Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

玉肌日記

2011年08月22日 | 玉肌日記
【柴原温泉(埼玉県秩父市)】
埼玉県は秩父にある温泉。正確には冷鉱泉なのだが、秩父には秩父七湯というのがあり(というとマニアは踏破しなくてはいけなくなるのが性...)、その一つ。秩父中心街から大滝方面に140号線を20分程度行ってから小鹿野方面に入った山中にあるも、車の往来の激しい140号線からちょっと入った山中とは思えない静けさ。柴原温泉は江戸時代から栄えた温泉街ということながら、2軒程度の宿しかなく、至近にはあるものの、山中の一軒家ほどの静寂。温泉とは言っても単純硫黄冷鉱泉であり、循環式の沸かし湯。源泉温度をみれば10度程度とのことでそれでは加温をしなくては入浴は無理だが、塩素消毒臭等もなし。無色透明で循環により減じているながらも、微妙なる湯の華と微かなる硫黄臭はあるが、ほぼ単純温泉的なレベルか。phは8程度でややアルカリ性ながらもヌメリ等の典型的なアルカリ症状はなし。循環であるので湯温は適当なレベルになっているが、通常の鉱泉と云えば燃料費高騰の折、24時間いつでも入浴できるとは限らないのが通常ながら、こちらは24時間入浴可能。温泉についてはやや鉱泉ということで実運用ベースでは新鮮味に不利ながらも、静寂なる環境、都内からのアクセス、そして食事という観点からはなかなかの高評価。特に食事については、地元の料理と思しき創作系であり、信州のような地の独特な食材を使用しているという訳では決してないのだが、味や組み合わせに一工夫以上がなされており、なかなかに刮目。
この記事についてブログを書く
« 玉肌日記 | トップ | フォアグラ日記 »
最新の画像もっと見る

玉肌日記」カテゴリの最新記事