katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

何だか今日はあっと言う間に・・・

2024-04-24 07:11:54 | モザイク作家
今日は半日自宅の水道の件で・・・そんな訳で午後からとなったのと、何と無く気忙しくなるのも嫌なんで、つっちーに頼まれた件を動く事にしたのね。ただどんな事をするか?は決めたけれど、

それを実際に作った時、どんな感じになるのか?って雰囲気を型紙みたいなものを作りたくて、まずはその下地になる椅子を買って、100均に行って・・・。ただこれが中々難しくてね。

ただ見せるだけなら、強度は余り必要では無いけれど、不特定多数に座られるとなると、壊れないように・・・となれば頑丈に作りたいし、しっかり作ると頑丈って言うのは当然重くなる。

簡単な話で、室内の壁に飾るなら、軽い方が良くて、なおかつ触らないで・・・のお達しがあるのなら、割と簡単に事は済むから、スタイロって断熱材で下地を作るって事になるし、これが外って

事なら、鉄筋とラス網ってもので形を作り、モルタルで・・・となる。良く使う甘いなら甘い、しょっぱいならしょっぱいって言う偏ったものは、極端なんで判りやすいのね。ただその作品が、

戻って来る事になると、余り頑丈で重いのもね・・・って事になると、必要最低限に・・・と抑えたくなるのね。そうすると、その必要最低限ってどの位?・・・ってさじ加減に悩むのね。

そんなこんなで一応部材は揃ったんで、下絵を見つつ型紙作りをして見たんだけれど、平面の下絵を見て立体にして行くのはとても難しいのね。何しろ単なる下絵だってこっちはバタつくんだから

・・・。まぁそれでも一応方向性は見えて来たし、こんなやり方誰もやらないし、感じとしては建築のワクワクさん・・・みたいな事だと思うんだけど。ただ完成すると中々の見栄えにはなる。

そっちの話は解決はしていないけれど、何と無く行けそうな感じとして、もっと根本的な事があって、例えばお客さんの依頼の作品なら、お客さんの意向を汲んで・・・となる。

これがイベントなら、同様で今回のように毒の生物って事でカツオノエボシみたいな事になる。どちらにしても相手に寄せる方向になる。所が今回はつっちーから頼まれたもの。

イベントサイドとつっちーって考えると、つっちーは俺を誘った時点で、何でも良いんたろうね・・・きっと。ただ運営サイドはどうなんだろうか?と考えたりもするのね。

こう言う時に思うのは、北斎が凄いって扱いをする人がいる。じゃ春画も凄いよね・・・と世界的にも認められているが、ちょっと・・・って受け入れられない人もいるのは事実。かと思えば、

サザンのデビューアルバムには、女呼んでブギって歌があって、歌詞に当時でもかなり不適切なものがあったりする。もはや春画のようなね。ただシングルカットじゃ無い所が配慮かなと。

それが売れると、マンピーのG★SPOTだったり、BOHBO No.5だったり、もはや公の春画でも万人に受け入れられちゃう訳で・・・。とてもやりやすくなる。昔、何度か女の人の裸をモチーフに

した事があったが、駆け出しの頃は何も考えずに作ったりもしたが、段々と身の回りに女の人が増えると、その人達の意見を聞くと色んな規制を自ら作り、その1つがデコルトゾーンは開放しても

アンダーのラインはエロいみたいな・・・そんな事もあったり、そもそもお任せしますって事がほぼ無いし、春画テイストはかなり封印して来たが、今回は色々考えた末に、作る事にしたのね。

そもそもそのイベントには、有名なタイル屋さんらがいらして、勿論つっちーもその1人なんだけれど、その人達を総称して俺は誰にでも判るように、エリートと呼んでいるのね。

その人達はそこのスポンサーの企業にも当然知られているような人だと思うのね。さてこんな事を踏まえた時、俺は挑戦者側であって、フェスなら端っこの小さなステージって感じだと思うのね。

この時に、流石に音量を上げて目立つように・・・なんてした所で、そもそも有名な人達の所が賑わう事になる。これは当然の話。ただフェスは同じ時間帯になるから、どっちか?となる。

ただイベントとしての参加となると、そこにエリートの人達の作品もあるから、同時に見て貰える権利が発生する。ただエリートって人達は、エリートらしい作品を作ると思うのね。だって、

エリートなんだから。そこへ同じようなものを作ったとしても、代わり映えしないどころか、立ち止まって貰えるとは思えないのね。大体個性的って言うのは、万人受けするもんじゃ無いのね。

つまり依頼の場合は、あれこれ規制が掛かるから、凄い個性的では無くて、程良く個性的とか、可愛く個性的とか、切なく個性的とか、表現が綺麗になる。だから今回はもしかすると、最後の

やりたい放題・・・って本気のエロで良いんじゃない?俺の春画・・・って感じにって思ったのね。つっちーに何でも良いから・・・って誘われたんだし・・・。本気だし・・・。

会場ではその作品に座れるらしいのね・・・でもね、芸術作品に見えたら中々座れないよね。そもそも本気の玄関の床のモザイクって、最初踏めない・・・って言われるのね。配達する人達でも。

じゃいとも簡単に座れないような作品にしないと・・・だから座れるけれど、座ると恥ずかしい椅子・・・って言うのがテーマなのね。挑戦的なら座れるもんなら座って見ろよ椅子。

そもそもエリートと同じ土俵に上がる事になる。前頭の最後の方って感じね。それなら肩書きが見劣っている分、飛んだり跳ねたり、かわしたりしても良い身分じゃん・・・ってね。

これがキチンと横綱扱いになったのなら、品格とか求められるだろうが、何処かの企業とか、商社みたいな参加の下では無く、素浪人での参加なのだから、良く見て貰う為にも、ゲロっって感じの

ものが良いと思ったのね。要するに若手芸人の爪痕残しみたいな感覚ね。落語のはたののりゆきでは、名のしれた彫刻師の2代目の葛藤の話だったが、それとてエリートの話であって、結局、

エリートのせがれが先代と比較されて見劣りしていた・・・しかも作っているものがオリジナルで、かっぱのようなたぬきのような・・・って得体の知れないもの。所がひょんな事から、

命掛けの最後の作品に観音様を彫ると認められる・・・って、当たり前の詰まんない話なのね。ただ、人がオリジナルを理解出来なかっただけで、人は見かけで判断するものだから、そもそも、

比較対象物が先代ととなると、恐らく逃げたんだろうね・・・きっと。ただ最低でも彫る事は上手かったはずなのね・・・そもそも下手な奴が観音様を先代と見間違うもの作れるはず無いじゃん。

ってな話。ここが厄介な話でね、例えばテレビでも、ワインの甲乙だったり、音色の聞き分けだったり、絵画の本物見つけだったり・・・まぁ鑑定的な話ね。それを例えば、音だけ聞かせるとする

・・・曲は猫踏んじゃったとでもしようかな。それなら俺でも弾けるから。それをピアノを習いたての人や、ピアニスト、俺も・・・余計な事無しで聞き分けられる?そうなのね、簡単過ぎると、

判りづらくなるのね。これをクラッシックとか、オリジナルで・・・とか、難易度を上げて行くと、そもそも参加出来無くなる人続出となり、勝手に順位は着いて行くのね。誰もの権利を

失って行くから。だから誰もが参加出来るとなると、優しいお題と、規制が少なくなって行くものなのね。となると、俺みたいに知る人ぞ知るなんて程度では、予選に埋もれちゃうでしょー。

だから普通のピッチャーとかバッターとか、選手なんてくくりじゃ、爪痕が残せないのね。だからデブのホームランバッターとか、小さいピッチャーとか、170キロの速球とか、消える魔球とか。

何か特徴が欲しいのね。それと昔から言っているのは、誰もが好きな花とか犬、猫・・・ってそのモチーフ自体が素敵なものは、そのポイントが入ると思うのね。だからゴキブリみたいに、誰もが

嫌いなモチーフにすると、純粋にモザイクの技術だけで勝負する事になるのね。ただその失敗がかっぱだぬき・・・かっぱだかたぬきだか判らないもの・・・って場合、見る人は何だこりゃ?って

事になる。だから良く見て貰えないかも知れないのね。良く見て貰えない・・・ただ印象には残る・・・ウェッ、気持ち悪いぃぃってね。でもその記憶で十分なのね。そもそも普通では、全く

記憶には残らないのね。あくまでフェスみたいな話だから。名も知れないバンドと、誰もが知っているバンドの中で、記憶に残さないとならないのだから。ただ恐ろしく注目されても困るのね。

そもそもエリート側では無いから・・・俺はあくまで一般として参加であって、招かれたのでは無いのだから・・・だからこそ何の規制も無く、やりたい放題やるって決めたのね。

それと素敵なものはエリートが作るはず。だから素敵な作品は要らない。花だの文字だのって単純に誰もが使って来るだろうし、つっちーにしても、恐らく可愛いものって来るだろうし・・・。

じゃ残ってんのは・・・エロいのだなって。本気で自由に作れる最後の作品かも知れないから・・・って思って、売れていない中で作れる最後の作品なんだから・・・って思って。

最後の作品を楽しみながら作らないと・・・。

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