katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

煮詰める前に見切り発車・・・・やはり・・・

2006-04-10 22:17:04 | 世界遺産をみんなでつくろ!
当然ながら、こうなる予想はしていたし覚悟は出来てはいたのだけれど・・・・。
どういう事か?ってのは、事前に決めておいた事・・・・椿の花のみ。

それをどうしていくのか・・・どう対処していくか?自分自身不安で楽しみだった。
前回のトマトは、立体造形の力を問われた訳で。
そして今回は、次のオブジェへの布石。

しかしただの布石じゃなくてお客さんの好みの調査と、アドリブ感の現時点の力量、
そしてかぐややさくらへの作品に対する提唱。

まず1のお客さんの好み・・・これは飾る場所が赤の大理石がバックになる所なのね。
それによって無難に選ばれる、同系色。一見同じように見えるタイルの色も微妙に
変えてあるので、お客さんに見せて好きな色をチョイスしてもらえば、

自然と嫌いな色は見えて来る。 現時点で、テラコッタ・・・素焼き色とでも言おうか、
それは好んでいない事は判った。

2のアドリブ感は、自分の作り方はいつもある程度仕込んでおいて、ほんの少しの
アドリブ・・・下絵完璧に作るのではなくて少し残した部分を遊ぶ・・・・
遊び心は物作りの原点だと思うから・・・

そして3の提唱って部分は、僕の2人に教えている大事な事・・・・それは、もし僕が
芸術家に見えたのなら、そんな人の作り方って言うの・・・・・かなぁ・・・

つまり必ず真似から始まるって言うじゃない?
それは言葉が足らないと思うのね。それは、まず好きになると思うのね・・・始まりは。

イチロ-が好きとか、ジミ-さんが好きとかね。 そこで理屈も判らないけれど、真似して、より似ている・・・を目指す訳ね。

そしてそれと平行に技術を会得していく訳なのね。  それが基本。
最初から1本足で打ったりはしなくて、きちんと教科書通りにね。

そこまでの段階をきちんとこなせると、楽譜通りに演奏出来るスタジオミュ-ジシャン
や、図面のように作れる職人とかみたいになったと言う事なんだと思うのね。

2人にはそれ以上を望んでいるのね。 何しろ一緒に働きたいって言った人だからね。
勿論あくまで僕の手伝いなんだ・・・なんて僕がそういう考えの持ち主なら、それでも
いいんだろうけれど、そうではなくて、僕の考えたモノをより素敵なモノに出来る、
提案の出来る人を育てたい訳でね。

それには、素敵に見えるだけでは嫌なのね。 風はどっちから吹いているのか?
天気は晴れなのか?雨なのか? 朝なのか?夜なのか?
切花なのか?フラワ-アレンジメントなのか?鉢植えなのか?・・・・・

ありとあらゆる設定を決めたら、よりそれに見えるように・・・って作る事。

勿論逆も真なり。 設定があるって作れたのなら、全く無し。つまり綺麗であれば
なんでもいい。って作り方。

これは少女マンガと少年マンガの違いでお分かりになる事でしょう。
お蝶夫人は華麗にプレ-するって見せたいから、コ-トで打ってるバックにバラを
描いたりする。効果を狙ったとは言え、テニスには何ら関係無い。描き方。

野球マンガのボ-ルの後には、より早く見せる為に斜線を沢山描いたりする。
これは野球をよりリアルにする為。

これだけ違うのね。 勿論それだけじゃない。 マンガのテ-マの裏にあるもの・・・
それは夢だったりする。 女の子の場合、魔法って言うのが良く出てくる。
しかしそれを手に入れても、結局お嫁さん・・・なんて現実的なものを選択する。

それに反して、男マンガはロボットなんてもんで・・・これだけ機械が発達しても
マジンガ-は見た事ないほど、夢のまた夢。

こんな事を一緒に作る異性が分かり合わないと、1つのものを作る事が難儀になる。
だから、志を一つにするにはこの程度の事は、理解して欲しいと願うのね。

ここからは、想像力を徹底的に鍛えないと、先には進まないのね。
クリエ-タ-として・・・・・

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