katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイの鏡モザイク教室とかぐやの作品作り

2008-11-19 00:39:26 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日は来客多し。朝一番、キウイが来る前にかぐやの作品を見ながらコ-ヒ-飲んでいると、けんちゃんママが週末のけんちゃん教室の下絵を持って来てくれた。

かぐやの作品は今までの作品の中でも尋常じゃない大きさ、こうして離れて観るって
言うのはとても大事なのね。ただコ-ヒ-飲んでいた訳じゃないのね。

話は戻して、実は先日けんちゃんは下絵を持って来てくれたんだけれど、もう数度目なのであえて厳しくする事にしたのね。つまり下絵の駄目出し。

バランスの悪さの調整をお願いした。ユザワヤ展でもらったスケッチブックをあげて。
今日はその修整後の下絵だった。2枚は描き直したモノ、そしてもう1枚は前回の修整。

その中で一番良かった前回の修整を選択した。週末に下地を作るので、内容はその時。

さてそんな中、いよいよキウイ教室。昨日下地を作って連絡すると、今晩外枠のハ-トを
切って作りたいとの事。それが今朝見ると終わっていた。

それを踏まえて良く見て欲しい。つまり今日のキウイ教室は中心部の取り付け・・・
どうだろうか?みんなにはどう見えるのか?えぇぇぇ・・・って思うのかな?

ハ-トに切った外枠が昨晩終わっているのに・・・今日はおさぼりだったのか?
それとも昨日が出来過ぎだったのか?どうしてこうなったのか?

実はこれには当たり前の理由がある。常に張るより切るのが難しくテクニックがいると
言っている。それが本当なら、キウイはもっと進むべきはず。けれど・・・・

確かに両者を比較すればその通りなのだけれど、ただこの長いタイル・・・本当に簡単
だと思う・・・?これもいつも言っている逆も真なり・・や良い事と悪い事は背中合わせ

に照らし合わせると、長いタイルは大きくて持ちやすく張りやすい。けれど、メ-カ-
から言わせると、長い分、沿ってしまったり焼きムラなどで大きさや長さに変化は無いのだろうか?実はそう言う事がたっぷりあるものなのね・・・

しかも俺の作った下地もそう。この8角形っぽい形にしたって一応図って作ってはあるものの、若干は違っているし・・・それを調整して作って行かないと合わない・・・・

だからただ張れば良いだけじゃなくて、何と無く均等にして何と無く調整して張り、
何と無く合わせて行かなきゃならない。だからコツがいる。

ほんの少しの事なんだけれど、どこをどう大事に意識して見せるか?なのね。
キウイを初めみんなは切るって事には時間を掛けた。しかし取り付けって部分に関しては

どうだったろうか?考えて見て欲しい。枠の取り付けや目地は1作品に1回しか出来ない。
けれど切るのは1作品に何回やって来ただろうか?そう経験値の違いなのね。

つまり慣れ。これは慣れればすぐに解決する。しかも張るって事に関して経験値が無い
訳では無い。ただ理由はもう一つある。それは甘く見ていた事・・・

そりゃそうだよね、あれだけ切れるようになれば、ただ張るだけだよ、張るだけ。
誰でも経験者ならそう思うだろうね・・・だからキウイもはまってしまったのね。

でもね、所詮そんなものは考え方さえ変わればあっと言う間に取り戻せる。何故なら
きちんと今までやって来た実績。あぁ結構難しいんだな・・・って気持ちになりさえ

すれば、それだけで簡単に直る。しかも基本的には取り付け部分は少ないのだから、
また切り出せば得意な部分に入る。

となるとこの先どうなるのか?これが課題。

実はキウイが俺の作品の2枚目を選んだ時点でこうなる事もある程度読めていた。
その前に大事なのは、一体キウイは何を根拠にそれを選んだのか?が重要。

この2枚目の特徴は濃いタイルの色を極端に減らす。しかしそれも使う。
しかし極端に少ない分、メリハリが必要となり、それを補助するのに同系のガラスタイル

使用したり、金を入れたりした。

キウイが好きになった所は一体何だったか?ひとまず形は一緒。
この時点で判りやすい例え出すと、ぬいぐるみの原型の色合いのモノと、セピア・・・

良くあるよね・・・?しっかりした原型自体が好きな場合、セピアでも欲しくなる。
この場合、例え何色だろうが欲しくなる・・・原型が好きだから。

では、セピアはいらない・・・と言った場合、いくら原型が好きでも色合いがお気に
召さなかった事になる。これを踏まえれば、キウイは4分の1の2番目の形選択した。

形は選んだ。では色。しかしながら、俺の2番目の雰囲気を保つと言うのであれば、
さっきの特徴さえ変える事無くやれば必ずそうなるはずなのだ。

何故なら、山周さんのタイルは大まかに言えば4色しか無いのだから・・・・
9割近くこのレンガっぽいタイルを使用する・・・違うのはたった1割・・・

ここでキウイは一体この鏡をどうやってみたいのか?もう一度確認する。
形だけが好きなのか?その雰囲気を保った違うモノを作るのか?

それともこの山周さんのレンガ色にはこだわらないのか?それを今の時点で口に出来ないと、何の構想も無いまま進んで行く事になる・・・それでは流動的過ぎる。

こうしたい・・・と構想を練り始める事でよりそこに近づく・・・それには1つ先を読む
事・・・全部構想がまとまらなければね。

そうする事で、1つずつ進んだモノに合うモノを1つ先を読み、また1つ終わる頃、また1つ
先を読む・・・と繰り返せば、完成した作品は最初に張った外枠に合わせて行った事に

なるはず・・・そして完成したモノが、作り出す前の自分自身が理想としていたモノに
なっていた・・・となるのである。では逆も真なりにすると、

ノ-プランでその場、その場で思いつきのみで作って行く、すべてが流動的。
果たしてこの作り方で偶然が偶然を何度も呼ぶ事が出来るのであろうか・・・?

選択権はキウイ自身にある。どれを選択しても良い。ただ途中でやっぱり・・・と変更
しても、その時点で良い結果になる事は少ない。

これらを踏まえ、キウイはこの先進めれば大きく崩す事は無いはず・・・後は話し合った
所までは自宅で完成させてまた次の展開に差し掛かった時に来れば、またその時に相談。

非常に興味深い作品になると思う。そんな中、アイフルさんがタイルを取りにいらっしゃった。勿論、その理由の1つにキウイの作品が見たいからもあったらしい。

逆にキウイにしたら、アイフルさんのキッチンの壁のモザイクを観て見たい・・
モザイク好きなら、人の作品って興味持って当然・・・

その後、入れ替わるようにタピオカがやって来る。上記の説明をタピオカも少し聞いていた・・・タピオカもこの鏡を作るって言うから、良い前フリになったと思う。

その後はかぐやの作品作り。今日はこんな感じ・・・後1日掛からずに次の展開に入る。
どこを手を出すのかな?俺は・・・・







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