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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

赤坂プリンスホテルの展示販売作品の2作目

2008-11-04 23:40:50 | 世界遺産をみんなでつくろ!
1作目を完成する前に、2作目に取り掛かった。下地作りって意外と大変でって事も理由
なんだけれど、一番怖いのは、機械の破損と苦情。

公民館や鴨川の時のように大量に作った時には、期限や時間制限・・・つまりアトリエの
外で爆音となるとご近所の手前、10時からだし、今は暗くなるのが早いから、

4時半には終了となる。とは言うものの背に腹は変えられない場合は強行していたが・・

今回は、鏡を4枚。それと照明を3.4個と考えている。しかしカネキさんのキャンディを
注文したのは今日。だからそれまでの間に鏡を完成させようってこんたん。

けれど、無理やりやらないのは、カネキさんのキャンディがやって来ると、更なる爆音は
避けられない。今から大騒ぎしてしまうと、この後やりづらくなるのは嫌だから。

だから、小出しにやっているのね。一日1枚の下地を作る音なら知れているから。
昼間は下地、夜な夜なモザイク・・・そんな感じ。

そうそう話は変わってカネキさんの常務と連絡が取れて、正式に3月の建材展のブ-スの
半分の権利を頂いた。条件は材料はカネキさん持ちで、基本的には俺の好きにして良い。

こちらについては年明けから動いても間に合うし、条件の確認だけで今は良い。
そんな話をした。これで日高氏とす-さんと打ち合わせする事も可能になった。

って事で作品作りに戻るけれど、やはり難しい。依頼品とはまるで違う・・・
そもそも展示販売する・・と言う事はまさか1作品って言う訳には行かない。

しかも、依頼品と決定的に違うのは、モザイクが好きで購入して下さる人では無く、
衝動買い的な感じの人を相手にするのだから、大事なのは価格・・・

そうなると日数は掛けられない・・・注文品の場合、10万からのお金を頂くのだから、
15日位の生活保障されているようなモノ・・・材料費などを差し引けば家賃とちょっとした支払いで無くなってしまう。そんな状況なのに、2万で高いかな・・・?って作品では

限界を超えている・・・今回の場合、正月にアトリエにいるよりは、人と会えるので
まっ良いか・・・くらいに考えた方が良いだろう。

そもそも、作品の売上の2割を支払い、更に工務店に1割を支払い、まともな価格を設定した所ではなから無理。それなら、交通費と4日間の飯代になれば上出来・・・

普通なら更に材料費が掛かる所が、山周さんのタイルがまだあるし、更にタピオカと
キウイ達の支援があったので、材料の心配はいらない状況。

そんな事を踏まえると、営業だと思って売るって状況を作らなければならないが、
いくらなんでも、2万を切る設定なら売らずにタピオカ達にあげても良いだろうから。

そう考えてもいる。いずれにせよ近いうちにタピオカ達と相談が必要だな・・と思う。

作品内容となると、作品は残るから見っとも無いモノは作りたく無いし、いつものように
時間を掛けてモザイクのグレ-ドを上げる訳にも行かず、仮に腕を見せようと思っても

結局、値段と見栄えと考えると、変な話だけれど、モザイクに凝るんじゃなくて、
下地に時間を掛けるのが選択として正しいのでは無いか?・・・これが結論。

あくまで芸術では無く工芸。つまりインテリア作り。幾何学模様に感情はいらない。
ただひたすら同じ事を繰り返すのみ。

下地さえ上手く行けば、時間は短縮出来るはずなんだけれど、やはり1日1枚ペ-スは
難しい。3日で2枚って所が限界なのかな・・・・?

明日はカトリック教会の人達の完成後の目地をしに来る予定なので、早めに切り上げた。
早めと言っても12時を回らないってだけだけれど。







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赤坂プリンスホテルでの展示販売の作品

2008-11-04 02:13:49 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、ひとまずアトリエで構想を練ると、どうしてもシナベニアの12mmが欲しくなる。
そこでホ-ムセンタ-へ。御馴染みのユニディとドイト。

ユニディで450mmの真四角を4枚切ってもらい、その足でドイトへ行く・・・理由は
ペンキの品揃えが俺向きなのね。

ただ今日は気まぐれ的発想だったんだけれど、これが良いのを見つけたのね。
まっざっくり言えば、むらにならないようにする為の材料とでも言うのかな。

こう言うのはじっくり時間が無いと絶対に見つからない。いつもは余裕無く、お金無く
ピンポイントで陳列棚に行ってわき目も触れずに、後ろ髪引かれつつ帰る・・・

とは言うものの余裕なんかある訳じゃないけれど、数点作品を作らなければならないから
1作目は大事。ここで傾向と対策を手に入れないと、その都度悩む事になる・・・

と言う訳でアトリエに帰って、いよいよ下地作りに取り掛かる。
今回の作品で決めてある事は、照明器具についてはカネキさんのキャンディってタイルを

使用し、それ以外は山周さんのタイルをベ-スにする事だけ。
色も秋っぽいし、悪く無いのだけれど、色数が少ない分、奇抜なアイデアは必須。

さてこれを踏まえてどうするか?ひとまず鏡部分は丸で行く事にする。
ん・・・トリマ-使うなら彫って見るか・・・・って事になる。

下地も終盤になる頃に、ドサッと何かが落ちる・・・ここは大工さんの倉庫だから、
こんなのはいつもなのだけれど、何か気になって見に行くと、葉っぱみたいな形の木が

あった・・・ん・・・何だこれ?それがどうも気になって、職人さんに電話する。
あのぉぉ、葉っぱみたいな木で10って彫ってあって、裏にはマキタって・・・・

あぁ、それはクッキ-って言うんだよ。ホ-ムセンタ-でも売っていると思うよ・・って
ふぅ~ん、なるほどね・・・こりゃ使えるなっ。

って事で下地に使った。んでここまでで1時・・・目地までやったんだけれど、
その葉っぱ部分の8枚だけが終わっていない・・・

明日それをやればひとまず1枚完成。

昔、まだかぐやと知り合った頃に依頼品が時々ある・・・何て感じだった・・・それで
鏡やクリスマスのくまのサンタや、クリスマスリ-スなんか作って売り歩いた事がある。

随分とこう言う事はご無沙汰だった・・・依頼品は御客さんが決まっている。
こう言うのは、教室で言う所の公民館やイベントのように事前に決まってたのと同じで

大変とは言いながら、比較的慣れた。しかし不特定多数の好みに対応するつもりで、
それって何を作れば万人受けするのだろうか?・・・・

これを教室に例えれば、鴨川や今回のような、御客さんが来て見なければ判らない・・・
そう言う仕事になる訳で・・・

果たしてこの鏡はそう言う仕事に適した作品になったかどうか・・・?
これがまだ数点続くのかぁ・・・と思うとこりゃ難儀だなぁって感じだけれど、

修行だと思って切り抜けるしかないな・・・



そんなこんなで下地が終わって気が付くと3時。ようやく張り始まる。

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