幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

シンジローは本当に顔になるのか

2024-09-16 23:59:48 | 政治
 小泉進次郎が口を開くたびに笑われています。「早期の解散総選挙」で他の総裁選8候補に立憲民主党の代表候補にまで口を揃えて批判され、「解雇規制の緩和」を言って首切り促進かと一斉に反発を食らい、「台湾には行ったが中国には行ったことがない」と素直過ぎる発言をして、あの鳩山宇宙人にまで苦言を呈され、挙句に「トルドー首相と同い年」「金正恩と同世代」だから話が合うと言って、高校生かと嘲笑されています。シンジローがそういう人間だということくらい、ずっと前からわかっていたし、だからこそ父親の元総理からも「まだ早いからやめた方が良い」と言われていたのに、自らの力量も顧みずに立候補して集中砲火を浴びています。

 シンジローは自分では何も考えられず、周りが作ってくれた原稿さえ覚えられずにカンペを読むばかりで、いざフリートークになったら「進次郎構文」で訳のわからないことを言う様子をこれほど集中的に報道されて、それで本当に自民党は彼を「選挙の顔」にして勝てるのでしょうか?斎藤兵庫県知事が辞任を拒めば拒むほど、推薦した維新の支持率が下がるのと同じで、シンジローが喋れば喋るほど自民党は票を失う可能性もあるのではないかと思います。

 自民党の国会議員が考えているのは唯一、次の総選挙で自分の票を一番上積みできる「顔」は誰なのかだと言われています。国のこと、国民のことなど全く考えていないのが与党の国会議員なのですから、そりゃあ日本がどんどん悪くなっていくわけです。少しでも日本や国民のことを考えているのなら、「同い年」というだけで外交ができると思っているシンジローを候補者としてすら推薦しないでしょう。もし若くてイケメンで血筋が良くて奥さんが美人だから、という理由で、ミーハーな国民が投票しそうだと思ったら、党として責任を持って総裁候補から引っ込めるべきです。それが本来国政を預かる与党としての責任であり矜持でしょう。

 もしかしたら自民党の議員たちもシンジローがここまでとは思っていなかったのかも知れません。実は僕も思っていませんでした。だから「さすがにこれはヤバいぞ」と感じている議員もそれなりにいるとは思います。もし決選投票の2人にシンジローが残った時に、シンジローを総理総裁にすることだけは避けようと考える真っ当な議員が自民党にどれだけいるのかが、今後の自民党を占うのではないかと思います。シンジローは「迷ったらフルスイング」だと言っています。総理大臣が国の行く末を左右するような重大事の決定において、訳もわからずにフルスイングするようなことだけは本当に避けて欲しいです。バカもほどほどにしてくれ。
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