katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

サンプル作りと次なるウミウシ・・・ブルードラゴン

2017-05-17 00:22:51 | モザイク教室
朝、支度をしていると・・・次は多治見のタイルマンです・・・って。あっ・・・実はそれが何かを知っていたんで、すぐにそれで判ったのね。
岐阜の多治見はタイルの産地で、地場産業のアピールも兼ねてなんだろうけれど、キン肉マンのキャラクターって事で実物を制作したらしいのね。

それをTwitterで前に見てね・・・そんなこんなの朝だったから・・・。こう言うの大事なのね。何でも良いのね・・・メディアの力ってあるから、タイルって言葉をそれを見て調べたり、それを見てタイル張って見たい・・・って思ってくれる人がいれば、それはそれで何より。

そんなこんなで支度をして、まずは先日の両親がお世話になっている会社に作品を届けて・・・アトリエに戻って、かぐやと次の展開についての相談。
先日のウエルカムって小物をオーダーものとして販売なんて事も考えていて・・・それじゃ他のサンプルも・・・となり、斜向かいの方のを・・・。

板金屋さんなんで、車なんかをちょっぴり入れて見たのね。まっ、これでこんなのも出来る・・・ってサンプルになったと思うんだけれど・・・。
そんなこんなで、ウミウシに戻って・・・今度はブル―ドラゴンって言うんだけれど、騙されたと思って動画を見て欲しいのね・・・。

まぁビックリするから・・・世の中にはこんな生き物が存在するんだなっ・・・ってね。漫画かよっ・・・って思うのね。ただ改めて思うのは、昔は貧富の差ってものがあってね、資料1つでも、こんな生き物がいるなんて、何処でどう探すと、ここにたどり着くか?・・・となると、立派な図鑑とか。

ただそんなもん、どうやって手に入れれば良いのさ?一体いくらすんのさ?・・・それがこの仕事を始めたばかりの頃は、古本屋さんで図鑑とか買ってたのね・・・ただそんなマニア本は古くても値段が高く、さぁ見つけよう・・・なんて事じゃなくて、使う使わないに関わらず、興味があったら見つけた時に

買って置く・・・けれど、買えない値段なんて事も多々あり、それを逃して二度と見当たらないなんて本も多々あったのね。
そうね、例えば今の朝ドラのひよっこなんかの時代背景なんか考えると、東京オリンピックの頃の東京と茨城では都会と田舎の違いは大きく・・・。

そんな頃の銀幕スターなんてもんと、一般人では明らかに別世界の話だろうし、野球を職業なんて考えられないだろうし、当然歌手やら、芸術家、なんでも良いけれど、明らかに一般の人とは一線があった。だから身の程とか身の丈とかって言葉があって、血を引いたものが継いだりなんて事があった。

こんなものが格差なんて事に繋がっていたんだろうが、例えばこれが呉服問屋の娘さんのユーミンなら、お金に不自由の無い家の子だったりして、出入りしているお客さんはそこそこの良い暮らしが出来る人達がお客さんだったりして、当然付き合いも一般の子達とは違う生活感があったろうね・・・。

そんな中の出会いは、きっと大人びていただろうし、今のようにダメなものはダメ・・・じゃなくて、恐らく大人の出入りがあるようなお店にも行っていたような気がするのね・・・当然そこにはそれ相応の成功者の人達がいたりしてね・・・完全に普通の生き方とは違う場所で生きていたと思うのね。

そこに元々感性が優れていたとしたら?しかも、時代背景として音楽が反戦歌のようなフォーク全盛の時代・・・そんな若い女の子が恋愛の歌詞だったり、お洒落なリズムを刻めば、恐らくその斬新さに世間は驚いただろうね・・・きっと。

これが現代なら宇多田さんのように、センセーショナルだったと思うのね。まだR&Bなんてそんなに馴染みが無い頃に、更に10代の女の子の歌詞とは思えないような・・・。これが野球だったりすれば、6大学のスーパースターの長嶋さんだったりすれば、鳴物入りの入団となるだろうし・・。

こんな事がエリートな感じだったりして、これが叩き上げとなるのなら、北島三郎さんとか、藤圭子さんのように流しのスナック廻りとなれば、毎日毎日が地道な営業だったろうし、野村監督はテスト生での入団。そもそも貧乏だから大学なんて行って無いだろうしね・・・。

要するに貧富の差があると、大スターは生まれやすいのね・・・恐らく。平等で無い分、諦める人と諦めない人の2極化になるから。当然、普通は諦めざるを得なくなる・・・何せ生活があるから。食べる為に働くからね。だから裕福であると、その時間は長くなるだろうし、そうで無いと、

今を生きる為に働かないとならない。ある意味普通だったりする。だから身の丈とか身の程なんて言い方があったんだろうね。これがきちんとした歴史があると、きっと思いやりなんだろうね・・・囲碁の世界のように年齢制限なんかがあったりするから、諦めないとならない・・・。

早くに諦めさせる事で第2の人生を考えさせる・・・って仕組みなんだろうね・・・きっと。勿論、昔の野球だって12球団に人数制限があるのだから、毎年新入団があるのなら、入った分の退団がある。そこに入れなければ野球を諦める事になった・・・。それが・・・今は・・・。

スター誕生のように勝ち抜かなくても、ネットで歌って見た、踊って見た、作って見た・・・とやって見たって言うのを見て貰った事で、デビューも夢では無いから見つかりやすくなったろうし、野球もいきなりメジャー挑戦なんて手もあったり、四国独立リーグなんてもんもあって、

ロッテの角中選手のようにそんな所からレギュラー所か、首位打者と言うタイトルを取る人も出て来た・・・。つまり諦めざるを得ない・・・では無く、続けられる時間がみんながみんな長くなった・・・だから良い事はこんな人達のように夢が叶ったりもする。しかしながら、逆に地獄も多い。

見切りを付けづらくなったのも事実・・・何処で引き返すか?・・・ってね。まっ、そんな中に身を置いているから、言える事だけれど、月並みだけれど、何とか馬鹿にならないと、生半可じゃ続けられないのね・・・色んなものを無くすからね・・・。本気で続けると・・・。

ただね、本気でやらないと何でも上手くはならないし、なっても認められないと食べてはいけないし・・・認められるには見つからないとならないし・・・ただパフォーマンスをしているだけじゃ、見つかりたい人はいっぱいいるのだから・・・。

こんな事を考えるのは、ちょっと怖いんだろうね・・・お金にならない事ばかりが続いているから・・・・またサンプルかよっ・・それじゃなくても、ウミウシもやっているのに・・・ってね。ただ、まだこうして考えても、どうせ確認だけして、やる・・・って思っているから、覚悟はある。

まぁなんやかんや言っても、続けるってのは流石に難しいのね・・・・だからこそ継続は力なりって言うんだろうし、そう言うくらいだから、だから頑張れ・・・なんだろうし、辛くていちいち辞めていたら、残りの人生の時間から考えたら、俺に取ってのモザイクはラストチャンスだろうしね。

今更、1から・・・では手遅れ過ぎるのね。ほらしっかりやれよ・・・ってな話。



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