katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

体験教室用のサンプルとテングモウミウシ

2017-05-02 23:40:23 | モザイク教室
そうね、ひとまず最初はまた、はたののりゆきぃぃ・・・って昨日のブログに付いてなんだけれど、理由があって・・・まっある意味、さくらへ・・・ってほぼ1人の為に知っているはずだけれど、再確認してみ・・・脳に言い聞かせてみ・・・って言いたかったのね。しつこいとは思ったけれどね。

それとね、もう1つは自分へ・・・ひとまずウミウシは営業用って事なんだけれど、何とか平静を保ち逃げ切ろうしている中の大型連休・・・これもまた何とか誤魔化し誤魔化し・・・と上手く切り抜けられそうだと思いきや、連休後に父の知り合いと会う事になって・・・。

それは当然、モザイクをやっている事を前提でなので、制作とは関係無くても展示なんて事へも繋がる可能性はあるかも・・・となると、良い話に聞こえるが、作品の写真を見せての話だと言う事になると、当然1冊は確実に見た上の話になる。そこが問題で、見せた写真の本は色んなものが写っている。

もしそれを見て気に入って貰った上での話となると、じゃもしどうぞ・・・と言われた時の手持ちの作品は何?となると、既にウダガワさんには老人トランペッターを置いて来たのだから、若いトランペッターに黒人シンガー、カメレオンに蝶尾、後はレオパの鏡なんてのもあるが、

どれもこれもその人に合っているのかな・・・・?となると、そこは伺わないと判らないが、期待は薄い・・・となると、場合に寄っては作らないとならず、また収入には関係が無い可能性はある。がしかし、それよりも何よりも大事なのは、父の知り合いである事。

要するに先日ののりゆきさんの話みたいで、先方と父の関係性が良かったからであり、ここに俺が入った事で、関係性が崩れる事だけは避けたい。良かれと紹介されるも不手際でもあった場合、完全に俺の問題である事になる。じゃ欲を捨てて、何処かに展示でもして頂ければ・・・であったなら、

特に話し方さえ間違えなければ、何も起こらず展示が良いか?悪いか?になる。そうなると内容・・・やはり先方に合っているか?どうか?って話になる。
この話をかぐやに振ると、当然何が言いたいか?は判る・・・この上、またやる気ですか?・・・・会うと言う事はその覚悟を持って行くべきだろ・・・。

要するに簡単な話、相手の方が上であれば、例え展示と言えども普通はお金が掛かるもの。となると、普通にお金が発生する話ならすんなりお断りする事になり、悩む必要は無いが、無償で・・・となれば、ただ甘える訳には行かない。俺との関係性は何1つ無いのだから。

となると、お金では無い事になる・・・先日の朝ドラのひよっこを見ている人なら判るが、友達の旦那が出稼ぎ中に失踪。お金に困っていると思い、お金を持って行くと、友達だからこそそれだけは勘弁して・・・・と突き返されて、それならと、自分の作った野菜や米をお歳暮ですと渡すシーン。

これが美談として成立するのなら、俺はそこに合った何かを作って持って行く・・・そうなる事になる。その1点で他の作品も受け入れて貰う方法以外に考える余地は無い・・・しかしながら、そこしか行き場所の無いものを作る事は、一体無償で何日制作を出来るか?になる。

何故こんな事になって行くのか?となると、先方が何をどうお話があるのか?が判らない。これが会社の末端社員のような人が行くのなら、社に持ち帰り検討させて頂きます・・・と言えば良いだけだから、何も考える必要は無い。所が、俺は個人事業みたいなものなら代表になる。

そうなると規模は違えど、責任者同士の話であったなら、持ち帰る必要は無い。即決あるのみ。つまり何をどう聞かれても提示出来る何か?を持って行く覚悟さえあれば、その提示案が良いか?どうか?のみ・・・その時に、もしもっと良い話が出て来た場合・・・。

その時はかぐや・・・お前も無償で出来るか?・・・はい。じゃその覚悟だけ貰えば、交渉時の保険になる。何か物事をする時には、覚悟が一番大事であり、その覚悟で一体何日無償で出来るか?・・・今の俺の状況は事務も兼ねているかぐやなら懐具合も全て判っている・・・。

限界は1週間だろうと思います・・・了解。では、それを踏まえて今日は、ウミウシは後回しにしよう・・・。答えは簡単で、無償の覚悟をしてまた無償のウミウシは無謀にも思える。ならば、例え少ない額であっても、お金を稼ぐネタを考えるべきである。しかもかぐやが1日いる。

今の覚悟なんてやり取りをすんなりこなせた事を考えると、今日のかぐやは調子が良いと考え、それなら相談相手として期待出来る。更に言えば、ここの所、いろんな出張の問い合わせが来ているのね。まだ決まってはいないんだけれど・・・いずれにせよ、体験のサンプルはあった方が良い。

じゃ何か考えようって事になる。まずは手持ちのタイルの在庫を考えると、使って見たいタイルは1cmタイルの倍の長方形のタイル・・・これを結構な数を持っている・・・・まずはそれを縁取りにしてかぐやに見せるも、当然パッとしない。普通過ぎるのね・・・ただ倍になっただけ。

そこでクローズアップとなるのが、以前、浦安で人気のある頭でっかちのおかしなねずみのいるお城のカフェのテーブルで使った同類のタイル・・・
これを先日、ティーアートで仕入れていたのね。亀有カルチャーで手持ちの分で割かし受けが良かったんで、それなら・・・とね。

じゃアトリエの体験にでも・・・とも思ってね。しかしながら、いざそのタイルで縁取りをして見ると、悪くは無いけれど、ん・・・って感じ。普通なのね。ん・・・・って2つのタイルをテーブルに置いた時、合体・・・?って市松にして見ると、かぐやも良いかも・・・って。

じゃこれで縁取りが決まったんで、中身のぺきぺきは?となると、ただクラッシュだけで良いと思います・・・とかぐや。そうか・・・と受け入れ、余計な事をせず、シンプルにやり過ぎないように・・・と上段2枚を作った。その時に、これを亀有カルチャーに持って行こう・・・となると、

アトリエ分も必要です・・・となり、じゃ緑・・・と3枚目まではすんなり決まるも、かぐやが茶色は?・・・と4枚目の色を指定して来た。ここに違和感を感じたのね・・・・正直、注文の時にかぐやに茶色入れましょう・・・って言われた時に、春先や初夏ってな季節に茶って・・・とね。

更に言えば、大人の事情でぺきぺきは上絵って値段の高いタイルにしか茶色系の色は無くなりつつある。そうなると割高になってしまう・・・。
そうなると、合わせる色が限られて来るから難しい・・・そんな理由もあってどうなのかな?と思いきや、かぐやが娘の意見も聞いたのね・・・。

どう思う?って。そしたら生活の色合いとしたら、他の3つよりも茶色の方が馴染みやすい・・・と。要するにこれで2票。しかも女の人同士で、尚且つ年齢も違う・・・出口調査としては単なるかぐやの好みでは無さそうだし、ここは引く事にして、張る前に置いただけの画像を送ると・・・。

かぐやが、どうしても明るくしたいんだ・・・・って言うのね。じゃかぐやはどうするんだ?って聞くと、ベージュと白とか・・・って。カチーン。
言っている事を自覚しての発言だよなっ・・・ってスイッチを入れたのね。あれだけ毎日言っているのに・・・・。

何故スイッチを入れたか?簡単な話で、これは体験用であり、シンプルイズベスト・・・と言うから、個性を消すって行為がテーマだったと思うのね。
けれどね、全く持ってアピール無しでは普通過ぎるから、アピールポイントは、頭のでっかいねずみのカフェでお馴染みのタイル・・・って言うのと

ほんの少しの個性・・・これが市松のデザインだったのね。そもそもいつもなら、このいびつなタイルのみで沢山の色を持って・・・お好きにどうぞとすると、そこに時間が掛かり過ぎるなんて事が起こったりして・・・それを1つタイルを限定する事で、1色選ぶだけで簡単に決められる。

選択は残しつつ、時間は短縮になって、しかも若干のアピールもした。ここまではかぐやと満場一致だった訳で。しかもシンプルに・・と3枚目までは何の問題も起こらずに進んでいた理由も簡単で、要するにシンプルとは何だ?って言った時に、幼稚園の子供達に言葉だけで選ばせられるような事。

つまり縁取りに使った色に似た色使ってねぇ・・・って言えばね、ぺきぺきの少ない色合いでは、誰が選んでもこんな感じになって行くのね。問題は茶色・・・そこで俺は黄土や黄色みたいなクラッシュを入れたんだけれど、それをかぐやは、どうしても明るくしたいんだ・・・と来た。

初めて却下となった。何故?・・・簡単な話でかぐやは個性を出して来たから。俺が抑えていると言うのに・・・。ではそれが証拠に見ている画像を1m離れて見て貰おうかな?・・・茶色のサンプルのみが縁取りしか見えない・・・これが画像のアピールになるのかな?・・・。

ただね、現物を見れば悪くは無いんだけれどね・・・でもそこにあくまで2枚以上並べ無いと、遠くからでは張ってある事に気が付かない・・・。それをサンプルって言うのかな?・・・考え方なんだけれどね・・・誰と食べたか?を重視するのか?何を食べたか?を重視するのか?・・・・

何でも一緒なんだけれど、白い巨塔でも財前先生なのか?里見先生なのか?保守なのか?革新なのか?それをベースに、更に言えば、シンプルと言いつつ、最後の最後に個性を出した革新のかぐやと、最後まで一貫した個性は縁取りのみ・・・と保守にした俺・・・。

どちらが良いかどうか?は別にして、もし急に革新にするのなら、こうして見て・・・と言わないと、これがもしバッテリーだったら?勝手に今までとは違った変化球を投げて取れるのだろうか?つまり、今度は今までの保守3枚とは違って、革新の1枚にしませんか?と提案すれば良いのに、

やった者にねぎらいの言葉を掛けずに、やっぱり明るくしたいんだ・・・と上から目線。つまり自覚無く発言してしまったんだろうね・・・。
友達感覚で・・・。しかも、自覚が無いから4枚目だけ今までとは違う事に気が付かない。誰が見ても違う仕上がりなのに・・・。

しかし、これも判っていて、こうじゃ無いんだ・・・と言いたいんだろうね。あはははは、ばかちん。もしそうだとしたら、そんな複雑な考えを何も言わずに出来るのは自分だけ・・・しかももしそうだとしたら?単なるおごりだって事・・・何度言ったら判るんだかっ。

何しろこっちは朝から気張っているよ・・・とお知らせしていたはず。なのに最後の最後に油断した・・・積めが甘いのね。そんな事じゃピッコロに叱られるよ・・・これは日曜のドラゴンボールからの引用。自分は遠く離れた所から指示のみ、感想のみで参加するのなら、自分の身を下にして、

体裁で発言するなら、良いかも・・・って言っていれば他人事だから、軽く発言出来る。けれど、もしこのサンプルで仕事として何かやる事になった時、かぐやも来ると言うのなら、もっと気を引き締めて考えるべきだったはず・・・。ただそれも考えてはいない訳じゃないと言うだろうがね・・・

それも理由は簡単でね一生懸命やっていた。確かにね。ただ方向性を変えるのなら、変えると言わなきゃ伝わらないと言う事。これが音楽なら、3回同じリズムで韻を踏んだように前フリして置いて、一拍開けたとか、明らかに違うひっかけさけた気分になるって事。

それを自覚無く、何が悪いか判らなかった所か、俺に責任があるならまだマシだが、その上を行く、あぁやっぱりそうしたんだ・・・とまるで馬鹿にでもしたように下に見た。ねぎらいもせず・・・もしこれが自分よりも下の人間にしていたとしたら?・・・最低な上司だわっ。

もしこの話が俺に問題があるのなら?その程度の師匠だし、もし合っていたとしたら?その程度の弟子しか育てられていない師匠である。まず人を責める前に自分・・・ただね、かぐやにはこう言うけれど、これがさくらだとね、まず人を責める前に自分なんてここだけを思い込むから、

ばかちんな話で、さくらの場合は上に立っていないから、その必要は一切無し。意見を言うなら覚悟を持って、言わないのなら受け入れる。単にこれだけで良いし、人を責める前に自分・・・がやりたいのなら、かぐやのように上に立ちたいと言う人になるって言うんだね。っな話。

まぁウチの2人は対照的で、いちいち指導が一緒じゃないから面倒なのね。何しろ指導なんてみんな一緒なはずも無いし、一緒にしたいのなら、真似が出来るサンプル通りに作る教室にすれば良いだけなのね。それをしないって事は、みんな違うって事・・・それこそが個性。

その指導をするって言うのだから、こんな程度は基礎中の基礎な気がするのね。もっともっと磨きたいと思うのなら、この程度のやり取りは当たり前に出来て、それを普通としてもっと上のやり取りをしたいのね・・・。とここまでは若干お小言だけれど、結果としてのサンプルは・・・。

恐らく3つまでは良くも悪くも判りやすいが、色んな色を使い、縁取りよりも濃い色を入れたので中心部が主張している。逆に4つ目は色んな色を使っていない分、縁取りが強調されている。更に言えば、3つまでは若干幼稚にも思える色合いだが、可愛いと思われれば、ここで色合いを変えるだろう。

つまり好みに変化させる・・・その時に全部総とっかえって具合にね。逆に4つ目はこれをベースに、好きな色合いを足す・・・みたいな考えになり、全く受け入れ方も変わって来る気もする。まっこんな事は1例に過ぎないけれど、人の感じ方って言うのはいくらでもあるとは言え、

これが戦隊モノの何とかレンジャーって言ってたのに、赤、青、緑と来れば、黄色とか・・・って普通に考えちゃう事が、まさかのこの時期に茶って・・・確かに恋愛と結婚は別って考えが女の人の考えの1つらしいのなら、作りたいものと欲しいものは違っていたり、可愛いとは思うけれど、

家には合わない・・・とかあるんだろうし、いずれにせよ、来て貰えば結局お好きにどうぞ・・・なんで、同じなんだけれどね。あはははは。
ただこうしたサンプル作りの話は、お互いが納得した上で成立しないと、結果いかんでいくらでも気分が変わってしまうのね。

まっ俺もそうだが、かぐやにも良い勉強になったのね。そんなこんなのウミウシなんだけれど・・・・気分転換でもしようかな・・・と夜のホームセンターへ。連休だから昼間はファミリーと出会うしね・・・買い物はトマトの栽培セット・・・また今年もやろうって、食べられないけれど・・。

そんなこんなで買って帰ろうかな・・・と思ったら、katsuさん・・・・って。まっ俺じゃ無くてもこんなのは普通にあるだろうけれど、そもそもがさん付けで呼ばれた・・・・もしこれがタイル屋以前の知り合いなら、かっちゃんと呼ぶはずなのね。

しかももっと厳密に言えば、発音が、ちゃん・・・って部分を下げると、子供の頃から知られている人になり、尚且つ年上の人であり、ちゃん・・・を上げて来ると、それはタイル屋をやっていた頃の知り合いで、同級程度か年下の職人になり、タイル屋さん・・・と言えば、名前すら出て来ない、

疎遠な職人さんになり、katsuさんってさん付けは間違いなく、モザイクの人になってからの知り合いの誰か?になる。しかも夜・・・良く顔が見えなかったけれど、一瞬にしてこんな事をすれば、モザイクをやっている事を知っている人・・・・誰、こんな時間にこんなとこにいる人・・・・。

えっ・・・・びれっじさん。まぁ何でこんな時間にこんな所で・・・って。ただ車でスルっとの呼び掛けなんで、ご挨拶のみだったけれど、こんな場所のこんな時間なんて早々無い事・・・もしかしたら神様が金魚はあるんじゃないのぉ・・・ってお知らせしてくれてんのかな?・・・

夏だし・・・まっ、いずれにせよ、サンプル作りは終了。

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お次は牛顔のテングモウミウシ

2017-05-02 06:38:58 | モザイク作家
世の中ではゴールデンウィークに入って、何と無くだけれど通勤時の雰囲気が休みって感じが漂って来たのね・・・そうね、昔は大型連休が非常に苦手でね・・・みんなが恐ろしく楽しそうに見えたりしてね、しかも流石にそんな時期にお教室なんてあんまりなくて・・・。

要するに何処にも行く事も無く、収入に繋がる事も無いのだから、追い込まれ感がいつもよりも増す・・・そんな中、唯一の趣味の金魚があった時は、水替えをするとか、何かモザイク以外の事が出来る大義名分があって、その時だけは休むって時間があったのだけれど、今はそれも無い・・・。

つまり連休にお教室も趣味も無く、更に言えば営業の為の作品・・・収入には関係の無い作品・・・それをやらなきゃならない・・・って追い込まれると、何かなぁ・・・って時間を過ごさないとならず、そうね、何かなぁ・・・って思いつつ、それでもアトリエに。

アトリエは2階。もはやプチ山籠もり。トイレ以外に外に出る事はほぼ無い。人に会う事は無い・・・中々の厳しい環境になる。しかしながら、そんな中でもまた孤独にならないように・・・ただ厳しくならないように・・・の逃げ道を見つけたのね。それが落語。

はぁ?それ何?って思うだろうけれど、きちんとした理由があるのね・・・この時代に落語。こんなに沢山の選択が出来る時代にね・・・そもそも江戸時代の何も無い頃の庶民の娯楽・・・そう庶民の。つまりその時代に贅沢では無い娯楽だった。それが今も残っている事も凄い話だったりもする。

まず残っている・・・そんないにしえのものが・・・モザイクにも似ている。しかも庶民の娯楽・・・それなら俺でも贅沢には当たらない。しかも音楽をずっと流す事も出来るが、人がずっと語る・・・ある意味読み聞かせと同じで、孤独感に繋がらない。

それならラジオで良いじゃん・・・となりそうだが、ラジオは良くも悪くもリアルな情報を流す・・・つまりゴールデンウィークの話を永遠に聴かないとならなくなる・・・そうなるとただのストレスの上乗せ。要するにそこから逃げて、孤独にならなくて、しかも何とか気持ちを誤魔化しつつ・・・

ここに居られさえすれば、何とか進められる・・・って事を踏まえると、今まで知らなかった事、新しいが新鮮って言う考え方があるのなら、逆に古くても知らない事なら新鮮って思えさえすれば、これもまた刺激になる。完全に時代に逆行する考え方ではあるのだが・・・。

でも、簡単な話で車の通勤は籠の通勤と思えば良いし、人と会わないアトリエは、山籠もりの作家と思えば同じだし、娯楽が落語って言うのなら、それとて同じだけれど、車とアトリエって山小屋よりもしっかりしている場所と、その落語を聴く機械はタブレットでインターネット・・・。

やっている事は江戸時代風味って感じかな・・・今の時代にね。それでも現代のものを使っているじゃん・・・って脳に叩き込む。その時代のものだけじゃない・・・今のモノも使っているじゃん・・・とね。すると納得さえすれば、仕方無いかぁ・・・と思うものである。ここが大事でね、脳を納得させないと、やらされている気分が取れない。そうすると、何でこんな事を・・・って気持ちが勝ってしまう。

そうなると、やりたくない・・って方向に動くから、手が止まる。これを何とかしないとならないが、納得していないんだから無理矢理やれば、その程度の気持ちでやるのだから、その程度の心持ち・・まっ良いかって事に繋がる。しかしきちんと納得さえすれば、はいはいやりますよ・・になる。

そんな事1つでストレスの軽減になるし、嫌々なんて事も防げるのだから、気分が良くも悪くも無い・・・って0の気持ちに近ければ、芸は身を助けるでは無いが、ストレスの無い心持ちで手を動かせば、勝手に手が進めてくれる。後は切って張るだけなのだから・・・って場所を選べば良いだけ。

今度は結果。進んだと思えれば気分は悪く無い。そこからやる気も生まれる。まっ簡単な話で0点なんて取れば、学校なんて行きたくない。100点取れば嬉しくなる。こんな事は考える必要は全く無い。問題はもっともっと微妙な所・・・。72点は?63点は?・・・ギリギリな気分は何処?ってね。

それを知る事が自分を知る・・・そんな事に繋がる。一体自分の納得出来るのは何処ってね。それさえ判れば、今日の俺は若干落ちているだろうから、それを平均に戻す工夫をするべきであり、それは何か?・・・・って見つかりさえすれば、それが何であっても良いのね。単純な話。

それをそんなのつまんない・・・って何もせずに決め付けてしまう脳の人には無理な話だから、別な方法を見つけて貰えば良いが、そうねぇ、アトリエに定期的に来るような人には、考え方だけは理解して貰いたいかなぁ・・・きっと何かの役に立つものだと思うのだけれど・・・。

勿論、落語を聴きましょう・・・なんて言うつもりは無いけれど、こんな考え方を見つけられれば、その環境の中でしのぐ何か?を見つけられると思うのだけれど・・・って話。しかしね、これにも色々とあってね・・・中には人情モノなんて話もあるのね。

まっ簡単に言えば、音楽で凌ごうと思ったりするとする。当然好きなアルバムなんかを聴いたり、ネット配信でも良いけれど、例えばドライブをしている最中に聴いているシチュエーションと考えると、朝からバラードがずっと掛かるのと、夕暮れ時にバラードが掛かるのはどっちが良い?

きっと夕暮れ時だと思うのね。これが気分だと思うのね。勿論、いついかなる時もシングルの繰り返し・・・こんな聞き方もあるが、これをランダムで聞いたとすると、相手が勝手に選曲したものを聞く事になるのだから、こっちの都合じゃないのね。だから合っていない場合が来る。

さっきラジオは生の情報が流れるから・・・とゴールデンウィークから逃げたのに、音楽は音楽で今の気分に合っていない曲もあったり、昔楽しかったなんて頃を思い出したりすると、感情移入をするとドラマみたいに作りものであっても悲しくなったりしてしまったりする事もある。

だから音楽も選ばないと、勝手に選ばれるとフイを付かれる事もある。そこで落語って事になったのだけれど、これが知っている噺家から選ぶしか無いでしょ?だって題名じゃ何だか判らないんだから・・・。その時に笑えるお題ばかりじゃなくて、さっき言った人情モノと言われるお題がある。

既に泣く事が前提の話じゃん・・・って事。所が以前ここで紹介した、はまののりゆき・・・って話は、世間では人情モノと扱われているようだけれど、まぁ嫌になるほど馬鹿馬鹿しいのね。何処が人情モノなんだかっ・・・ってね。

こんな考え方では、オオカミ少年の話を、嘘つき少年の話と言うだろうし、フランダースの犬の話を可哀そうな少年の話と言ってしまうんだろうね。
俺は全て人は見掛けで判断をしない話・・・とくくるけれどね。例えばオオカミ少年の話はオオカミがいなければ、嘘つきな話になるけれどいた。

いたって事は嘘じゃない事になる。それと同じでネロはパトラッシュと死ぬが、死んだ理由は泥棒扱いされた・・貧乏だからあいつに違いないってね。それが違うって事になると、誤解は解けても教会で死んでるわっ・・・って町ぐるみの人殺しの話なんだけれどね。あははは。

それは全て思い込んで決め付けた・・・人を見掛けで判断したから。って考え方だと、はまののりゆきも同じ話でね、名工の2世の話でね、先代と比べてろくでもないと世間では言われている腕の2世の作品を先代の世話になった店主が安くとは言え買い続けてくれるのね。

ただある時、足の折れた作品を持って行くと死ね・・・と言われるのね。それを聞いた母親が形見に観音様を彫ってくれと頼む。そこで7日間寝ずに彫り続けて、出来たものを店主に持って行くが、勝手に先代の作品と見間違える。

ここでも更なる侮辱を受けるが、本当に2世が彫ったと気が付く頃には、7日間も飲まず食わずだった母親は死ぬ・・・。

これが人情話とは滑稽な話である。確かに誰も相手にしなかった2世に生活費をくれた所までは人情モノには聞こえる。がしかし、死ねとまで言い、名工と言われる事と引き換えに母親は死ぬ・・・誰が母親を殺したんだろうか?・・・・そして、果たして7日間で名工になれるのだろうか?

棟梁に聞きたいのね・・・友達の彫り師が7日間で名工になれるかどうか?・・・あははは、なれる訳無いじゃん。つまり人を見掛けで判断していた話で、観音様は誰でもが判る。例え彫った事が無くてもね・・・でも、2世の作品はかっぱなのか?狸なのか?判らないオリジナル・・・・。

単なるこんな事なのに、何処が人情話なのか?・・・しかもこの店主、この後1人勝ちの大儲け・・・逆に聞きたいわっ・・・のりゆきさんは母親死んで名工2世を手に入れて、それで良い人生だったのか?・・・店主良かったね・・・大儲けで・・・。

これをもし人情話とするのなら、母親は生きていて、店主が死ねと言った事を謝罪し、母親は有難うございました・・・であり、のりゆきさんはお待たせしました・・・後はよろしくお願いします・・・とやり取りしてくれれば、かなり人情が出るが、全部言わないのが粋とでも言うのかな?

江戸時代って・・・。まぁイラッとする話だが、まっ俺は2世じゃないし、ご贔屓の店主もいないし、売れ残っている作品だらけでも無いしね・・・ただ、かっぱだぬきなるものに匹敵するものは作りたいとは思っているのね・・・・観音様を作れる日まで。お後がよろしいようで。

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