映画 ご(誤)鑑賞日記

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推し活レポート◆2024.Jan.

2024-02-10 | 推し活

 推し活を始めて2年。結構通ってます。ちなみに、昨年(2023年)の推し活実績は以下のとおり。

2月17日 読響@サントリーホール(ブラームス)
2月23日 リサイタル@三鷹市芸術文化センター・風のホール
3月25日 東響@ミューザ川崎シンフォニーホール(コルンゴルト)
3月28日 東京・春・音楽祭2023@東京文化会館・小ホール(シューマンの室内楽)
4月26日 都響@東京芸術劇場(メンデルスゾーン)
6月27日 N響 Music Tomorrow 2023@東京オペラシティコンサートホール(一柳 慧/ヴァイオリンと三味線のための二重協奏曲)
7月 1日  N響ベストクラシックス@かつしかシンフォニーヒルズ(チャイコフスキー)
7月 4日  浜離宮ランチタイムコンサート@浜離宮朝日ホール(ギタリスト・徳永真一郎とのデュオ)

 ……ね、結構行ってるでしょ。8月以降は、なかったんですよ、コンサートもリサイタルも、、、しょぼ~ん。でもでも!その間は、前回の推し活記事に貼り付けた動画の「スコットランド幻想曲」を毎日聴いて、寂しいのを凌いでおりました。

 が!!!

 なんと、この動画、先月突然「非公開」になってしまい見られない・聴けない状態になってしまいました。が~~~~~~~ん!!!!私の生命維持装置だったのに!!

 N響さんよ、せめて事前に告知しておくれ。んで、お願いだから、お金払うからダウンロードできるようにしておくれ、、、。お願いです。私が何年オタクの会員やってると思ってんだ!!!

 、、、と言ってもしょーがないのだが、とにかく、彼女のコンチェルトをまともな音源で聴けるのは、コレしかなかったので本当にショックです。昨年発売されたリサイタルのCDを聴いて、何とか生き延びています。

 そんなわけで、今年も推し活は続きます。せっかくなので、自身の記録のために、推し活レポートも書くことにしました。


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◆1月13日 神奈川フィルハーモニー管弦楽団みなとみらいシリーズ定期演奏会第391回 @横浜みなとみらいホール

 今年の推し活第1弾は、かなフィルとの共演。

 曲は、私の大好きなブラームスのコンチェルト。昨年、読響でも聴いているので2回目。いや、この読響とのブラームスが、とにかく圧巻だった(オケは普通だったけど)。

 なので、今回も楽しみにしていそいそと横浜まで行きました。フランス映画祭では、横浜遠いからなー、と思って行かないのに、金川さんの演奏を聴くためならゼンゼン苦にならない!

 片道1時間ちょいかかって、みなとみらいホールに到着。ここのホールは20年くらい前に来て以来だと思う。ホールについてはゼンゼン覚えていなかったけど、キレイなホール。席は1階のやや前方の中央右寄り。音は、、、どうなんだろうか。

 

 金川さん、濃紺のシンプルなドレスで登場。

 ……が、嗚呼、席選びを間違えたと途中で気付く。楽器の向きが変わると、あの美音が聴こえなくなる角度があるのだ、、、がーん。ダメじゃん、みなとみらいホール!!!

 うぅ。。。悲しい。なんということだ。もちろん、それでも聴こえるときは、あの美音が骨の髄まで沁みて来る。2楽章など、あまりの美しさに陶然、、、。

 やっぱり2階席にするべきだな。このホールに限らず、コンチェルトは1階席で満足な音で聴けた試しがない(サントリーもまあまあヒドい)。でも、席が選べないときもあるし、こればっかりは運だなぁ、、、。

 ブラームスでは、ソリストアンコールなしなんだよね。読響のときもそうだった。でも、なんか分かる気がする。ブラームスは消耗も激しいのだろうし、あの曲の後に何弾いても、何か違う、、、となる。

画像は公式Xよりお借りしました


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◆1月27日 群馬交響楽団第594回定期演奏会 @高崎芸術劇場大劇場

【プログラム】
 モーツァルト/ディヴェルティメント ニ長調 K. 136
 シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
 ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

 自慢じゃないが、私は相当の出不精である。家でダラダラするのが至福の人間。それなのに! なんと、高崎まで行ってしまいました!! 新幹線の距離ですよ? もちろん、在来線で行きましたが。片道2時間超!遠かった。この私が、、、。自分でもビックリ。

  

高崎芸術劇場外観&ロビー。このホールは初めてなのだけど、駅からは近くて便利。完売とのことで、すごい激混みでした

 ……というのも、曲がシベリウスだったからです。ブラームスだったら、行かなかったかも、、、いや、行ったかな。

 難曲で名高いシベリウスだけれど、結構、ソリストによって個性が出る曲だと思う。私はこれまで、この曲はライブではなぜか、日本人女性バイオリニストの演奏ばかり聴いている。諏訪内晶子さん、青木尚佳さんで、いずれもN響と。どちらも良かったけど、私は基本的にあんまし感動しない人なので、「凄いなー」で終わることが多く、彼女たちの演奏もそうだった。

 で、3年前に、青木さんの演奏と、金川さんの演奏(都響)を聴き比べた感想を書いている人がいた。その人が言うには、青木さんの演奏は、シベリウス・北国の人々の心理の深層に迫り得た演奏だったが、金川さんの演奏は「ドイツ的な解釈」で疎外感を味わった、、、んだそうである。

 私は、青木さんの演奏はこの方と同じ演奏を聴いたわけだが、正直言って、彼女のシベリウスから特別北国の魂なんぞは感じなかった。シベリウスの曲はもちろんいくつか知っているし、好きな作曲家ではあるが、そもそも私は骨の髄まで日本人なので、「シベリウス・北国の人々の心理の深層」がどんなんかさっぱり分からん。

 で、この日は、初めて金川さんのシベリウスを聴くことができたのでした。

 いやぁ、、、もう2楽章がね、、、、涙出ました。北国の深層とかそんなん知らん。とにかく美しく、心の襞に深く入り込んでくる美音が、ただただ沁みる。そこからラストまでの躍動感は、行ったことないけど、それこそ、北欧の雪が舞う森の情景が浮かんできたよ、私の脳内には!!

画像は公式Facebookからお借りしました

 んでもって、今回はソリストアンコールがあり、「パガニーニ/カプリース 第24番」。超絶技巧をサラサラと弾いて、圧倒されました。

 ちなみに、このコンサートの前に、金川さんのトークがあり、彼女の飾らない一面を垣間見ました。フィンランドにもコンクール前に一時期ホームステイしていたことや、コンクールのプレッシャーなども聞けて良かったです。

 帰りに、有名なだるま弁当などを買って帰りました。美味しかったです♪

 

 


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