今日はくじら教室。まずは宿題とした俳句が出来たらしく、それをどう入れるか?の配置から・・・・。最初から俳句ありきって事なら、不便は無いのだけれど、どうしてもふたつの・・・・って4文字がバランス悪く、2つの・・・みたいな数字を入れて3文字とかにするのはダメ?って聞くと、
それはダメらしく・・・すると、絵手紙ではそう言う時に文字を横にしたりする・・・・って知識がくじらにあって、こんな形に落ち着いたのね。
これで自宅で文字は進められるようになったので、これはこれでおしまい。更に、先日のアクアリウムバスでのデモストレーションとして始めたものの、
数枚やって忙しくなって途中だったペンダントトップを張ってあって・・・・目地をして
それと平行に本日のメインはこっちなんだけれど、まっのん気な感じで進めているんだけれど、それはそれで良いのね。何しろ自宅でもやってて、イベントにも参加して、尚且つアトリエにも・・・別にそんなにモザイクに携わらなくても俳句の人だし、何と無くやって何と無く無理なく続けて貰えば良い。
それと普通は色んなモチーフを作りたくなって、あんなのこんなの・・・って目移りしたくなるものなんだけれど、くじらは俳句と金魚と鯉以外は作らないだろうから、それだけを作っていれば良いから、代打とか代走とか、専門分野の人みたいな選手みたいに考えれば良いのね。
だから、あれもこれもじゃなくて、モチーフを絞って限られた時間の中で、ずっとそれだけを作り続ける。でも、本来はあれもこれもとしたくなるものなんだけれど、くじらの金魚や鯉と俳句の好きさ加減は半端じゃないので、ある意味ブレる事は無い。
ただそれじゃずっと同じ事を続けなきゃならなくなるのだから、飽きないような・・・続けたくなるような・・・いつもとは違う何か?が必要になる。
それが無理なく・・・なのね。ただいつもの無理なくって言うのとは、ちょっと違っていて、メインは俳句の人だから、俳句は力いっぱいになる。
つまりその息抜きでのモザイクなんだけれど、息抜きなのに必死な時間みたいな向き合い方だと辛過ぎになる。そこで最初は得意の俳句に助けて貰いつつ、モザイクの完成度を上げて行こう・・・くらいの話だったが、もうそれを絞りに絞って、そこまで好きならそれしか作らない・・・って形にしよう。
ってな事に落ち着いたのね。これなら何にしようかな?って考える必要は無いし、俳句にしてもいっぱいストックも持っているし、仮に新作を作るにしても、そっちのキャリアから考えればそれほど困る必要も無いでしょ?きっとね。
そんな感じでやっていると、あれ?・・・・さくら・・・・。どうやらアクアリウムバスでのねぎらいの為に来たようなのね・・・まぁさくららしい事。
そんな中、キウイもやって来て・・・・随分と賑やかになったのね。そんな訳で当日の話などご歓談となって・・・・一緒にお昼。
そんなこんなでさくらが帰った後、キウイが少し仕込みをするって事になり、しばらく一緒に仕込みとお教室。
今日の仕込みは三角にする・・・・事なのね。1時間くらいやってたのかなぁ?・・・・辛いぃぃ、腕が痛いぃぃ、やりたくないぃぃ・・・って言いつつやっているのを見て、くじらがキウイさんって面白いって。普通それだけ言うのなら来ないでしょ?って・・・あはははは。
だってこんなに大変なのに報われないぃぃって。誰も気が付かないぃぃって・・・・あはははは、全くなのね。ただ、まだそれが判ってお金を出せるお客さんに出くわしていないだけで、折角見つかっていないんだから、見つかるまでに上手くなっちゃえば良いだけなんじゃないの?ってな話。
そもそもまだ3回しかやった事が無いんだから・・・あはははは。すると、くじらが3回?って・・・。あんなに上手いのに・・・。だろっ、そう言う事なのね。それがキウイの凄さで、あぁ言いつつちゃんと結果を残しちゃうのね。私には無理だわっ・・・って言うので、そりゃ違うね。
そもそも出来るか、出来ないか?を自分で決めている時点で出来ないのは当然。それじゃ誰も応援出来ない。最低でも出来るかな?・・・って興味を持たなきゃね。それとか、やって見たいな・・・とかね。ほら、やってみ・・・・こうして、こうして・・・こう・・・って感じで1枚切らせると、
あっ出来た・・・って。ほらね、大理石を切るって言うのはこんな感じ。出来ないんじゃなくて誰でも出来る。ただお金を取れるように切れるかどうか?は、やる気とか、経験値とかが必要になるので、沢山切らないと慣れないでしょ?ただそれだけ。
これがタイルならお手軽に自宅でも切れるが、大理石となると色々と制限があるし、そう言う機会が少ないだけで、キウイはそれを逃さず体験している分、上手くなっているのね。ただそれは今までの実績あっての事なんだけれどね・・・・。
ただ誰でも3回でこんなに上手くなるか?って言うとそうじゃないけれどね。要するに昨日も言ったように、誰が見てても、どんな所でも、何も変わらずいつも通り・・・って言うのは、真の実力者であって、自分のやりやすい場所でしか結果が出ないようでは、ヘタな職人みたいな話で、
誰もいないからプレッシャーが掛からず結果が出るみたいな話で、人の手伝いだとあがっちゃう・・・とか飲まれるって良くある話なのね。
ほら、サッカーのアウエィなんかも同じ事で、凄くて上手いって言うのは何処でも一緒なのね。
ただその人の1歩目って言うのは、誰もの1歩と変わらないのに、差が続けている内に変わるのは意識なんてもんが大きく影響するのかもね・・・・。
そう言う点では、くじらの場合、技術よりも精神論的のものから入っちゃったので、また来るだろうし・・・の前提で長いスパンで考えられるので、
慌てる事も無く、幅を狭めて絞って技術指導みたいな感じで、いつものお教室とは感じが違うのね・・・・どちらかと言うと、モザイクよりも俳句の分野に役立つのかも知れない・・・・って感じなのかもね・・・・物の考え方とか、作品での人への伝え方とか、オリジナルに対する姿勢みたいな、
すでに俳句でやっているくじらに、俺のモザイクの姿勢を話す事で、何か刺激になるような事があれば、それが俳句に生かされるかも・・・と思って来てくれているような人だから。だから、ついでにモザイクもしてて・・・・って緩い感じのお教室なんでね。それは班長も一緒。
この2人は独特なお教室なのね。そう言う点でも、さっきのキウイのようなスタイルの人は見た事が無いだろうから、刺激になるだろうね・・・。
そもそも俳句の人に、あぁ辛いぃぃ、やりたくないぃぃ・・・って俳句やっている人見た事無いと思うのね・・・・でもね、そう言う気分て無い?
多分あると思うのね・・・それを口に出しちゃう人なのね・・・キウイは。ただそれを言うに当たって、タチが悪いのは上手いのね・・・あははは。
これがヘタなら、こらこらって話なのに、そう言うセリフを言っても、くじらには上手い人だ・・・と思わせる事が出来ちゃう結果を見せられる。
しかも、体験して見て、これを文句言いつつやってたの?・・・・話ながら・・・それなのにたった3回で・・・・やればやるほど凄さが判るはず。
大事なのは技術もそうだけれど、ある程度の腕が付いたのなら、誰がいても何処でもいつも通り・・・・そう言う心が大事なのね。