自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「人生が楽しくなるおしゃれ」 マダム・チェリー 著  2019/6

2020-06-23 10:17:35 | 図書メモ


70代後半で楽しそうに暮らしている女性の本を読んでいますが、
お洒落の共通点は、あまりなく、方法も色々なことが分かりました。

パリ暮らしの弓さんはアートメイク推奨派。
チェリーさんは「その日の気分で変えたい」派。
サチコさんは・・・・忘れちゃった・・・・

要は、お洒落は「自分が好きな顔かたちになるための努力」で、
万人共通の決まりは無い、ということ。
私はターシャ・チューダーのように、自然に溶け込んで、
好きな画を描き続けている姿が好きです。

でも、私は絵は苦手で、歌と踊りが好き。
だから、肺を広げるトレーニングと、姿勢を保つ努力は惜しみません。
顔は、舞台メークでどうにでもなる、、、と思っていましたが、

P.93 おごりや人をかえりみない心の狭さは、女の人をきたなく見せる。
   心のやさしさは、必ず表情に表れる。
   
   そんな当たり前のことがわかるようになったのは50代を越えてから。
   (中略)人にやさしい気持ちになって初めてきれいになっていく。


著者は父君がロシア人のハーフで、ご両親ともお洒落。宝塚音楽学校卒。
若い頃は売れっ子モデル、、、という華やかな人生だったそう。
弓さんもサチコさんも、それぞれに華やかな生まれのようですが、
現在の共通点が一つ。

P.94 読者に伝えたかったことは、
   お洒落に限らず、食べること、住まうこと、大切な人たちと過ごすこと
   つまりは、日々の生活すべてを愛おしみ、
   一瞬一瞬をどうか楽しんでいただきたいということ。

この考え方は、私の両親の時代には、あまり無かったのでは?と思っています。
戦争中や疎開先、帰郷してからの子育て時代も
倹約・将来への備えで、家の中は安っぽい家具ばかり。(我が家だけか?)
父の口癖は「今は仮の姿」

結局最期まで「仮の姿(家の設え)」は変わりませんでした。
これに比べると、超お姫様の弓さんやハーフのチェリーさんなど、
子供の頃から「美しい住まい方」が生活に根付いていたのでしょう。

「だから仕方ない」のではなく、
現代はその気になれば、インテリアの本も、外人の友人も、
たまの外国旅行も、自由にできる時代です。
要は、学んで、「素敵!」「真似したい!」と思う点を、
部分的だけでも良いので、実践していくこと!だと思います。
コメント
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