自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「びんぼうゆすり」で変形性股関節症を治す  2  具体的な方法

2022-11-19 07:15:12 | 身体の探検


昨日のブログでは、何回かに分けて、と書きましたが、
1回で済みそうなくらい、方法は簡単です。

やり方は、
p.66~ 足裏が床にピッタリ着く高さの椅子に坐り、
   痛む方の足の踵だけ2㎝以上持ち上げてトントンと上下させる。



これが効く理由は、
p.64 股関節を小刻みに動かしつづけると軟骨が再生してくる。
   関節軟骨には、血管やリンパ管、神経がなく、栄養は関節液によって
   補給されています。関節液による栄養補給は関節の運動によって促され、
   運動が行われないと関節軟骨への栄養が不足し、変形性股関節症の
   発症につながってしまいます


   イスなどに坐った状態であれば、股関節に負担がかからず、
   股関節周辺の筋肉も十分に緩みます。
その状態でジグリングを行うと、
   持続的に股関節を動かして関節軟骨に栄養が補給され、関節軟骨の
   再生が促されやすくなると考えられるのです。

著者・井上医師の病院ではたくさんの患者さんを手術しないで
普通の生活ができるまでに回復させてきているそうです。
無料でできるのですから、やらない手はないですよね?

しかし、ここで「恐れるべきこと」も、あります。
自力整体もそうですが、本を読んだだけ、または聞きかじりで、
「そうか、じゃあ出来るだけたくさん、強くやってやろうじゃないか!」
と思う人がいて、かえって悪くしてしまう人が居ることです。

井上医師の「びんぼうゆすり」に関しては「やり過ぎ」ということはなさそう
です。でも、股関節の痛みに関する対症療法に関しては、世間一般的に
誤解されていることがたくさんあるようです。

コメント
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