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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

カサブランカの玄関リフォーム張り終わり

2021-03-20 08:02:13 | モザイク作家

予定通りに午前中に張り終わり、ボンド落としをして、右側の目地も終了。これで明日左側の目地をして仕込みが終了って事になり、後は取り付けで完成。まぁ仕上がりも製作日数もこんなもんかな・・・って感じなのね。

それよりも出来る事なら、今までやって来た玄関と良くも悪くも大きく差を付けたかったのね。どう言う事か?って言うと、例えば棟梁の玄関・・・覚えている人なら判るんだけれど、あの時は10cmのタイルをサンダーで切って作ったのね。

だから割と大柄なのね。ただ基本タイル屋さんって言うのは、半端な寸法になったから切る・・・ってスタイルだから、ハートに切ったり、丸く切ったりする事は無いのね。つまり10cmのタイルの場合、建築材に見えるから、タイル屋さん側に

見えたりすると思うのね。しかも仕込み無しだと、現地で切っているから、建築関係の人にも、やっている事がタイル屋さんに見られがちなのね。更に言えばサンダーって機械は職人さんに馴染みがある道具。ただ仕上がりが大きく違うけど。

その時に良くある2つのケースは、1つはそれを見て自分も出来るが、デザインが出来ないからな・・・って言う人と、もう1つは、こんなの出来ない凄いね・・・って言ってくれる人。まぁいつも声を掛けられて対処が難しいのね。

これが素人さんの場合なら、一番笑った例は、後から来て、あらっ奥さん、良いご趣味ね・・・って。だから、すいません・・・男です・・・そして仕事・・・って是正した事があるんだけれど、恐らく今後もこれを超える事は無いと思うのね。

ただ職人さんとか、工務店、設計さんとなると、こりゃ難しいのね・・・何て言えば角が立たないのかな?って。その時に、凄いね・・・の場合は、有難うございますって言って名刺を出せば、興味があったらホームページ位、見てくれると

思うのね。つまり必要最低限の話でも、十分だと思うのね。所が、デザインは出来ないが、タイルは切れるって言って来る人は、プライドが高いからアピールして来ると思うのね。それが証拠に、例えば何かにエントリーしたとする。この時

NGワードで、頑張りますとか、やる気だけはあります・・・って意気込みを言う人がいるが、素人さんの場合ならともかく、そんなもん当たり前の事なのね。それが無くちゃ何をやっても上手く行くはずが無いのね。それはアピールと言う

よりも、逆にあしらわれても仕方無いのね。それを判りやすく説明すると、学校で演劇やら音楽の発表会の選考で、やる気だけはあります・・・これは可愛げもあると判断出来る。けど、プロの選考だとしたら?・・・有り得ないのね。

そこにいる奴らに、やる気の無い人はいないから。みんな必死で蹴落としてでも、やりたい人だらけ・・・つまり自らその価値無しと言ったも同然なのね。だからそんな人はエントリーしない方が良い。これでも納得出来無ければ、トドメは

やる気はあります、腕は判らないけれど、1日いくら下さい・・・って人に自分の家任せられる?まぁ簡単な話なのね。プロは全て結果なのね。そもそも俺ごときに言われると、腹を立てる人が多いのね。何しろプライド高い人が多いから。

でもね、そもそもまず、もしそれが本気なら、大人だもの名刺を出すでしょ?・・・それでお話が始まるもんでしょ?恐らくサラリーマンなら。じゃ100歩譲って、素人なら、おっやってるね・・・でも、たまやーとか、よっ中村屋とか、チョイナチョイナ的な合いの手だと思えば、構ってくれてありがとね・・・って気分も良くなる。

けど、建築となると場合に寄っては同業者に見られる人達・・・そうなると最低限対等扱いでお願いしたくなるが、それ儲かるの?って無礼な人も多いのね・・・じゃ逆に大工って設計屋って儲かるの?って俺が聞いたら気分良いかな?

ほらね、俺ごときなのね。つまりこんな人の場合、どうやってお引き取り願うのが、お互い傷付かずに別れる事が出来るかな?と思うのね。こっちは仕事しているのに・・・ただね、興味を持って貰ったから、声も掛けて来たんだし・・・。

だから最低限のマナーとして、何しろご機嫌を損ねずにお引き取りして頂く・・・って気を使うのね。ただ逆に丁寧過ぎる人もいらして、見た事が無い・・・とか言って貰えるんだけれど、なるべくそう見える様にやっているんですが、他にもいますよ・・・とも言うのね。

何故ならこんな分野がある・・・って知って貰ってなんぼだから。みんなそうやって興味を持った人が掘り下げて調べて、比べて賛否両論、あっちが良い、こっちが良いってなると良いのね。比較して競争が生まれると良い。

底辺が低いと切磋琢磨しないし、上手くなんかならない。みんな仲良くが見たいなら、オリンピックも表彰台なんていらないし、みんな頑張っているんだから、エキシビジョンでプレーを見せるだけで良いじゃん。得点もいらないのね。

しかもアマチュアの大会・・・それでもいるんでしょ?ならプロなら、もっとやる側はギスギス位が丁度良いと思うのね。サッカーなら、嘘ついて転んだり、手は使っちゃいけないのに、引っ張ったり・・・勝つ為には手段も選ばないなんて、

ものだってあるし、プロって厳しいもんだと思うのね。でもね、どれもこれも知名度が高いからであって、モザイクって何?タイルって何?なんて状況なんだから、褒められるのは有難いが、もっと他を知って目を肥やし、比較してそれでも俺

なら、本当に気に入ってくれたんだろうし、それなら同じ言葉でも重みが違う。ならあえて、他にもいますよ・・・って言う方が興味が広がるかな・・・と思ったりもするのね。話は戻して、ここまでは現地施工の話。

これが取り付けって事になると、一夜にして完成って事になるし、普通にタイルを張っているようにも見えるけど・・・何か・・・って結果が早い分、食いつきも早いが、何しろ1日・・・裸の大将のエンディングじゃ無いけれど、キヨシ、キヨシと冒頭は呼び捨てなのに、山下画伯は・・・に変わる。

けど、その時にはもうそこにはいない・・・って感じで、完成だけが残るって事になる。どちらにも良い事もあるし、悪い事もある。ただ営業面とするのなら、現地でいかに声を聞くか?になると、楽天カードマンじゃ無いが、お客様の声を

聞かないと・・・になる。ただ今回は、それよりも製作面を意識したのね。例えばもしこの仕上がりを見て声を掛けて貰ったとして、これ何ですか?タイルです。凄い細かいですね・・・あぁこんなタイルがあるんですよ。あっ切って無いんだ

・・・ってこうなると、そんなに難しく無いのかぁ・・・になる。もっと言えば、リピータ―位の生徒さんなら、常に作家katsuの作品を見たり、常連の作品を見たりしていれば、いつもよりも細かく無い・・・って判断もあったりする。

つまり理想を言えば、切ったら時間が掛かって、切らないと早いとか、大きいから、小さいからじゃ無くて、何をしても俺の1日は一緒・・・つまりそれが銘木を彫ったとしても、下絵を描いても・・・って認識されないと・・・。

だけど、中々それは売れるまで難しいだろうから、出来ればそんなに切って無いから早い・・・って結果だったら良かったが、結局棟梁の玄関もこれも素材も全然違うのに、結局同じ位の時間になっちゃったのね。これじゃ明朗会計には程遠いのね・・・。ただ仕上がりは悪く無いと思うのね。

それともう1つは、古典落語的な仕上げ。こう言う感じのモザイクは、古典的で割かしあっちこっちにあるのね。勿論世界にも。しかも全て切ってあって・・・だからこの玄関と比較するなら、そっちが上になるのが当然。

ただ、そうやって比べてくれるなら、俺にも違う出すものはあるから・・・世界相手でも全く勝ち目が無いとは思わないのね。これはあくまで古典落語であって、落語で言うなら、寿限無的な初歩。だからもっと短縮して見たかったのね。


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