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玉肌日記

2007年06月11日 | 玉肌日記
【福地温泉(岐阜)】
この付近では一番”ガンバッている”感のある温泉街。湯布院や黒川温泉の影響を受けてか、このような温泉街改革のような動きは日本中で勃興している感もあるが、その中には過度なブリブリ感が全面にでているものもあって、その加減が難しいことは痛感するが、当地でもそのような試みを行っており、”もらい湯”制度なるものがソレ。宿泊すると、他の1軒の旅館の風呂に行く事ができるというものだが、利用時間等にも制限があり、努力途上か。温泉宿がそれなりに軒を連ねる温泉街ながら、主要道路から一本なかに入った道沿いということもあって、温泉街にあまり活気はないものの、この制度で人が旅館街に繰り出す(しかも制度適用には浴衣着着用が必須条件)とやや活気はでてくるのも確かで、ここら辺に狙いがあることは容易に想像。ただ、この付近の温泉宿はどれも奥飛騨的なる古民家を移築したもので、梁等がかなり立派であって、これは建築を見るというだけでも素晴らしい。他温泉街でもあろう”もらい湯”もイイが、この方向性を全面に打ち出すのがよろしいのでは、と思料。風呂は内湯+露天、しかも貸し切り可というなかなか豪華なものながら、日中に入ると源泉掛け流しの故か、熱くて長湯できず。ナトリウム-炭酸水素塩泉ということながら、無色透明、無味無臭で特段の特徴はないものの、川沿いの山里の景色(これもココの特徴)を見ながら、なかなか寛げる。なお、余談ながら、この付近にある”熊牧場”は非常によろしい。熊なんて、人を襲うとか珍味の熊の手・熊肉、さらには熊胆というイメージがある一方、テディベアや果ては”リラッくま”(←当方御用達)までと、そのイメージのインプライド=ボラ(ティリテリ)は非常に大きいが、牧場としてまとめて飼われているクマを見ると、なんだか人間界の縮図をみるようで面白い。これは必見。
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