再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(979)

2011-05-28 09:08:29 | Weblog
 この世に生きていて、「事実」が事実でなくなる場合には閉口する。一つの事実があり、それをどう解釈するか、10人いれば、10人とも異なる事実が誕生する。

 特に、ある事実に関係し、そこから利益を得ようとする者は、事実をまげてしまう場合もある。なぜ、そこまで事実を歪曲するのか、と不思議だ。勝手に事実を、自分の都合のようにしてしまうケースは多い。

 「事実」が、いろいろな人の解釈によって、事実らしい事実が、いくつもできてしまう。本来の事実がとんでもない結果になることもある。

 極端に言えば、権力の都合のよいように事実がひん曲がってしまうこともある。
 事実のために徹底的にたたかった場合、死もある。特高による拷問がその例である。

 今回の東日本大震災で、トラブルとなっている東京電力の原子力発電所の問題は、事実がどこにあるのか疑いを持つ。東電側の発表がころころ変わるからだ。事実を隠蔽しようとし、どんどん「ウソ」をついていると思われてもしかたがない。

 いつの時代であれ、「事実」をしっかりと、自分の頭でとらえることが重要だ。