最近、ビデオで「無法松の一生」主演阪東妻三郎を見た。
明治時代、人力俥夫の男が、ケガをした少年を助け、その家に行き、その家族と親しくなる。その家の父親が急死、少年と母親を助ける。少年は成長し、男は母親に思いを寄せるが、亡くなってしまう、、、というようなあらすじ。
男の生き方はすごくシンプルで誠実だ。見ていて気持ちがよかった。悪いことは悪い、とはっきりしていた。地位・権威のある者に対しても接し方は同じだ。
一度の人生をどういきるか。それはいろいろな選択肢があるが、自分の思うにように生きることが一番に思う。やはり、信念などを持ち生きることが必要で、心がゆれない生き方をしたい。
以上の観点から世の中をみると、その正反対の人たちでいっぱいだ。人生の処世術を身に付け、それにもとづいて生きる。
長くても、短くても一生は一生。「無法松の一生」を見て、何か新鮮なものを感じた。