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のぱれぇど

2022年09月30日 | Weblog
 9月 30日

 映画「・・のぱれぇど」を観てきました。

 アタイの評価、映画の序盤は70点。ところが段々と面白くなってきて、
観終わったときには90点。合格でした。
 
 このシリーズは映画とTVドラマの両方があって、同じ主役で15年続いて
います。そうすると、主役が青年から中年になるわけで、年齢とともに体が
ふっくらとしてきているのがいいですね。(笑)
 (まぁアタイはTV版を見ていません)

 原作(小説)、アタイが好きな作家なので、題名は知っていたし、読んで
いるはずなんだけど、内容は覚えていませんでした。映画が進んでいっても、
思い出しませんでしたね。

 パレードのシーンが長い。って、初めは思ってたんですがぁ。実はその
パレードが重要だったんです。(金を掛けているパレードシーンです)
 それから逆光のような暗い中で、仮面を付けてヘンな踊りをする人たち。
これもあとで明らかにされてきます。

 事件は主役の推論・仮説を裏付ける形で解明されていきますが、全てが
明らかにはなりません。そこがチョイとアタイには不満ですねぇ。日本の
警察が得意(本当かどうか、個人的には疑問を持っていますが、小説やドラマ
ではそういうことになっている)としているアリバイ捜査は描かれていません
ね。観客には「主役が推理したことが事実だと思ってくれ」って感じです。

 複数が関わった犯罪は綻びが出る。その糸を手繰っていくと、だんだんと
事実が明らかになってくる。切れた糸と糸を主役が仮定で繋ぎ合わせていく。
劇場で見ている客はそれが本当のことだと刷り込まれる。

 刑事役の「かずき」、役作りにはこだわる人のようですが、この映画でも
気合が入っていましたねぇ。役者としてはそれほどウマイとは思いませんが
役作りにかける思いには頭が下がります。

 事件が解決(完全に解決ではない)。んだけど気分はスッキリしなかった
ですねぇ。とかなんだかんだといっても、シネマは映画館がいいね。(^^)/
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