ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

トレラン 猿投山

2013年05月26日 | 登山

これから暑くなるのでロードを走るにはきつい季節となります。
そこで山登りをかねてトレランをやろうと思いました。近いのになかなか行けていない
鈴鹿の山もトレランを兼ねてなら行きやすいと考えました。
第1回目は、自宅から僅か30分のドライブで登山口まで到着できる猿投山をピックアップ。
調べてみると豊田、瀬戸の両側から登ることが出来、なかなか魅力的な山のようです。近
くにこんなに良い山があるなんて今まで気づきませんでした。

自宅を5時30分に出発して登山口へ6時に到着しました。この時間は猿投グリーンロード
が無料なので助かります。力石ICで降りて僅かで猿投神社。神社横の細い道を200m程
あがったところに50台くらいの駐車場があります。
ここには立派なトイレもありました。
それにしてもまだ6時だというのにすでに20台以上の車が止まっておりびっくりです。

朝6時にして既にたくさんの車


着替えを済ませて6時15分に走り始めます。
しばらくは車道を進み、登山口を示す立派な道標に従って山道へ。いきなり丸太で作られた
階段が続く急な登りとなります。
朝一番、久しぶりのトレイルということでかなり息が上がります。

ここから登山道へ

今日は距離が短いのでなるべくスピードを上げたいと思っていましたが、のっけから歩いて
ばかりでした。
息を切らせて上がっていくと左手に東屋が見え、その先右手に「大岩展望台」と書かれた小
さな看板が目に入りました。登山道から僅かにそれた所で、確かに大岩の上から豊田市方
面がよく見えます。 

大岩展望台


その先で一旦車道に出て、左手から回り込むように東の宮を目指します。

一旦車道へ

東宮の手前でブラスバンドの演奏のような音が聞こえてきました。
最後に階段を登ったところが東の宮。想像以上に立派な建物が建っています。先ほど聞こえ
たトランペットのような音は、60歳くらいで山伏姿をした男性の方が本尊の前で法螺を持ち、
念仏?のようなものを唱えていました。ほぅ。さすがは信仰の山。と感心しました。

東の宮


東の宮本堂と山伏?

一旦下った後は何度かアップダウンがあるものの、それほど苦労することなく猿投山山頂に
到着しました。山頂は北側の展望が開けていますが瀬戸方面の山々を眺められるだけで止
まって眺めるほどのことは無く、そのまま赤猿峠方面に向かって走ります。

東の宮手前の分岐



猿投山山頂


山頂から赤猿峠への気持ちよいトレイル


この辺りは何度かアップダウンがあるものの基本的には下りのためとても気持ちよく走れま
す。展望が無いまま走り続け、やがて赤猿峠に到着。思っていたよりも早く着いたので雲興
寺まで足を伸ばすことにしました。

赤猿峠


赤猿峠の分岐を右に進み、階段状の急な下りをかなり下ると突然林道に出ました。

突然林道へ(右の道から降りて左手に進むと雲興寺方面)

少し緩やかに下ってから、長い登りになります。それほど負担にはならない登りで、下るとき
は気持ちよく下れそう。という感じの坂道です。雲興寺までは下りばかりだと思っていたので、
この登りがいつまで続くのだろうと思ってしまいました。

やがて、左手に古びたトイレが建つ広場に出ました。案内板には、林道はこの先で行き止ま
り、雲興寺はトイレの左手を、そして右手は猿投山山頂としてあります。

古びたトイレ


取りあえず左へ曲がります。
この先はさらに少し登ってから急激に下ります。
鉄塔の下を通り抜け、右手に小さな沢が見えてくると斜面が緩やかになり、あとは案内看板
に導かれてだらだらと下ると5分ほどで雲興寺山門前に着きました。

鉄塔のしたをくぐる



晴れていれば白山も見れるようです



沢沿いの道になると雲興寺も近い


雲興寺(トイレは右手)


雲興寺(うんこうじ)だからというわけではありませんが、急に〇〇〇をもよおしてしまいお寺
のトイレをお借りしました。(しょーもない話ですみません。)

雲興寺よりリスタート




トイレ前の標識

帰りは、途中のトイレまでは同じ道を辿り、そこから林道を横切って「猿投山山頂」と書いて
ある尾根上の道を行きます。途中、痩せた急登りの尾根となりますが、しばらく行くと登山道
に突き当たり「←猿投山山頂」と書いてある看板に出ました。
その看板に従い、Uターンするように左に曲がり走り出したところ、どうも見覚えがある景色
です。そこではたと気づきました。この道は山頂から赤猿峠へ行く登山道に違いありません。
そう思ってきた道を引き返し、そのまま先へ進むとすぐに赤猿峠に着きました。
合流点は、山頂から下りて来るとY字のような形で交わるため最初に通った時は気づかな
かったようです。

赤猿峠から道を左手に。あまり踏まれていない沢沿いの道をしばらく下ると、少し大きな道に
出ます。道というようりは涸れた川底のような感じで非常に荒れた印象を受けます。実際雨
の時は川のように水が流れるのでしょうが、今日は晴れているのでまったく水は流れていま
せん。

赤猿峠からすぐの堰堤

そして、良く見ると複数のタイヤのあとが目に付きます。どうやらこの道が荒れているのはオ
フロードバイクが走り回り、土が流されてしまっているようです。これは酷い。
登山道とは言い難い、荒れた道を下ると、林道に出ました。

下ってきた道を振り返る(右側の細い道)


酷く痛めつけられた道


林道へ

林道右手に流れる川の滝を眺められるように猿投七滝遊歩道が作られているのでしばらく
はそちらを通りますがその道もすぐに終わり。そこから先は長い長いロードの下りです。
足がくたびれてきた頃、広沢神社横を通過し、林道と分かれて左手の田んぼの中の道を通
り、ようやくスタート地点の猿投神社へと戻ってきました。

広沢神社


林道から左手の道へ



猿投里山(人影なし)


広沢神社から猿投神社への道沿いに広がる田んぼ


猿投神社


広沢神社から猿投神社の間は、田んぼの中をくねくねと走りますが、非常にたくさんの道標
が立っているので道に迷う心配はまったくありません。
後はひと登りで登山道の駐車場へ。
約3時間のトレランが終了しました。


この山域は、たくさんの登山道が付けられているようなのでまた次回は別の道を走ってみた
いと思います。近くに良いトレーニングコースを見つけて満足でした。


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