9月 9日
オペラでした。その2
昨日からのつづき。
食事おわり。歩いてホールまで行く。クネクネ曲がったりダラダラと上り
下りしながらの初めて歩く道。雨が視界をまだらにしていました。
あーぁ。あの人が歌う日はなんだかいつも雨模様だぁ。なんて思いながら
過去のことを思い出していました。初夏のときは傘が役に立たないぐらい
土砂降りだったなぁ。って。
開演10分前にホール入口へ到着。
「チケットをお持ちの方は直接お入りください。予約の方はコチラに並んで
ください」と、案内の人。
殆どの人が予約でしたね。アタイも並びました。
客席、同じグループは続けて座れます。他の人とは1席空けて座るように
指定されていました。(そういう配置ですが、完売です)
後方の席でしたが、それほど大きなホールではないので、問題なし。
開幕です。(幕は初めから開いたままだったけどね)
このグループの公演、まずは演劇陣が有名オペラを日本語で演じます。次に
同じ場面を歌劇メンバーがオペラとして演じます。
なので、セリフ(歌)の日本語字幕を舞台の両サイドに出したりする必要が
ありません。この日の演目は フィガロの結婚。イタリア語。
演劇陣のデキがよござんした。声が飛んでこないセリフもありましたが、
それなりの出来。
いつも思うことですが、オペラは歌が長い。同じ場面なのに演劇の2倍から
3倍ぐらいも時間がかかる(歌っている)。イタリア語でどんなことを歌って
いるのかわかりませんが、なんだかんだとグダグダ言ってるんでしょね。
笑える劇なんですが、アタイの前に座っていた男性と、アタイとでは笑う
タイミングが違ったんですよ。他人ですから笑いのツボが違って当たり前では
ありますが、あまりにも違うので、「もし知り合っても、この人とは友達に
なれないだろうなぁ」なんて思ってしまいました。(笑)
そいで、フィガロは元々が上品な劇ではありませんが、今回の作りは下品
でしたねぇ。脚本なのか演出なのか知りませんが、下ネタの連続。
人をイジッたり下ネタで笑いを取るのは下の下だと思うね。
そいで、コンサートとか演劇や落語など、上手いと感じたときは、すぐに
居眠りするアタイですが、今回はずぅ~と起きていました。(笑)
笑えたけれど全体としてはつまらない。だね。(^^)/