たまおのページ

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やぁねぇせんに

2016年03月01日 | Weblog
 3月 1日

 谷根千に行ってきました。その2

 根津神社から森鴎外記念館へ向かいます。
 「この病院へは通院してた」
 「救急で運ばれた」
 「お見舞いに来た」
 「先生がいい人だった」
 そうなんですよ。日本医科大学病院の裏通りを歩いて
いきました。
 「この坂道の両側には古い日本家屋が建ち並んでいた
のよね」ってみさおさん。
 「わぁー紫色の花がキレー」
 「ここから海が見えたのよねぇ」



   建物入り口

 そうなんです。森鴎外が自分の住まいに付けた名前が
観潮亭なんですよ。つまり、台地の上なので、海がよく見えたん
でしょねぇ。
 記念館は文京区立の立派な建物でした。建物がリッパすぎて
展示内容が追いつかない。そんな印象でした。
 (遺族から寄付された資料とか土地をどうにかするには。
って、お役所が考えて、大きな箱物を造ったんでしょ。
 職員がヒマそうにしていましたね)

 記念館から安田楠雄邸へ。
 この屋敷を建てたのは豊島園(遊園地)の創始者ですが、
その建物を買ったのが安田楠雄(安田財閥の一族)です。



 縦長の日本家屋ですね。関東大震災、第二次世界大戦を
生き延びて(焼けたり壊れたりしなかった)、つい最近まで
住宅として使われていたそうです。
 夏は暑いし冬は寒かったと思いますよ。屋内と屋外を隔てて
いるのはガラス戸1枚ですもん。 それに、エアコンなんか
ありませんからね。

 んで、いつもは水曜日と土曜日に公開されていますが、
2月末から3月2日までは 上巳の節句(ひな祭り)という
ことで、連日公開されています。
 
 見学料金は「維持修復協力金」という名目で500円。
アタイ以外の英会話仲間は 抹茶をいただく ということで
あと500円(合計1000円)でした。

 ボランティアの人が邸内を案内(説明)してくれるんです。
この家具はどうのこうの、この庭はあれだこれだ。って。
 そうだねぇ。金はかけているけれど、金ぴか趣味ではなく、
さりげない上質。って感じの家具や装飾ですね。

 たとえば、説明はこんな感じ「洋室用に椅子に座ったまま
使ったりできるように作られた<手あぶり>(中には作り物の
炭が入れてありました)です」
 「なるほど、材木に両手両足を縛られて、下から火をつけ
られるんですねぇ」ってアタイ。
 「おきゃくさん、それは 火あぶり これは 手あぶり
ですから」って笑ってくれました。



 んで、これが本命の ひな人形。
 娘が2人いたそうで、内裏雛が2組ありました。

 他のみんなはここで抹茶でしたが、 アタイは次の用事が
あったので、お別れしました。
 邸から坂を下って谷中銀座の中をあるき西日暮里駅まで。
天気も良く、絶好の散歩日和でした。(^^)/
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