幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

湿潤療法の効能

2020-07-21 23:59:26 | 健康・ダイエット
 一週間前に自転車で転倒して作った肘の擦り傷。大きな傷と小さな傷のふたつ。転倒直後はそれなりに出血もあって、近くのドラッグストアで大きな傷パッドを購入し、水で傷を洗い流して簡単に消毒して貼っていましたが、その後、改めてドラッグストアで「湿潤療法」用の被覆材を購入してきました。バンドエイドなどからも出ていますが買ってきたのはニチバンのハイドロコロイド絆創膏「ケアリーヴ」。これを傷に貼っています。

 昔は擦り傷というと水で洗ってから消毒液をかけて「ひー」というほど沁みて痛いのを我慢、そこに赤チン(懐かしい)を塗って絆創膏やガーゼで覆って乾燥させていました。でもすぐに傷にガーゼがはりついてしまって、これを剥がす時に痛いし、なかなかかさぶたはできないし、かさぶたができてもまた剥がれて出血するしという繰り返しでした。

 ところが今の「湿潤療法」では消毒もしないし、ガーゼも使わずに被覆材で覆うだけ。そうすると傷口からじゅくじゅくと液が浸みだしてきます。実はこの液は滲出液といって、細胞を復活させ傷の消毒をするすぐれもの。従来のように消毒して乾燥させてしまうとせっかく治そうとしているこの液を拭き取ってしまうことになるので、これまでと逆に湿らせたままこの滲出液の力で傷を治すのが「湿潤療法」です。

 その存在は知っていましたが、子どもの頃と違って実際に擦り傷を作る機会がなかったので試したのは今回が初めてです。最初の2日間くらいはなかなか傷が治らない感じがして、やっぱり年を取ると傷の治りが遅いのかとガッカリしていましたが、3日目くらいからお風呂に入っても湯が傷に沁みなくなり、さらに少しずつ傷が薄い皮膚に覆われてきました。いま一週間で傷の大きさが半分くらいにまで小さくなっています。

 湿潤療法なら「早く」「キレイに」治ると言われていますが、実際に自分の体で試してみたら本当でした。10日間くらいで治るという話でしたが、年齢のせいか傷の大きさのせいか、もう少し時間はかかりそうな気はしますが、それでも十分に早いと思います。「簡単」「痛くない」というのもメリットですし良いことだらけです。昔の治療って何だったんでしょう。

 ただ経過はちゃんと観察した方が良いです。化膿することもあるので、その場合はすぐに病院で診察してもらわないといけません。滲出液は透明で薄い黄色、さらさらしているのに対し、膿は黄色や緑色をしており、どろっと粘性があるので、それで見分けるそうです。また擦り傷や火傷の治療には適していますが、深い刺し傷には向いていないので、その場合は病院に行きましょう。
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最近少年サンデーが面白い

2020-07-20 23:56:55 | マンガ
 僕は6歳の頃から少年マンガ誌をずっと読んでいます。時々途切れていた時期もありますが、基本的にはこれまで約53年間にわたり少年ジャンプ、マガジン、サンデーは欠かしていないと言って良いでしょう。チャンピオンだけは「ブラックジャック」「ドカベン」「がきデカ」「マカロニほうれん荘」などが連載されていた70年代の黄金期のみでしたが、他の3誌は今現在も毎週必ず購読しています。

 半世紀にわたって読んでいると各誌の浮き沈みもわかります。ジャンプの長い黄金時代もマガジンがヤンキーマンガばかりになった時も、サンデーがラブコメばかりになった時もちゃんと読んでいました。何回も「読みたいマンガが少なくなったからやめようかな」と思ったこともありましたが、惰性で読み続けているうちにまた復活してきたりするのが面白いところです。

 で、今日は少年サンデーなのですが、ここのところの誌面の充実ぶりが素晴らしいです。2000年代後半の低迷ぶりからよくぞここまで浮上してきたなと感動すら覚えます。「名探偵コナン」しか残っていない、しかもそのコナンも超マンネリで読む気もしなくなっていたのに、数年前から少しずつ面白い作品が増えてきて、今は「双亡亭壊すべし」「トニカクカワイイ」「君は008」「よふかしのうた」「蒼穹のアリアドネ」「MAO」「MAJOR 2nd」「BE BLUES!〜青になれ〜」などの中堅やベテランの作品が充実しています。

 さらに最近では「ノケモノたちの夜」「葬送のフリーレン」といった新しい作家の作品がまた面白く、特に「葬送のフリーレン」は勇者や魔法使いといったドラクエ的なパーティの後日譚なのですが、ジャンプ系の作品とは違うとても静かな滋味深い作品でいま一番のお気に入りです。またまだ始まったばかりの将棋マンガ「龍と苺」も絵は下手ながら妙な熱気があって注目しています。

 もともとサンデーは他誌に比べて編集者の意向よりも作家のやりたいことをやらせているというところがあって、じっくりと作家も作品も育てていくし、長期連載になりやすいですから、それに付き合える大人の読者向けの作品が多くなります。高橋留美子を筆頭に大ベテランたちもずっと新しい作品を発表できるのがまた古いファンには嬉しいところです。まだ発行部数はジャンプ、マガジンとは大差があるようですが、ここから何とか盛り返してほしいです。
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新旧大関たちの奮闘

2020-07-19 23:17:20 | 大相撲
 大相撲七月場所が始まりました。本来は名古屋で開催される「名古屋場所」ですが、コロナ対策のために移動を避けて東京で開催されることになってしまいました。それでも無観客ではなく人数を制限して観客を入れていますが、だったら感染が拡大している東京よりもまだ名古屋の方がマシだったのではないかと思わなくもありません。

 今場所の注目は何といっても新大関朝乃山です。五月場所は中止になってしまったので大関デビューが遅れてしまいましたが、その分もしかしたら精神的には落ち着けたかも知れません。初日は素晴らしい相撲で白星を上げました。またカド番の貴景勝も勝って幸先のいいスタートを切りました。30代半ばの両横綱ではなく、26歳の朝乃山と23歳の貴景勝がこれから数年間の大相撲を引っ張っていくわけですから頑張ってほしいです。

 さて平幕下位に目を移すとこちらには元大関たちがひしめています。11枚目に栃ノ心(32歳)、13枚目に高安(30歳)、14枚目に琴奨菊(36歳)、そして幕尻17枚目に照ノ富士(28歳)。これだけ元大関が平幕で「密」になっている番付というのも珍しいでしょう。過去にあったのかどうか。昔は大関在位のまま力が衰えると引退していましたが、最近の元大関は落ちてからも引退せずに粘りますからこういうことも起きるのでしょう。

 ただし30代の3人は落ちてきてこの地位にいますが、照ノ富士だけは這い上がってきての再入幕ですから立場も事情も違います。よくぞ怪我と病気で序二段まで落ちながら戻ってきたと感動すらします。初日も無事に乗り切りました。早く上位と当たるところまで番付を上げてきてもらいたいです。

 
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欅坂46の終焉

2020-07-18 23:59:39 | AKB&乃木坂
 平手友梨奈の脱退以降ほぼ活動が停止している欅坂46が「改名」という名の終焉を迎えることになりました。具体的にどうなるのか全く現時点ではわかっていませんが、「欅坂46」というグループが終わることだけは確かなようです。今日のTBS「音楽の日」で欅坂46として最後の曲である「誰がその鐘を鳴らすのか?」を披露していましたが、平手のいないこのグループは平凡過ぎて最早魅力がないことは誰の目にも明らかでした。終わるという判断は仕方ありません。

 欅坂46は活動5年間で8枚のシングルを発表しましたが、全て平手がセンター。それもAKB48や乃木坂46のセンターとは重さが全く違うセンターで、真ん中に立っているというだけではなく、楽曲の「芯」として唯一無二の替えのきかないセンターでした。もっと言えば「平手友梨奈と愉快な仲間たち」と揶揄されていたくらい、平手以外のメンバーは単なるバックダンサーに過ぎませんでしたし、平手を際立たせるために無個性であることを強いられていました。

 その平手がいないことでこれまでの楽曲は一切成立しなくなったのですから、欅坂46の存在自体が無意味になったわけです。いったん休止して仕切り直すしかありません。ただ無個性が持ち味のメンバーをどう仕切り直せば良いのかと言われると答えに窮することでしょう。普通にビジネスとして考えるならば投資をしても回収できる可能性は低いですから、解散して各自が芸能活動を続けるのか一般人になるのか選択するしかありません。

 他にはない独特の世界観で短い期間だけ強く輝いた女性アイドルグループとしてここで終わっておくのが一番美しいと思います。10年後には伝説として語られることになるかも知れません。

 
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還暦直前の回復力

2020-07-17 23:41:21 | 健康・ダイエット
 火曜日に自転車で転倒して擦り傷と6か所の打撲。そこからの回復具合をずっと科学者のように観察しています。子どもの頃なら自転車で転ぶなんて日常茶飯事で、翌々日にはすっかり忘れてしまうほどでしたが、あの頃から半世紀。59歳5か月の再生能力はいかばかりでしょうか。我ながら興味があります。

 まず擦り傷ですが、左肘に大きな7センチ×1センチの傷と、直径1センチほどの小さな傷の2か所。深くはありません。どちらにもずっと傷パッドを貼っています。入浴前に剥がして入浴後に消毒して新しいものと交換していますが、お湯に濡れるだけで沁みていた傷口が72時間経過した今日は平気になりました。ただ傷口自体はまだ赤く浸出液が出てきます。かさぶたができるには至っていません。まだ時間がかかりそうです。

 打撲は上から左肩、左肘、左胸、左大腿骨、右太腿、右膝。転倒から24時間後のテニスの時には右太腿が痛くて動くのが辛かったのと、左胸、左肩が痛くて左腕を動かす時に気になりました。現時点でも左胸の痛みは残っていて胸を張るような動作をしたり力を入れると鈍い痛みがあります。左大腿骨は触ると痛いですが、動きにはあまり影響はなくなってきました。右膝も同様。右太腿の痛みはほぼ解消し、歩くのも問題なし。それ以外はほとんど気にならなくなりました。

 転倒した時に一番体重を受けたのが左の上半身だったということでしょう。恐らく自転車のどこかのパーツにぶつけた右足よりも、地面からのズシンと重い衝撃を受けとめた左胸から背中にかけて痛みが長く残っています。また太い筋肉よりも筋肉がついていない関節回りの方が触ると鋭い痛みがあります。

 総合的な感想は「思ったよりは回復が早い」というところです。72時間後にここまで治ってきていれば個人的には合格点です。6時間後の痛みの状況からすると一週間くらいはまともに動けないことも想定していましたから、普通に生活できていてテニスも何とかできるなら問題ありません。打撲したところにはもう湿布も貼っていません。還暦直前でこのポテンシャルならまだまだ体は40代くらいかも。

 あとは擦り傷がいつになったら傷パッドなしで大丈夫になるかです。なにせ痒いです。QOLがこんな傷ひとつでかなり下がります。いつも裸で体中に派手な擦り傷を作っている力士はすごいです。

 
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藤井七段最年少タイトル獲得

2020-07-16 23:49:17 | 時事
 藤井聡太七段が渡辺明棋聖を破り、3勝1敗で初タイトルとなる棋聖を獲得しました。史上最年少となる17歳11カ月のタイトル保持者誕生です。まさに恐るべき17歳。14歳で最年少プロ棋士となって以来、まったくとどまることを知らずに急速な成長をし続けてきました。現役棋士で羽生九段のタイトル99期の大記録を超える可能性があるのは藤井七段をおいていません。

 そして師匠の杉本昌隆八段が語っていたようにこのタイトルは東海地方に初のタイトルを持ち帰ることになりました。杉本八段の師匠である故板谷進九段の悲願だったタイトル。将棋界のタイトルは関東と関西が独占をし続けてきました。板谷九段は何回もタイトル挑戦の目前までいきながら敗退。47歳の若さで夢を掴むことなく急逝しました。それから32年、ようやく孫弟子の藤井七段の手で悲願が達成されたのです。

 地元瀬戸市にとっても今回のタイトル獲得は本当に喜ばしいニュースでしょう。瀬戸と言えば焼き物の代名詞「瀬戸物」で知られる街ですが、全国的にどこまで知名度があるかと言うと「瀬戸内海」の瀬戸と混同されることがしばしばあるようです。地元民にとっては腹立たしいことでしょうが、国民的ヒーローが誕生して一気に注目度が上がりました。これまでの瀬戸市出身の有名人と言えば瀬戸朝香と青木さやか、石川秀美くらいなものでしたから。

 さて、次なる期待はいま争っている王位戦のタイトル奪取なるかです。ここまで木村一基王位に2連勝しています。あと2勝で史上最年少の2冠達成、そして史上最年少の八段になります。これまで不可能に思えるような大記録を軽々と達成してきた藤井七段なら、この山も難なく乗り越えていきそうな気がしてなりません。
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テニスができる絶妙な痛さ

2020-07-15 23:31:28 | テニス
 昨日自転車で転倒した後の打ち身ですが、夜に寝ようとしたら痛くて悶絶しました。左を下にして横向きになったところ、肩、胸、肘、腰に激痛。左半身を強打して指でそっと触るだけで痛いのに、そこに体重をかけたら痛くて寝られるはずもありません。かと言って右足の太腿と膝も痛いので、右を向いても態勢をうまく考えないと痛いし、結局仰向けしかできないのですから不便でした。

 朝起きたら、少し痛みは和らいだものの痛いことには変わりありません。特に右足太腿が痛くて歩くのも辛いです。それでも昨日予約しておいた鍼灸院に行き施術してもらって、後はなるべく湿布貼っておとなしくしていたら痛みは低減。歩いていても「痛いな」とは思うものの、普通のスピードで歩くくらいには回復してきました。

 ただ今夜はテニス。全身が痛いのにテニス。どこまでできるかと不安はありましたが、一番大事な右手だけは無傷だから何とかなるだろうとやってみました。前後左右に走ると当然右足が痛いです。左手でトスを上げたら肩と胸が痛いです。痛いけれど痛いだけで、できなくはありません。痛くてプレーを思わず止めてしまうほどの痛みではなく、ちょっと痛いなぁと思いながらも手加減抜きでプレーできてしまえるほどの絶妙な痛みです。

 結局いつものように2時間みっちりテニスしました。ずっと痛みはありましたが、夢中でプレーしている間はほとんど忘れかけているくらい、プレー後に「うーん、やっぱり痛いな」と思い出すくらいの痛さです。医学的には当然自重しておとなしくしている方が良いのでしょうが、これくらいの痛さならテニスをやめるという選択肢はありません。もし全くテニスしなければ2週間で治るけれども、痛みを我慢しつつテニスしながら治すなら2ヵ月かかると言われたら、当然テニスしながら治す方を選ぶのが真のテニスバカですから。
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こけちゃいました

2020-07-14 23:16:45 | 自転車
 1992年バルセロナ五輪男子マラソンの谷口浩美はレースで転倒、期待されながら8位に終わりましたが、レース後の「こけちゃいました」の一言でその名を残しました。谷口はいかにも軽く言いましたが、実際にはそんな軽い話ではありません。でも重たい話を軽くした谷口の人間性を世間の人は受け入れ称賛したのだと思います。

 実際、人間がこけるのは大変なことです。喩えとしての人生での転倒も大変ですが、物理的に転倒しても命に関わることがあります。と言うことで、本日僕もこけちゃいました。買ったばかりの自転車に乗り、初めて向かうピアノ教室に行く途中での大転倒です。雨上がりの道は滑りやすいという基本的なことを忘れていた自分の浮足だった愚かさと、それでもきっと若い頃なら転倒は防げたのではないかという技術と俊敏さの衰えが残念でなりません。

 さすがに柔道経験者だけに転倒しても受け身は取れるので頭を打ったりはしなかったのですが、むき出しの肘は盛大にアスファルトで擦り傷を作りました。むしろ気になったのは買ったばかりの自転車の方でしたが、全く無傷。意外に丈夫なのか、こけ方が上手かったのか、無意識に新品の自転車を庇ってしまったのか。とりあえず走ってみて自転車に問題はなかったので、近くにあったドラッグストアで傷パッドの特大サイズを購入。ピアノ教室に行って先生に貼ってもらいました。初教室での最初が傷の手当てってどうなんだという感じですが仕方ありません。

 転んだ当初は派手な擦り傷が気になりましたが、時間が経つにつれて体のあちらこちらが痛み始めました。左側に転んだので左胸、左腰、左太腿がかなり痛い上に、右の膝と太腿もどこかで打ったみたいで痛みます。じっとしていれば痛みはありませんが、体を動かすと結構痛いです。とりあえず打ち身の治療に鍼灸院の予約だけすぐに入れておきました。痛みが続くようなら外科でレントゲンくらい撮らないといけないかも。

 自転車で転倒したのなんて10代を最後に記憶がないので恐らく40年ぶりくらいでしょう。大人になってから転ぶと子どもの頃よりずっと痛いし、なにより治りが遅いのが困ります。還暦前のジジイがどれくらい治りが遅いのか、ある意味楽しみなくらいです。2週間程度では無理でしょうが、1か月後でもまだ痛いかも。こけちゃった代償は高くつきそうです。
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QuizKnockがブーム

2020-07-13 23:03:33 | クイズ
 クイズ好きだけが知っているQuizKnockですが、昨年後半あたりからやたらとテレビで見かけるようになり知名度が一気に上がってきました。創設メンバーである伊沢拓司は昔からクイズプレーヤーとして有名でしたが、彼がYouTubeでQuizKnockの動画を始めた頃はまだ素人の学生を集めて遊んでいるなぁという印象で、学生ノリが合う若者には受けるかもなというくらいでした。

 ところが「東大王」で伊沢をはじめ水上颯、鶴崎修功、林輝幸とQuizKnock絡みのメンバーがテレビでの露出を増やし人気が上がるにつれ、QuizKnockの動画チャンネルの登録者数もうなぎのぼりに。昨年11月には100万人を超えて、女子学生を中心にアイドル的な人気まで獲得をし始めたのです。この展開には驚きました。

 そしてその人気を受けてテレビ局も伊沢以外のメンバーをクイズ番組に出演させるようになり、川上拓朗、山本祥彰、須貝駿貴、そしてふくらP(福良拳)やこうちゃん(渡辺航平)も頻繁にテレビに出てくるようになりました。主要メンバーで出てこないのは河村拓哉だけです。普通の学生なのにこれだけ番組オファーがあること自体に驚きますし、今のテレビに対するYouTubeの影響力の強さを感じます。

 半世紀以上にわたって長らくクイズ番組をずっと見てきていますが、日本のテレビ史上、これだけクイズプレーヤーがまとめてテレビを席捲し人気を得たことはありません。比較するとすればバブル期に「アメリカ横断ウルトラクイズ」などで長門勇人、能勢一幸などが人気になったことがあるくらいです。あの頃は「史上最強のクイズ王決定戦」「FNSクイズ王決定戦」などがあり、それぞれに知名度が高いクイズプレーヤーはいましたが、あくまでもクイズ好きの間での人気という感じで、今のQuizKnockの「推しは〇〇」というアイドルグループのノリはありませんでした。

 実は先ほどGoogleで「クイズノック」で検索したら「嫌い」「気持ち悪い」「アンチ」などのワードが出てきて、すでにそんなことになっているのかと展開の早さに驚きました。まあ「悪名は無名に勝る」と言いますから、それだけ人気が上がってきているってことなんでしょうけど、素人学生集団だけに脇が甘くて変なスキャンダルを起こして叩かれたりしないか心配です。有名になるというのは引き換えにいろいろな自由を失うことでもありますから。

 


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石川昂弥一軍デビュー

2020-07-12 23:59:11 | 野球
 中日ドラゴンズのドラフト1位ルーキー石川昂弥が出場選手登録され、すぐに「7番・三塁」で先発メンバーとして出場しました。予想よりかなり早いデビューとなりましたが、きっちり初打席で二塁打を放ったあたりはさすが大物だと思いました。その後の打席ではプロの洗礼を浴びた形になりましたが、未来の中日の4番を期待されている選手だけに、どんどん使ってもらって経験を積んだ方が良いと思います。

 石川が急遽起用されたのは本来のレギュラーである高橋周平が肉離れで戦線離脱したからです。今季好調にスタートしていた高橋が抜けるのは戦力的にかなりきついことは間違いありませんが、肉離れなら1ヵ月前後で戻ってくることでしょうし、石川を早くから使うことができたとプラスに考えるべきです。石川は体もしっかりしているし、メンタルも強そうですから少々ミスをしようが使い続けた方が良いと思います。

 逆に昨年のドラフト1位の根尾昂 はもう少しじっくり二軍で育てた方が良さそうです。根尾はまだ線が細くてプロの体つきではないし、なまじ頭が切れるだけに考えすぎるタイプに思えるので、しっかりと自信がつくまで育てた方が良いでしょう。数年後には根尾と石川で中日の中軸を担ってほしいと思いますが、今のところレギュラー野手陣は働き盛りが揃っています。ただ層が薄いので、この二人が成長してレギュラー争いが激化するのを期待しています。
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