Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

玉肌日記

2011年05月05日 | 玉肌日記
【東鳴子温泉(宮城県大崎市)】その1
鳴子地域には過去にも訪問歴があるものの、この地域は至近ながらも温泉郷としてなかなかに細分化されており、さらにはその中でも源泉により泉質が違うという「温泉のデパート」的な趣で、まさに別府温泉のような多様なる印象ながら、今回はその中でも東に位置する東鳴子温泉を訪問。温泉街はデフォルトした温泉宿もあり、なかなかに厳しい世相を反映した状況ながらも、街中とはいえ、良質の温泉が湧出しており、今回訪問の湯だけでなく、全体的なトーンとしては「重曹湯」であって、ここは特にその茶褐色の湯の色から「赤湯」といわれているもの。基本的には無味無臭ながらも、木屑のような湯の華成分が多く、そのために茶褐色、赤色のように見える模様。phは6.9~7.7程度と中性。源泉も温度は高いが、加水はせずに投入量を調整することで温度調整している様子。あまり露天風呂は好きではなく、得に「安易なる露天風呂」には嫌悪ながらも、こちらの湯では暖まった体に当たる涼しい風はなんとも心地よく、周囲の森林浴効果もあり、十分なるリラックス効果。この付近には以前として湯治文化があるようで、旅館には湯治部もあって、格安にて長期滞在可能なシステムがまだ残っているが、週末の激走で週末湯治を実現している当方にとっては羨ましい限りで、引退後はぜひ湯治三昧なる生活を、と今からそれを羨望。マニアックなこの地域にはさらなる奥深さがあるものと予想。
この記事についてブログを書く
« フォアグラ日記 | トップ | 玉肌日記 »
最新の画像もっと見る

玉肌日記」カテゴリの最新記事