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玉肌日記

2011年08月18日 | 玉肌日記
【法師温泉(群馬県利根郡みなかみ町)】
フルムーン(国鉄時代で1980年程度か)で超有名なる同温泉。前回訪問時は立寄のみであったことから、今回は腰を据えて入浴ということで宿泊で訪問。というのも、女性はこちらの「混浴」露天風呂に入るにはかなりの抵抗感があると思われ、宿泊時のみにある「女性専用時間」で堪能しようという具合なのだが、宿泊してみれば、特に朝夕等は意外に混浴で入浴している夫婦と思しき方々多く、微笑まし。湯殿の照明がかなり控えめなのが宜しいのか、確かに水中に没しているご老人等がいてもしばらく発見できないであろう程度な暗さ。足下湧出であり、湯口はあるものの投入量も適度であって、特に深夜は静かなる環境での入浴で素晴らしい。温泉温度は比較的温めな部類であり、長湯が可能。昔スタイルの脱衣所併設スタイルということもあり、湯船から出て寛げるスペースは充分で、川音を聴きながらの入浴は夜であればなお一層風情あり。盛夏に訪問したが、山奥という環境もあり、朝夕は涼しく、さらに湯上がりに当たる風は心地よし。同温泉は設備も充分であるが、食事に難ありとの評を見聞きすること多かったが、それは実際には真実。料理人の舌感度によるものなのだろうが、複数いる料理人のうちの”ある料理人”が担当した皿なのだろう。特定の皿の味付けがかなり抜けており、”なにを主張したいのか全く分からない味”となっている。評判見聞はこれを不味と言っているものと容易は想像つくが、音域で云えば最も美味しい中域がすべて抜けてしまっているような不思議なバランスであり、過去の居酒屋で経験したソースをかけないで持って来てしまったサラダのような味(その後店長が慌てて振りかけていたが...)。確かにこれほど良い温泉を有している宿は超人気となること必定であり、それをセーブするために”わざと食事の質を落としている”としか(あまりにプラス思考的ではあるが)思えないほどの内容だが、これが変われば確かに予約の取れない超人気宿化か?
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