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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

本体カトレアの立体モザイク完成・・・やっとこさだった・・・

2007-02-07 21:03:21 | 世界遺産をみんなでつくろ!
全く良いんだか悪いんだか、やっとこさ終ったわさ。
正直2.5倍くらい予定より掛かったと思われる。 やっぱ立体はまだまだだなっ。
出来た・・・って感じ。 作ったって言うより・・・

完成の写真がいると思い久しぶりに外に出すと、隣の工事の警備員のお姉さんに誉められ
近所の奥さんにも誉められ、ぴたっと通行人が足を止めたのを見て、少し満足感はある。

しばらく振りに身が削られた感はある。 同じ身の削られ感にしても、さくらの龍みたいに得意なのをこなして行くとは違い、花って苦手な所に持って来て更なるハ-ドル。
立体・・・ちぇっ まだここまでかぁって思う・・・一年目の時に日高氏によく、

古谷君の(数少ない苗字で呼ぶ人なのね・・)やりたい事を後から計算すると料金も内容に
対する人数は共に3倍って言われていたのを思い出した・・・くそっ。

この位はさらっとやれるようにならないと、奴らが追いついてきちゃう。
奴らとはさくら、かぐや、も-の3人。

奴らはkatsuさんが後ろに付いている。 けれど俺にはいない・・・・

ここで少し話をそらします。 車の整備士の2級と3級の違いみたいな話・・・
古い話だから合っていないかも知れないけれどここも雰囲気で読み取って下さい。

2級はどこが故障しているって判るし、直せる。 3級は判るけれど直せないみたいなね。
ではそれを踏まえて話を戻せば、明らかに目だけは3人共こえて来た・・・・

ただ細かく切っただけではいいとは言わないし、ぺきぺきの1枚の複雑な形に反応する。
少なくともある程度の実力が付いたらが前提だけれど、

細かいってモノはめんどくさい。 大きいモノは難しいの意味が判るようになった。
そんな奴らが更なるステップで上がって来た時に、ほぉって迎えてやる実力が欲しい。

そのステップアップの手助け出来るkatsuさんでもありたい・・・
常にkatsuグル-プに俺ですら残れるのか心配になるそんな力量って憧れる。

常に斬新で常に色褪せず、それでいて変わらないそんな美しさのあるモザイク。
それが僕が理想とするモザイク。
時には楽しく時には切なく、時には励まし、時には振り返る・・・そんなモザイク。

ただ綺麗なんてのは、はかなくて持って生まれた美しさだけで過ごした女性みたいで
憧れない。 身のあるモノはうわべの美しさなんかじゃない。

天はニ物を与えないとはそんなものなのだろう。
美しさに甘え、いやそれにすら気付かず、当たり前くらいに普通と言い切り、やがて
歳をとった時には何も残らない。

逆にさほど美しくなければ、努力で勝ち取って行く・・・・その自信が美しさに変わる。

でも本来本当に美しいモノは、福山くんとかキムタクさんのように、顔も唄も芝居も
何もかも手に入れたような更なる努力や向上心なのだろう・・・・

だからこそ、自分自身良く判っているからこそ、努力の上乗せしか生き残る方法が
無いのも十分過ぎるくらい判っている・・・立ち止まれば終わりな事もね。

良くみんなに言う。必殺のテ-マ流して、みんなに今回の仕事はこれって説明して
お金を渡すと、散って行く・・・そんな仕事した後に、完成の打ち上げをみんなで店を
貸しきって宴会したい・・・・それが夢。

きっと何食べても美味しいんだろうなぁ・・・・
今回は先に俺だけご馳走になっちゃってごめんな・・・・そう思う・・・・


さぁまだ終っていない。メインディッシュは出来たから、デザ-トとコ-ヒ-くらい
用意しないとな・・・・胡蝶蘭とオンシジュ-ム・・・・


次回サークルのお知らせ
2月15日(木)10時~13時当代島公民館 3階 第2会議室
詳しくはコチラ
FROM:もーさん



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アイフルさんにあった。そろそろkatsuコ-ド・・・・

2007-02-07 03:28:54 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日は昼からチュ-リップさんの次回作の打ち合わせ。
先週お約束したんだけれど、ご覧の通りこの状態。何聞いても全く記憶に残る訳も無く
変更して頂いていた。

今回の依頼品は鏡。 これについてはカトレアの後、当代島教室のサンプルを1つはさみ
始めるのだけれど、サラッと前フリして置けば、ベルバラ風味の鏡とでもしときましょう

当然その間もカトレアは進んでいる訳で・・・それがうっかり写真撮るのを忘れた。
それはアイフルさんの家に御呼ばれしたので、巻き返そうとまた戻って夢中で仕事して
うっかり・・・・


ですから画像無しなのですが、無しぃぃって声も聞こえそうなので、今回のカトレアの
katsuコ-ドの解説にします。

まず題。 花嫁さんへのプレゼント
アイフルさんから依頼された時に実は来たかぁって思っていた・・・・それは・・・

いつだか当代島教室を手伝って貰った時に、小笠原さんから、いつかkatsuさんに
アイフルさん作って欲しいって言ってましたよ・・・それでどうしても外の作品が
良いんだって。 外に作って貰ってみんなに見て欲しいって・・・・

正直その話を聞いた時には、涙こそ出ないけど泣けたさ。
依頼はその時には無かったけれど、とうとう来た・・・・来るべき時が来た。

カトレアって頼まれて、はいカトレアって言うのなら、あえて僕じゃなくてもいいはず。
アイフルさんは僕に頼んだ。 なら僕にしか作れないカトレアを作りたい。

それは何か? 女性器にも見えたらいいなって思った。
これだけ聞けば変態扱いや嫌われても仕方無い。しかしながら僕は正気だ。

ここに作家katsuがどうしても伝えたかった事がある。
本来、お客さんのプライベ-トを書く訳にはいかないのだけれど、瑞江の中学校での
お手伝いの時に、自分から語っていたのであえて書かせてもらう。

実はアイフルさんは去年再婚なされた。子供さんも大きく家族4人になった。
確かな年齢は判らないけれど、僕よりお姉さんだ。

そんなアイフルさんが僕にはまぶしかった。
僕はタイル屋を辞め、この道を選んだ。 あのまま続けていたら収入も安定していて
もしかしたら、僕も再婚への道は近かったのかも知れない・・・・

それまで僕の生徒さんは、30~40歳くらいのもっか子育て真っ最中の女の人だった。
そんな時に小さな新聞の記事を見て連絡下さったのがアイフルさん。

子育ては終っていて自分探しとか自分磨きとかそんな風に見えた。
かぐやや、さくらには、もし万が一アイフルさんの歳で一人になったとしたら、
再婚出来る魅力を女性として持続させる事が可能かい?って・・・・聞いた時に

素敵ねって聞いた憶えがある。 そんな事からどうしてもそう作りたかった・・・
いくつになっても女性でいて欲しいと・・・・

先日も言ったが昔から、花や貝は女性器の比喩に良く使われる。似ているからだ。
その中でも、ラン系はぐんを抜いている。
女王と言われるだけの事はある。

それを踏まえると、中央のピンクがアイフルさん。 大きさは一番大きいが淡い色。
ここはよりそう見えるように。 白いのがお姉さん。
純白なんて昔から、貴方色に染まるなんて比喩にも使われるから。

けれど年齢的にもモラル的にも、そうは作れない。だから少しデフォルメして何と無く
カトレアくらいになるように・・・・
赤はせがれさん。 赤はこの国では強い象徴。 白地に赤く・・・国旗にあるように

仮面ライダ-、サイボ-グ009、ゴレンジャ-、仮面の忍者赤影・・必ずメインは赤いマフラ-、赤い仮面・・・やはり作家が違っても強い象徴である。
だから男なので赤。

最後のオレンジ。 赤にも似ている色。 これが旦那さん。
3人を下で支えている。 下に伸びた2本の葉っぱは、足にも見えて欲しかった。
家族を支える足にも見えるようにとね。

全体が少し傾いているのは明らかに、家族の重みなんだ。
簡単に支えられるはずは無いから。 きっと大変なプレッシャ-だと思うから・・・

けれど縁の下の力持ち。 オレンジの花がこう聞くと両手で踏ん張っているように
見えませんか?

いつもの通り。 僕に無い僕が憧れる家族をテ-マに作りたかった。
そしてその花嫁さんにお父さんがはなむけにプレゼントみたいな気持ちで・・・・
そんなイメ-ジ。 だってアイフルさんは僕の生徒さんだから・・・・


これから張るオンシジュ-ムは、かぐや、さくら、も-の3人の生徒が祝福しているのね
おめでとうって・・・同じ生徒だから・・・

体裁のお祝いのお金じゃない、モザイク好きの人に腕のプレゼントなのだから・・・

これが僕の考えるアイフルさんに頼まれたカトレアの全貌。
これからそう見えるように飾り付けが始まる・・・見えるといいし、気に入ってもらえると良いんだけれど・・・・

そんな中、アイフルさんの家に御呼ばれししゃぶしゃぶご馳走になった。
先日、父に敷居をまたぐなと断言された後の家庭の食事・・・嬉しく無いはずが無い。

旦那さんとアイフルさんと僕。旦那さんは僕の父くらいの年齢で、粗相があったら
いけないとプレッシャ-があったのだけれど、器の大きさや、受け入れて下さる姿勢、
久しぶりに見た・・・・立派な男の人を。

やっぱりなぁぁ、素敵な旦那さんだわ。 あんな男の人なら俺も見習いたいと思う。
父とは比べものにもならない。 懐の深さが違うんだ。

僕は、男の人と話すのを極端に苦手とする。 父や兄弟子などの影響だろう・・・
素直に表現すると、己の気分で喜怒哀楽を出し一貫性が無く、気持ちに安定感は無く、
酒を呑むと最初は機嫌良く、最後は説教。

そんな事の繰り返しなら、緊張感は増す。食事に招かれれば会話は付き物だから。

遠慮は僕にも少なく見えるかもしれないがある。しかしながら、そうそうある機会じゃなく、アピ-ルだけはしないといけない。

けれどそんな事を考えなくとも良かった・・・・ご夫婦でブログを見てくれていた。
聞かれた事に素直に答えれば良かった・・・久しぶりにまともな会話だった・・・
何と無く家族って単位での・・・・それに似ていた気がする。

そんな後だもん。こりゃ良いモノ作らなきゃって思うでしょ?
その後、鈴木さんの下小屋に材料取りにいって・・・・


明日からまた引き締めて行こう、後、数日間なのだから・・・・


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FROM:もーさん





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