NHKのドラマ「トットてれび」が終わりました。全7回は凝縮しすぎではないかと思うほど、懐かしい昭和のテレビが甦った中高年にはワクワクのドラマでした。演出も楽しかったし、美術セットなどもかなり凝って作りこんでいたので、当時を知る人間としては(僕の生まれる以前のことはわかりませんが)本当によくできていると感心もしました。
何より俳優が有名人を演じているのですが、素晴らしいのはみんな「物真似」ではなかったこと。森繁久弥も渥美清も坂本九も向田邦子も植木等も外見はほとんど似ていません。そうではなく、あくまでもその人「らしさ」を演じていました。本人を知っている世代としては単なる物真似をされたら「似てる」「似てない」ということばかり気になりますが、そうではなかったからこそ、楽しく見ることができました。
そして主演の満島ひかり。彼女だけはその域をも超えて完全に黒柳徹子を甦らせていました。姿形も似ていたし、喋り口調は本人以上に黒柳徹子をしていました。まさに本人が憑依したのではないかと思うほど、黒柳徹子になり切って動き喋り息をしていました。満島なしではこのドラマは成功しなかったと思います。
まだまだ黒柳徹子にはネタがあると思います。それほど波乱万丈な人生を送っている人です。ぜひ満島主演で続編を作ってくれないかなと願っています。
何より俳優が有名人を演じているのですが、素晴らしいのはみんな「物真似」ではなかったこと。森繁久弥も渥美清も坂本九も向田邦子も植木等も外見はほとんど似ていません。そうではなく、あくまでもその人「らしさ」を演じていました。本人を知っている世代としては単なる物真似をされたら「似てる」「似てない」ということばかり気になりますが、そうではなかったからこそ、楽しく見ることができました。
そして主演の満島ひかり。彼女だけはその域をも超えて完全に黒柳徹子を甦らせていました。姿形も似ていたし、喋り口調は本人以上に黒柳徹子をしていました。まさに本人が憑依したのではないかと思うほど、黒柳徹子になり切って動き喋り息をしていました。満島なしではこのドラマは成功しなかったと思います。
まだまだ黒柳徹子にはネタがあると思います。それほど波乱万丈な人生を送っている人です。ぜひ満島主演で続編を作ってくれないかなと願っています。