katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

新作の為の打ち合わせ・・・・とリピ-タ-さんの下地作り

2012-01-29 21:25:45 | モザイク作家
朝、いよいよ新作の為の打ち合わせとなる。事前にお話をしてあったので、何かお題と
なるヒントを持って来てくれると・・・と思いつつ待つ・・・。

するとご家族全員でいらっしゃって、小さな子供さん3人・・・これは長い時間は無理。
それでは・・・と早速本題に・・・と伺うと、花火・・・と言う。

それは何故?と伺うと、いっぱい色が使って欲しいから・・・と言う話。
そこでひとまず説明となる。何かご家族等のゆかりあるものなら問題無いですが、

ただ色の問題ならこんな話をいつもするのですが・・・。と例の通常の色のぬいぐるみと
セピアのぬいぐるみ・・・形さえしっかりしていれば、好みの問題でいくらでも

変化させる事が出来る。つまり大事なのは何が欲しいか?であって、色からでは無くて、
形から。・・・とそんな話をすると、花火じゃないな・・・って事になる。

では順番にどの位の大きさまで・・・最大は?となる。つまり何を作るにしても、
必ずこれ以上は無理と言う物理的な大きさがある。それが知りたい。

すると幅が70cm位で長さが1m以内と言う縦長となる。更に室内で、壁に掛ける。
こうして順番に掘り下げれば必ず必然って言うものになって来る。

当然予算も同じで、いくらまで・・・って言うのがあるはず。
時々、後から予算を増やそうとする人もいらっしゃるが、正直それは困るのね・・・。

それで・・・と約束した金額で色々な材料等を考えたりするので、常に予算内でギリギリ
でやっている。その中でのデザインなので、根本的に話が変わって行ってしまうと、

何の為のデザインだったか判らなくなる・・・。ならば最初にその金額を提示して
貰えれば、もっと材料等に余裕も出ると思うが・・・何しろ何をやってもキツキツなので

変更されると、更に時間や絞った労力も何の為だったのか?判らなくなる。
ほぼやりくりのみ・・・そんな感じで作っているのだから。

そんな事もあって、今日はこれ以上の展開は見られないのでお開きとなる。
お題も予算も後日となった。

その後、下地作りとなる。さて朝一番で構想としてまとまりつつあったのと、
メ-ルで確認も取れたので、unidyへ行く。



それでここまで来た・・・明日はペ-パ-掛け。


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海外からいらっしゃるリピ-タ-さんの下絵

2012-01-29 03:14:30 | モザイク教室
ひとまず提案として見せる所までは終わった。
まずはバイオリンが作りたい・・・そこは以前の夏休みの親子のように本物みたいな

下地よりも、自分で作る方の作りごたえを考えると、こちらの操作は必要無いだろうから
そのまま今のユニディさんの依頼作品のウッドベ-スを参考に作って欲しいのね。

だから全長43cmのバイオリンの大きさの下絵を自分で用意して貰う。
これでアニメチックにするも、リアルにするも、自由な部分を楽しめるはず。

更にコルクの大きさは指定通りで機能として全く問題無しで、ここはスル-。
となると、やはりこの作品の中で俺の役目になるのは・・・・?

葉っぱの額だろうね・・・。何故なら体験では無いので経験値はある。未経験では無い。
だからメインのバイオリンの手伝いは必要が無い。

そうなると脇役の手伝いとなる。要するにメインに力を入れる事となるだろうから、
葉っぱと言えどかなりの負担になる事も考えられる・・・。

例えばバイオリンが上手く行ったとする。その時にメインでも無い脇役の葉っぱで
同じグレ-ドを保つってのは実力者と考えられる。となると、そこを保険として

俺がサポ-トして置けば、グレ-ドを下げずに済む・・・・そんな考えとなる。
更にその葉っぱも下絵として送られて来たものを並び替えただけ。特に大幅には変えては

いない。しいて言えば、送られて来た下絵は下部が平らな感じになっていた。
恐らく置く事を意識したからかな?とも思われたので、満遍無く同じ雰囲気にした。

こんな時の問題は1つ。それは機能性と見栄えのバランスとなる。
デザインとは?絵みたいなもんで何を描いても良い。だから見栄えのみ。

それが構造として・・・となると、今度は機能性が問われる。
この両者交わりずらいものを折り合いを付ける事が難しいのね・・・・。

例えば、強度はどうか?・・・下地は折れないか?とか、危なくないか?とか・・・
けれどあんまり気にし過ぎると、下絵と掛け離れて行く・・・。

所が逆にお互いがお互いを知り過ぎると、どうしても甘くなりがちにもなる・・・
ん・・・そうねぇ、こんなの世の中には数え切れない位ある事だから判り易いだろう。

まっ簡単な表現なら、あっちを立てればこっちが立たず・・・あれよあれ。

本来、原寸の下絵が手に入れば修正も簡単なんだけれど、恐らくパソコンに送られて来た
下絵も拡大する事を俺が簡単に出来たのなら、そのままで下地を作れただろう。

しかしそんな技術は俺には無い。ならばいつものように折角無いのだ・・・と考える。
そう折角。ならば、一応色々と踏まえた上で俺が描いた絵って言うのが、もし却下と

なっても、これは俺のデザインとして次の生徒さんに横流し出来ると考えれば、
手間は無駄には消してならないし、通れば通ったで下地作りに入れる。

そうで無いと、やり取りに時間を掛ければ掛けるほど、何日もこの下絵の修正に
とても時間が掛かり過ぎてしまう・・・・しかしすでに下地の値段は決まっている。

何しろお教室の下地ですらオ-ダ-メイドの1点モノで作っている。ここなのね。
作品作りも生徒さんの下地作りもそうした1点モノだから、何しろ何をやっても

とんでも無く時間は掛かる。そう簡単には行かない。これが今日の今日必要な場合の
下地は、お客さんがノ-プランだからお任せだらけになる。

だから間に合えばかなりの満足度となる。しかし、リピ-タ-さんとなると、色々と
やりたい事が増えて来る。だから当然それをまとめる為の時間を向き合わないとならない

問題はここ。今、自分の時間の番になってしまったらそれを待っている時間の余裕は無い
それまでの間のやり取りならば、ユニディさんの合い間と考えられるが・・・・

こうした時間のすべてがその制作費となるのだけれど、そんな事が今の俺の立場で
通るはずは無い。だから予算の目安を最初に聞いて大体の見当を付けている訳で。

そう最初に。つまり何をやっても事前に何を作るか?とかどんなものか?などは、
ザックリ聞いているのは、こっちがある程度予測する為で・・・。すべては考える時間

しかし色々と構想を広げた場合、予算等から削除しなくてはならない事もある。
今回の場合は削除らしき削除があったとすれば、やり取りの時間となる。

何しろ作品が終わった以上、次の作品に入らなければならない・・・しかし打ち合わせは
まだやってはいないから、これからとなる・・・その間の時間の合い間に・・・とか、

何しろいつでもすぐに出来るものでも無いし、俺の時間に合わせて貰わないと、
すべての折り合いを制作費、日程等を合わせるのはとても無理となる。

そこで結局、空いている時間にしない為に、デザインを向き合うだけの時間とせず、
下地を進める為に提案する事にしたのだ・・・そのやり取りが伸びると、

新作が始まってしまうから。しかし今なら何とか時間は取れる・・・いつか判って
貰いたいのはオ-ダ-メイドとそうで無いものの本当の意味の違い・・・。

今の俺には説明するすべが個人に向けてならあるが、ここで説明が出来るほどの
言葉を持っていないから、辞めて置くが、伝わらないのはもどかしい・・・。

1つ言えるのは、そのまま図面として使えれば俺は製作のみ。
修正すれば使えるのなら、わずかな事だけ向き合えば製作に移れる事になる。

全くのノ-プランの場合、オ-ダ-メイドとなる。一番凄いのはどれ?であって、
一番自分の思い通りはどれか?は順位は変わる・・・ただ今はほぼ料金は一緒・・・。

だから何も無い状況での向き合うのみって言うのはかなりきつい・・・・

今日も携帯代の催促があって、支払いも束の間、今度は自動車保険・・・
流石にへこんだが、ひとまずやるべき下絵だけは終わらせたので帰宅・・・・。




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