katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

kameyaさんと料理の先生教室

2024-03-24 08:34:58 | 出張教室
今日はまずkameyaさん。ではまずりょうさんから。自宅でパーツを仕込んであって、張るって所からスタート。

良い機会だから、点の作り方と線の作り方の違いの説明って事にすると、この1cmタイルの4分の1の半丸のパーツは、同じサイズに切れれば、何処にでも使える。そして1枚で完結する。

こうしたものを点で作る・・・とするのなら、

髪の毛のような、同じ幅をキープしつつ、最後までたどり着いて1つのパーツに見せる・・・こんな事が線の作り方。難易度がはるかに違うのね。勿論後者が難しいのね。

これを前提にどちらかと比較すれば、点の方が難易度が低いのだから、それを自宅で切って来たって事になるのね。ただ月に1回の場合、30日に1回って感じになるのだから、忘れてしまうのね。

えっと・・・って具合にね。所がこの30日の間に、何処かでタイルを切った事になる。これが15日後なのか?7日前なのか?にしても、30日もタイルを切らなかったって事にはならないのね。

ほらこう聞いただけでも、いかに復習って言うのが大事なのは言うまでも無いのね。ただとは言うものの、良くある話で、まだ体験のように始めた頃は、30日待ち切れないって感じで、自宅で

張るだけでもやってみたい・・・って気持ちになったりする。しかしながら、慣れて来ると新鮮さが消えると同時に、慣れる・・・つまりそこそこ上手くなったり、ある程度作ってしまった・・・

って事になると、制作時間が一定だったり、楽なものだったり、悩まない事ばかりを選ぶと、あぁこんなもんかぁ・・・ってな気持ちになるのね。これが慣れって気持ち。ただそこを打破するのに

大作なんてもんにチャレンジをしたとする。そこは人それぞれで、例えば鍋敷き位が最高の大きさだったとすると、20cm程度になるものを、50cmにすれば倍になる。これは大作だし、体験後に

20cmの鍋敷きなら、その人に取っては大作になる。まっこうした意識の問題なんだけれど、大きくなるって言う事で、段々とか徐々にとか、段階を経て行くと、大変さを知ってしまうのね。

こんなのやれば、きっとあぁなるかも・・・みたいにね。それが緊張感を生むし、プレッシャーになるのね。ただそれが上手くなる事に繋がって行くんだけれど、その時に何と無く決めたのか、

これがやりたい・・・って意識の違いで挫折する事もあるのね。例えば、意識が高くなるって言うと、ウチの犬みたいに絶対欲しいでしょ?こんな場合、どんな形であっても、たどり着く方向に、

進めるし、何と無くでも、何かのキャラが好きって始めても、完成させて飾りたい・・・って思いは一緒なんで、こうした場合は、何とかなるのね。ただ、何と無く・・思い付かなかったから・・

こんな場合、レッスン料や材料費がかさめば、何でこんな事してるんだろうか?って思ったり、雨だから行きたくないな・・・とか、他に楽しい事が見つかったりすれば、そっちの方が良いに

決まっているのね。ただそんな場合は、きっとそこでもまた同じ事が繰り返されるので、楽しいと思う事だけ選択して行く事になるから、どれもこれも上手くはならないのね。ただ楽しみだから。

所が、悩むとか考えるとか、楽しいだけじゃ無くて、ちょっと苦しい・・・って乗り越えるなんて作品を選択をした場合、そりゃ苦労するなんて事になるのね。ただそれが進級でしょ?

厄介なのは例えば、九九を始めた時、トイレにお風呂なんて所まで張り紙して覚えたりしたとする。もはや特訓だし、洗脳だな・・・でもね、質問に答えた時に、出来るじゃん、凄いじゃんって

言われて嬉しかったりしたのね。ただそれを中学生や高校生に質問する?しないでしょ。しかも答えて嬉しい?当たり前なのね。つまりコースターや鍋敷きで楽しい時期はあるけれど、年期って

もんがあって、習っている年数みたいなものがあって、その時に自分の一番自慢の作品みたいなものが無いと、何万個もコースターを作っても楽しみが継続されるか?となると、難しいし、逆に

因数分解や微分積分が楽しいか?って言うと、挫折対象にもなるのね。算数の時は楽しかったのに・・・ってね。この境目を間違えると、私もやる・・・みたいな連動したような場合、

何でこんな事をしちゃったんだろうか・・・みたいになるものなのね。いずれにせよ、こうして自宅でパーツ切りを出来るようになると、張らないで切るだけなら、取り返しが付く安心な気持ちで

やれたりするのね。そうすると、これも慣れで、切れる・・・って気持ちになれば、やる気になる。ただただ切るってだけに慣れると、また進級になる。あぁそれは出来るようになったのね。

って具合に。それなら進級って何?って言うと、ただ切るって言うのは、一軍、二軍、子供達の合同・・・ってパーツが容器に入れてあるって感じなのね。つまりただ切ったから。

それを一軍成功パーツ、これは駄目かもな・・・の二軍パーツ、これは失敗って子供が入れちゃったみたいなパーツみたいにふるい分けすると、これだけで緊張感が出るものなのね。

しかも成功の一軍がいっぱいになれば自信になるし、子供パーツばかりになれば、不安にもなる。これがプレッシャーと向き合う事になるのね。これが進級の練習になるのね。

それを自分に甘い目で見極めると、成功は沢山になるし、厳しい目で見過ぎると、失敗だらけになり、落ち込むし手持ちのタイルが無くなって来る・・・その時の指導は同じ失敗を繰り返えさない

事。何故失敗したか?基本の動作に抜かりは無いか?もしかしたら、ここをおろそかにしたんでは無いか?と是正して、失敗に変化が出れば、是正対象が見つかるが、維持になりこんちくしょう・・

ってやっても結果は出るはずが無いし、ただただタイルを無駄にするだけ。全ては根拠があって、結果はちゃんと後から付いて来るものなのね。だから今、数を沢山よりも、成功はどれ?って目が

必要なのね。しかも誰が見ても成功では無くて、今の自分ではこの位が成功・・・って、言う自分と、自分は出来なくても、出来る人の成功と失敗を見極める目を養う事。そうすると、あれが本当の成功パーツね・・・って判るし、

でも今の自分があれだけを成功とした場合、2枚しか成功が無い・・・なんて事になれば、心なんて簡単に折れる。そうじゃ無くて、自分のパーツを整えて、5、6割成功に見えるようなパーツを

成功とします・・・的な考えで、1、2割の成功にしない・・・って卑屈にさせない事と、反対に8、9割成功なんて甘過ぎにしない・・・って、正しい判断力を付ける練習をする事なのね。

そう言う点では、今日のりょうさんの半丸はお見事だったし、線でのパーツは四苦八苦してたのね。ただこうして画像を見る限りでは一切判らないだろうけれどね。では棟梁。

ここまで来ると指導は目で見える事では無く、考える事なのね。タイルを切る事には困らないのだから。安心安全でここまで作っちゃうのね。ただこんな人の進級って?何・・・。

それの初歩が、陽がどっちから当たっているとか、風がどっちから吹いているとか。でもこれも見りゃ判るのね。そう考えて意識すれば、そう見えて来るものなのね。だったらまた進級。

葉っぱが緑ならあっちもこっちも緑かな・・・ってな話で、良く見る事なんだけれど、オリジナルだからサンプルが無いから感で作っているのね・・・こらこら、思い込みで作らない。

似たような画像を見た時に本当にそうなのか?って確認もしないで、常に感。これが棟梁の作り方なのね。これではそれ以上にはならないのね。そうでは無くて、それ以上にするのなら、感だけ

に頼らない事。これで良いのかな?本当はどうなんだろうか?って自問自答する練習をして、花の写真を良く見て、密集している時はどうなっているのか?って良く見た時に、思い違いがあれば、

今の自分の思い違いに気が付けるが、こうして、こうして・・・と考えてやってはいるものの、思い違いは無いか?の見直しは無いのね。だって自分が何も見ずに自分で正解を出してしまうのだから。

それではいつまで経っても、気付きって事にならないのね。つまりやって見ないと判らないスタイル・・・所がこう言う器用な人は、やって見て、あぁ違うなって簡単に是正するから、結果として

何も傷まずに、チェッっ程度の苛立ちで修正出来るのね。確かにそれは自分だけならそれで良いが、これから相席やら上手い人側になる時に、やって見ないと判らないよね・・・って、安心

させても、自分は直るけれど、その人はどうかな?・・・上級者の声には重みってものがあるのね。影響力ってのが・・・棟梁はもうそれが必要な人になっているのね。一方的に教わる側では

無く、教える側の方も勉強すべき。それが手に入ると、棟梁は今より進級するはず。何せ腕はここまで上手いのだから。そんな後はアトリエに戻って、料理の先生教室。

結果から言うと、全てのモチーフが張り終わったのね。つまり次回からバックになる。もう終わりが近づいて来たのね。すると、新作の話が出て、私も時計が作りたいとの事。

もう次回作が決まっているって言うのは、止まる事無く進めて、しかもそれが欲しいって言うのだから、恐らくそれも手に入るはず。しかし毎度なんだけれど、ぺきぺきでは教える事は無いのね。

とても丁寧だし、安定感もある。これが一作目とは思えないのね。器用な人ってのは、いっぱいいるなぁ・・・って思うのね。しかも楽しいモザイクだし、これを掲げて料理教室。

こっちも見て見たくなるのね。そんな後はカツオノエボシをちょっぴり・・・



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする