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P.50 ターンアウトのことを解剖学では、
「大腿骨の外旋(外に回すこと)」と呼びます。
P.51 股関節からのターンアウトをつくりだす筋肉たちが
しっかりと働くと踊りが安定する
この筋肉たちは「外旋六筋」と呼ばれ、お尻の深い部分に
あります。骨盤と大腿骨を結んでいるこの筋肉たちの
第一の仕事は、骨盤を安定させる、つまり体を安定させる
こと。
正しいターンアウトができると、踊りも上達するということ。
私がバレエを習って最初に買った本(赤尾雄人・著)には、
英語でなくフランス語でアン・ドゥオールとありましたが、
やはり、これがバレエで一番大切な基礎であるとの記述が。
そして、誰もがバレリーナになるわけではないけれど、
このことを知って、外旋六筋を使えるようになっていると、
トシをとってからの姿勢保持に役立ち、若々しくなるほか、
転倒しにくい体になるのだろうと思います。
P.88~ みんながやっておきたいエクササイズ&ストレッチ
ということで、体幹強化・骨盤安定・柔軟な背中をつくるなど、
バレエに必要なトレーニングが紹介されています。
私自身、週に何回かはプロのDVDに合わせてバーレッスンを
していますが、まず1回目の通し8分間は、フロア・ストレッチ。
椅子の背中につかまるバーレッスンの真似事は2回目の8分間。
大事なことは、独り善がりにならないよう、時々お稽古に行って
先生から直してもらうこと。それほどまでに、バレエは難しく、
だからこそ、最強のエクササイズと称される所以だと思います。