Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

散財日記

2005年07月27日 | CD批評
月下旬の収穫期にて、大量買いの予感。久々に新宿DU。しかし、新宿というのはキタナい街ですな、当方の好まない石原慎太郎が浄化に乗り出すのもちょっとは分かる気も。所用があって開店直後に到着するも、店頭には思い切り生ゴミの匂い。打ち水が一層その匂いを助長させており、休日朝というのにコレでは参る。ところで、前日に東京で震度5というかなり大きな地震があったが、CD屋にいたら上からCDが降ってくるのだろうか、まあそういう死に方も悪くはないが...(と、やけに厭世的)と買い物中にフト思う。
●A Fusion Guitar Tribute「Visions Of An Inner Mounting Apocalypse」
トレード中に背後のオジさんが話しかけて来て、「マクラフリンのトリビュート盤でたの知ってる?凄くフュージョンぽいぞ」と。トリビュート盤と聞いて、一瞬「マクラフリンって死んでたんだっけ?」と思い、聞くと「死んでいない」とのこと。ジャケをみていかにもマクラフリンのトリビュートというより、マハビシュヌの、といった方がイイ気もするが、メンツはルカサー、スターン、ギャンバレ、アバクロンビー等のバリバリ=テクニック系。最近はこういうキツいのを聞くと胸焼け+ゲップという体質(<老化現象?)になったが、まさにそれを裏切らない内容。
●The Anniversary Quartet Live At The Cellar「You 'll See !」
外見が民主党・岡田代表とクリソツ(笑)なエリック=アレクサンダー(ts)が参加しているオルガン+ギター+ドラムというカルテット。ポスト=マイケル・ブレッカーとも言われるアレクサンダー(そうかな~?)だが、演奏は岡田代表のように、華には欠けるものの、なかかなシブい玄人好み。個人的にはベースがなくて、オルガン(のペダル)というのがあまり好きではないのだが、このカルテットはギターが入っているせいか、あまりオルガンがブリブリしていなくて良い。4曲目”You'll See”では、オルガンが同音を弾き続けながらソロを弾く部分があるが、こうも同音を聞かされると、オーディオ機器の故障、もしくは、よくSSの演奏であるキーボードのMIDIエラー(Note-Off情報が落ちて音が鳴り続けてしまう現象)のようで、オロオロしてしまう。ギターはピーター=バーンスタインというらしく、寡聞にして知らないが、なかなか良い演奏。
この記事についてブログを書く
« レコーディング日記(32) | トップ | レコーディング日記(33) »
最新の画像もっと見る

CD批評」カテゴリの最新記事