」と
  「トリハロメタンなどの発がん性物質入りの水道水」を
  飲む羽目になってしまっているのです。

  イギリスやアメリカなどでも水道水に対する大腸菌の
  コントロールは行われていますが、しかし、

  大腸菌をゼロにするなどという愚かな水道行政は行われていない。
  100回検査して大腸菌の検出が5回以内ならOKという姿勢で、

  それで何の問題も発生していないのです

この後、なぜ日本人が大腸菌を嫌い、目の敵にして攻撃し、
抗生物質や殺菌剤が使われ続けてきたかの説明があります。


P.71 どんな生き物も、生き物である以上、外的と戦い、

    自らの命と子孫を残そうとします

  大腸菌も同じです。度重なる新手の抗生物質などの攻撃に耐え、

  生きながらえるために遺伝子を変化させ、200種以上の変種を

  つくり出しました。

  その111番目に誕生したのがO-111であり、

  157番目がO-157なのです。


   O-111やO-157といった大腸菌の変種に見られる大きな特徴は

   強い毒性を持っていることです。それゆえに人間が感染すると

   重篤な症状を招き、ときに生命の維持さえも難しくなります。



   しかし、O-111やO-157の菌自体の生命力は

   むしろ弱いことがわかっています。

   これらの菌は、生きるために必要なパワーのうち7割を

   毒の生成に使っていて、残りの生きるためのパワーは

   たかが知れています。したがって、

   他の雑菌がうようよしているような場所では生き残れず、

   すぐに死滅してしまいます。


つまり、清潔志向の人間(特に神経質な親達)が作り上げた

清潔な環境のなかでしか、これらの病原性大腸菌は生き延びられない。


   食中毒の発生に細心の注意を払っている学校の給食室や

   レストランの厨房などで発生する背景には、そんな理由があります。


P.73 もちろん、清潔な給食の調理室やレストランの厨房に問題が

   あるわけではありません。(それらが清潔に保たれるのは当然のこと)

   それよりも問題なのは、O-111やO-157などの病原性大腸菌と

   対峙しなければならない人間そのものが「清潔」に囚われすぎて

   菌に対する抵抗力を弱めてしまっていることなのです。


この後、1996年に大阪の堺市の小学校で起こった大規模な集団食中毒への

考察が述べられています。原因となった学校給食を食べた児童数は約5万人。

このなかでO-157の菌が発見されたのは550人。

この中で、「ほんの少しの下痢」でおさまった子供が約58%。

「まったく下痢をしない子供」が約30%。

菌を保有し、食中毒を発症したのは残りの12%の子供たち。


P.74 この数字をどのように見るかは、意見が分かれるところですが、

   (中略)菌に対する免疫力の低い子どもは重篤な症状に陥り、

    免疫力の高い子どもは、同じ菌が体内にいながら平気な顔をして

    勉強し、遊んでいるという現実は、

    私たちに重要なことを教えてくれています。


    それはつまり、大腸菌などの菌がいくら強い菌に変種しても、

    子どもの免疫力さえ高ければ、何も心配することはない、

   たとえO-157に感染しても、食中毒は発症しないということです。


P.75 ではその免疫力の違いはどこから生まれてくるのか?

食中毒事件の追跡調査からのデータの解析は、

1.食中毒を発症した12%の子どもたちの殆どが

   高級住宅街の一戸建てに住む、いわゆる「育ちのいい子」

2.一方、発症しなかった88%のほとんどは、より<庶民的>な地域の子。

   高級住宅街のお母さんたちは、子どもの衛生面や清潔に気を配り、

   泥んこ遊びなどを積極的に勧めません。

   反対に庶民的な地域のお母さんは、よい意味での放任主義で、

   我が子が泥だらけになって遊ぶことを笑顔で見守っていたようです。


あまりに引用が長くなってしまうので、もう終りにします。

結論は

  「もし清潔過ぎる暮らしが子どものアレルギー疾患や

   他の病気になりやすい環境をつくっていることを知りながら

   それでもその生活を変えずに続けているとしたら、


    これは親のエゴと言わざるを得ません。


   親の勝手が子どもの病気をつくり、

   未来にも大きな不安を残すことに、いまこそ気づくべきなのです。」


*************************************************
P.156からの
  「子育て中の お母さんお父さんが 心がけてほしいこと」
の部分は、小学生二人を育てている長男夫婦に読ませたいと思いました。

P.160からの
「3人の子供のアトピーに苦しみ、屋久島に移住した若い一家」の話や
著者の直感と研究からの考察に、

「エビデンスが無いから、特殊な例に過ぎない」との攻撃もあるそうです。


でも、私は自分の直感で、著者の主張が正しい(納得できる)と思うし、
お薦めのことは、既に私の生活の中では当たり前のことばかりです。

でも、世の中全般的には、

添加物・安価なトランス脂肪酸を用いた加工食品などが
大手を振ってスーパーやコンビニに溢れかえっています。

この状態を何とかしなければ、日本は滅びていくのだろうナ……
という悲しい予感がします。不妊問題やアレルギーの子供たち、
親達の精神的苛立ちなど、深い根をおろして侵蝕中という予感です。

この本を読んだから、といって、

簡単に「南の島に移住」できる人は殆ど居ないでしょうが、
こういう事実を若い親たちに知って貰うことは重要だと思います。





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トレ・チメの紅葉

2013-06-18 05:54:51 | 登山&Trekking


写真はイタリアDolomitiのトレ・チメ一周コースです。
大勢のTrekkerが思い思いのコースを選んで歩いています。



秋なので高山植物はリンドウがメインでしたが、
こんな紅葉もありました。



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アルツハイマー病を予防する? その4

2013-06-17 05:57:00 | 健康法


ふたたびガッテンHomepageからの引用です。

  軽度認知障害の人たちが行っていた認知症予防

  料理
  献立は何にするか?材料は何がどれくらい必要か?
  買い足す材料は何か?どう切るのか?
  どの道具でどう料理するのか?味付けはどうするか?
  などなど料理は意外と長時間に渡って様々なことに頭を使い続けます。

  短時間の昼寝
  30分以内の昼寝は認知症予防に効果があるとの報告があります。
  長時間眠ってしまうと
  夜の睡眠の妨げになり逆効果になってしまいます。

  有酸素運動
  体操やジョギングなど有酸素運動は脳を活性化させます。
  誰でもできる軽い運動でも脳は活性化するので無理をする必要は無く、
  楽しく継続させることがコツです。





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アルツハイマー病を予防する? その3

2013-06-16 05:09:32 | 健康法


番組後半は
 「既に軽度の認知症になってしまった場合でも回復できる」という話。

  認知症はゆっくり症状が進むもので、ある日突然発症するものでは
  ありません。既に記憶力が低下していたりして健康とは言えないが
  認知症と診断されるレベルでもない。この状態を軽度認知障害と言う。

  5年で半数以上が認知症を発症すると言われています。
  ところが、そんな人たちが集まって認知症予防活動をし、劇的な効果を
  上げているグループがあります。なんと活動を始めて3年後には
  認知症を発症するどころか18人中16人が認知症の診断検査で
  「正常」と診断されるほどの回復を見せているんです。

  活動が行われているのは大分県宇佐市安心院(あじむ)町。
  参加者は10名以下のグループに分かれて週一回集まります。
  毎回毎回「今日は何をするのか?」「料理の献立は何にするのか?」
  「どんな遊びをするのか?」など自分たちで活動内容を決め、
  長時間頭を使い続ける料理や、脳を活性化させる有酸素運動など、
  認知症予防に良いとされる活動を行っています。

  明るく、楽しく、元気に活動することが長期間の継続にもつながり、
  劇的な効果を支えているんです






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アルツハイマー病を予防する? その2

2013-06-15 08:21:42 | 健康法


以下、ガッテンHPの今回のお役立ち情報より

  インスリンが多い人は?
  2型糖尿病の初期段階や糖尿病予備軍の人たち  
  インスリンの分泌には個人差がありますが、
  2型糖尿病の初期や糖尿病予備軍は、インスリンを分泌するすい臓が
  まだまだ元気な人が多いんです。その上で高血糖なのでインスリンが
  大量に分泌されてしまいます。

  肥満の人
  脂肪からインスリンの効きを悪くする物質が出てくるので、
  血糖を処理するために大量のインスリンが必要になってしまいます。

  運動不足 筋肉不足
  血糖は筋肉で処理されますが、運動不足で消費されなかったり、そも
  そも筋肉が少ないと血糖が処理される場所が少ないので高血糖気味
  になり、それに対応してインスリンも多く分泌されてしまいます。

後半は「既に軽度の認知症になってしまった場合でも回復できる」という話。

  認知症はゆっくり症状が進むもので、ある日突然発症するものでは
  ありません。既に記憶力が低下していたりして健康とは言えないが
  認知症と診断されるレベルでもない。この状態を軽度認知障害と言う。

  5年で半数以上が認知症を発症すると言われています。
  ところが、そんな人たちが集まって認知症予防活動をし、劇的な効果を
  上げているグループがあります。なんと活動を始めて3年後には
  認知症を発症するどころか18人中16人が認知症の診断検査で
  「正常」と診断されるほどの回復を見せているんです。

  活動が行われているのは大分県宇佐市安心院(あじむ)町。
  参加者は10名以下のグループに分かれて週一回集まります。
  毎回毎回「今日は何をするのか?」「料理の献立は何にするのか?」
  「どんな遊びをするのか?」など自分たちで活動内容を決め、
  長時間頭を使い続ける料理や、脳を活性化させる有酸素運動など、
  認知症予防に良いとされる活動を行っています。

  明るく、楽しく、元気に活動することが長期間の継続にもつながり、
  劇的な効果を支えているんです







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アルツハイマー病を予防する? その1

2013-06-14 11:04:38 | 健康法


ふたたび、「ためしてガッテン」からの情報です。
以下、番組のHPの情報(文頭を下げます)を織り交ぜながら、
私がビデオで見た感想をお伝えします。

  カギとなるのは2型糖尿病。
  アルツハイマー病になる危険性が2倍も高い

  当然その原因は「高血糖」!かと思いきや、

  実は、食習慣

  アルツハイマー型認知症 は、たくさんある認知症の原因の中で
  最も患者数が多く、その半分以上を占める病気です。
  この病気を引き起こす原因はアミロイドβと呼ばれる老廃物。

  脳で作り出され数十年かけて脳にたまっていき、脳細胞の破壊の元凶となります。
  このアミロイドβ、誰の脳でも作られるんですが、通常はこれを分解してくれる
  素晴らしい酵素があります。仮に「チョキチョキくん」と呼びましょう。

  チョキチョキくんが正常に活躍できていればアミロイドβは次々に分解され、
  脳にはたまりません。ところが、体がある状態になるとチョキチョキくんは
  活躍できなくなりアミロイドβを分解できなくなってしまうんです!

  チョキチョキくんを邪魔する「ある状態」とはいったい何なのでしょう?

  チョキチョキくんを邪魔する状態とは、ある物質が増えている状態です。
  その物質は食事をすると血液中に出てくるものだったので、和洋中の食事を
  とった後に、血液検査をしてみました。

  すると和食をとった人だけに圧倒的に増えているという結果が!
  ただし、和食が悪いわけではなくその原因はメニュー内容にありました。
  それは、おすしにうどんをいっぺんに食べたこと。ダブル炭水化物だったのです。

  そう、チョキチョキくんを邪魔する者の正体はインスリン。
  本来なら血糖を片付けてくれるとってもありがたい存在です。
  それがアルツハイマー病を呼ぶ原因になるなんて…なぜ?

  答えはチョキチョキくんの正体にありました。
  その名も「インスリン分解酵素」。
  インスリンはありがたい存在ですが、いつまでも働いていると低血糖になってしまいます。
  だから役目が終わったら分解されるべきものなんです。

  インスリン分解酵素は本業がインスリンの分解、アミロイドβの分解は副業。
  だから慢性的にインスリンが多すぎる状態になるような食生活をしていると
  インスリン分解酵素はインスリンの分解に大忙し。
  アミロイドβにまで手が回らなくなってしまうのです…

  中年太りが脳細胞を破壊する!?

  慢性的にインスリンが多いのはどんな人なのか?
  代表的なのは2型糖尿病と糖尿病予備軍です。
  インスリンの分泌には個人差があり、もともと少ない人も居ます。
  でも糖尿病の初期段階ではインスリンを分泌するすい臓もまだまだ元気な人が多く、
  高血糖な分、インスリンも多く分泌されてしまいます。

  高血糖も血管を痛めつけて脳細胞に悪影響を及ぼし、
  認知症のリスクになりますのでダブルパンチです。
  また肥満の人も危険です。脂肪からインスリンの効きを悪くする物質が出てくるので
  血糖値が下がらず、インスリンが大量に必要になります。

  これらインスリン過多の状態を防ぐには糖尿病や肥満にならない食生活が大切です。
  炭水化物の重ね食いを続けたり、高脂肪なものなどを食べ過ぎたりする食習慣は、
  太るだけでなく脳に悪影響を与えます。

  アミロイドβがたまり始めるのは早い人で40代から。
  中年太りを避けることは糖尿病などの生活習慣病予防になるだけでなく
  アルツハイマー病予防にもつながるんです!


以上、なが~~~い引用になりましたが、結論は

  アミロイドβが脳内に溜まらないように、炭水化物の大食いは止めよう!font>







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プチ断食 イイか悪いか?

2013-06-13 05:51:06 | 健康法



先日、健康フリークの友人宅で去年11月の「ためしてガッテン」

   :<美やせ&腸まできれいになるプチ断食>のビデオを見ました。

先進的な情報をセンセーショナルに取り上げる番組ですが、
今回は「奥歯にモノが詰まったような……」

ま、誤解されやすい内容だから仕方ないのかもしれませんが。


気になったのは、1940年代のアメリカで医師が行った実験です。


以下、番組のHome pageからの情報です。
**********************************
  健康な若者たち36人を1日2食で生活させる実験。
  1日の摂取カロリーは、普段の半分程度(1750kcal)に、
  運動も定期的に行っていました。

  すると6か月後、彼らの体は、
  余分な脂肪の落ちた、引き締まった理想的な肉体に・・・
  とはいかず、
   なんと骨が浮き出た、
  ガリガリの体になってしまっていたのです


   人間の体は、栄養が足りなくなると
   脂肪だけでなく、筋肉を分解して、
   エネルギーを作り出すしくみがあるのです。
**********************************


彼らの食事場面でトレイにのった食事内容を垣間見ると、

なんと<バターロール1個、マッシュポテト1C、肉野菜炒め?

    そして正体不明の黒っぽい液体……コーヒー?>


このシーンを見逃して、被験者がガリガリにやせ細った写真を見ると、

  「おぉ、プチ断食って恐いのね。やだっ!!」と、思わされます。


+++++++++++++++++++++++++++
正確なカロリー計算はしていませんが、私の1日の摂取カロリーは
多分1500kcalくらいのはず。

自力整体の整食法をしていますから、

  朝食は 味噌汁、浅漬け、コーヒー、ヨーグルト少し、果物

  昼食は 果物のみ または 前日の残りの野菜炒めなど

  夕食は 大量の野菜 + たんぱく質 + 海草 + デザートなど

これでバッチリ、毎日精力的に活動できています。



上記被験者達の食事との決定的な差は、

  大量の生野菜の摂取 + 低炭水化物 です。


私が番組のDirectorなら、

  「この食事内容が問題ですねぇ!」と言わせるところですが、

もしかしたら、番組としての結論を

  「プチ断食」ってイイよ! やってみる価値ありよ!!」よりは

  「昔から云われている<腹八分>で3食バッチリで充分なんだよ」

とさせたい<どこかからの圧力またはお達し>があるのかもね、

と想像したくなる内容でした。


**********************************
私の結論としては、

  「長寿遺伝子がオンになる」

  「腸の空腹時強収縮により、宿便が排泄される」などの

  良い情報があるのですから、


  大いにプチ断食(<朝食は水分のみ>の18時間断食)お薦め!

  で、昼食は繋ぎですから軽くして、午後の仕事を終え、

  夕食は早めに、栄養(生のもの)タップリに、好きなご馳走を!


そして、朝、気持ちよい「起きたて排便 + 朝食後排便」があり、

「毎日、跳ぶように歩けて楽しい」という状態かどうかを

  検証するのがコツです





     
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「50歳からは 炭水化物を やめなさい」 ⑫

2013-06-12 05:34:34 | 図書メモ


分岐点に来ました。
観光客はここで駐車場に引き返し、私たちは周遊コースへ。



P.168 O-157」は清潔な場所でしか生きられない

  大腸菌は悪玉菌と呼ばれ、悪者扱いされがち。

  しかし、大腸菌はO-157などの病原菌が腸に入ってくると、

  いち早くそれを察知し退治するという、
 
  腸内の番兵のような役割を担っています。


  なのに、日本では、ウンチに大量に含まれる大腸菌を汚い菌として

  汚染の指標とし、食中毒の元凶のように未だに扱っています。


著者によれば、これが大きな過ちで、

  人が抗生物質や殺菌剤で一掃しようと取り組むたびに、

  いじめられ続けた細菌たちはより強い子孫を残し続けようと、

  耐性菌を生み続けました。


P.169 O-157もO-111も実態はヤワな菌。

   菌のエネルギーを100とすれば、70を毒素の産出に使うため、

   生きる力は30しかありません。


   種種雑多な菌の棲む場所では、

   他の菌の強さに負けて排除されてしまうような、生命力の弱い菌。


   O-157が猛威を振るうのは、先進国の学校や幼稚園、

   レストランの厨房など、

   隅々まで除菌してある、細菌ゼロを目指す場所です。


   雑多な菌がいない場所では、生命力の弱い菌も

   我が物顔で増殖できてしまうのです


この状況を個人で変えようと思っても絶対無理だなぁ……と、

溜息がでます。






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「50歳からは 炭水化物を やめなさい」 ⑪

2013-06-10 07:12:16 | 図書メモ


P.128 「腐らない食べ物」 フライドポテトその他

  大半の油は大量生産。植物から油を抽出し、腐らせないように

   脱臭・漂白・熱処理が行われ、

  その結果、ビタミンEやβカロテン、レシチンなどの

  有効成分は殆どが取り除かれています。


  さらに、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸の多くが破壊され、

  有害なトランス脂肪酸に変化しています。


これらの安価な油やショートニングを使用した食品は

  フライドポテト、レトルトカレー、アイスクリーム、ケーキ、クッキー、

  チョコレート類、菓子パン、インスタント麺、シチュー・カレーのルウ、

  マヨネーズ、冷凍食品の唐揚げやピザ、コロッケ、

意外なものとして、コーヒーフレッシュもトランス脂肪酸の塊りだそうな!!


安くて手軽で美味しい加工食品は、殆ど全て、体に有害なモノのようです。

問題は、これらが全て、子供たちの大好物だということ。


私自身は、上記の食品は、自分では絶対に買いません。

例外のチョコレートはおつまみに食べますが、製菓用のブロックです。

アイスクリームも「あな吉」シリーズの豆乳から作っています。

でも、一般的には、便利で安価なモノが売れているのですから、

国民の健康の将来を思うと、暗澹たる気持ちです。

実際に「ショック死」するほどのアレルギーやアトピーなど、

食品公害の結果だと断定はできませんが、限りなく黒だと思っています。







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