カリフォルニア・インディアンウェルズで行われているBNPパリバ・オープン。マレーもジョコビッチも負けてしまい、第4シードの錦織にマスターズ1000大会初優勝のチャンスが訪れていました。残る強敵はフェデラーとワウリンカくらい。苦手なコートですが、このチャンスはぜひものにしないと、と思った矢先に、地元アメリカのジャック・ソックに準々決勝で負けてしまいました。
ソックはランキング18位。今年絶好調ですでに2大会で優勝してランキングを一気に上げてきた選手です。こういう伸び盛りの若手に負けることもあるでしょう。ただ、今年に入って錦織の負けてきた相手がどうもよろしくありません。全てランキングが自分より下の選手なのです。つまりランキング的には勝って良い相手に負け続けているということです。
今季初戦のブリスベンで17位のディミトロフ、全豪で17位のフェデラー、ブエノスアイレスで66位のドルゴポロフ、リオで76位のベルッチ、そして今回が18位のソック。トップ10の選手すらいません。この中でフェデラーだけはランキング下位といっても格下ではないので仕方ないとしても(それでも故障明けの35歳ですが)、後は全て錦織がこれまでの対戦成績からしてもランキングからしても本来なら勝って当たり前の選手です。
昨年までの錦織は違いました。昨年錦織は21敗していますが(デ杯含む)、このうち12敗がランキングで上のジョコビッチ(6敗)、マレー(3敗)、ワウリンカ(1敗)、ナダル(2敗)相手です。そして3敗はライバルの1人であるチリッチでした。残る6敗が18位のトミック、43位のクエリー、12位のガスケ、21位のトミック(2敗目)、34位のソウザ、13位のツォンガとなっています。
今年は去年と比べて明らかに格下相手に取りこぼしているということになります。もちろん錦織がランキングでトップ5に定着して、世界中の選手から研究されているということもあるでしょう。またジョコビッチやマレーが調子を落としていて、錦織と対戦する前に負けてしまっているということもあります。ただやはり今年の錦織は調子の良い格下の選手の勢いを止めきれずに負けているという印象が強いです。
まだ5大会目ですから、あれこれ言うには早いのかも知れませんが、少々心配な負け方ではあります。次は得意のマイアミですから、ここで一気にこれまでのモヤモヤを吹き飛ばすような快進撃を期待したいと思います。
ソックはランキング18位。今年絶好調ですでに2大会で優勝してランキングを一気に上げてきた選手です。こういう伸び盛りの若手に負けることもあるでしょう。ただ、今年に入って錦織の負けてきた相手がどうもよろしくありません。全てランキングが自分より下の選手なのです。つまりランキング的には勝って良い相手に負け続けているということです。
今季初戦のブリスベンで17位のディミトロフ、全豪で17位のフェデラー、ブエノスアイレスで66位のドルゴポロフ、リオで76位のベルッチ、そして今回が18位のソック。トップ10の選手すらいません。この中でフェデラーだけはランキング下位といっても格下ではないので仕方ないとしても(それでも故障明けの35歳ですが)、後は全て錦織がこれまでの対戦成績からしてもランキングからしても本来なら勝って当たり前の選手です。
昨年までの錦織は違いました。昨年錦織は21敗していますが(デ杯含む)、このうち12敗がランキングで上のジョコビッチ(6敗)、マレー(3敗)、ワウリンカ(1敗)、ナダル(2敗)相手です。そして3敗はライバルの1人であるチリッチでした。残る6敗が18位のトミック、43位のクエリー、12位のガスケ、21位のトミック(2敗目)、34位のソウザ、13位のツォンガとなっています。
今年は去年と比べて明らかに格下相手に取りこぼしているということになります。もちろん錦織がランキングでトップ5に定着して、世界中の選手から研究されているということもあるでしょう。またジョコビッチやマレーが調子を落としていて、錦織と対戦する前に負けてしまっているということもあります。ただやはり今年の錦織は調子の良い格下の選手の勢いを止めきれずに負けているという印象が強いです。
まだ5大会目ですから、あれこれ言うには早いのかも知れませんが、少々心配な負け方ではあります。次は得意のマイアミですから、ここで一気にこれまでのモヤモヤを吹き飛ばすような快進撃を期待したいと思います。