晴れサークル伝説

　うちのテニスサークルは長年「晴れサークル」を自負してきました。とにかく練習が雨で潰れることが少ないですし、またイベントなどを行ったり合宿などに出かけると雨の予報が覆ったり、現地に向かうにつれて雨が上がってきたりすることが多いからです。さらに言えば屋外コートなら晴れるのに、屋内コートを取った時に限って雨が降るということもしばしばありました。

　先週土曜日も今日も天気予報はずっと前から雨マークで、さすがに無理かなと思っていたのに、なぜかコートに集まると雨雲が避けていってコート周辺だけが降りません。予想外にたっぷりテニスができてしまって、逆に予定が狂うというところまであります。

　これはもちろん単なる偶然の部分もありますが、雨を避けることができるように幹事なりに努力をしている部分もあります。特に天気予報を見て屋内コートを確保したり、日時を臨機応変に変更したりして雨を避けて練習を開催することもしています。ネットもなかった時代は天気予報もテレビや新聞などで知ることしかできず精度が低かったですが、今は雨雲レーダーで時間帯や降る場所もかなり精密に知ることができるので、こまめにチェックして判断をしています。「晴れサークル」という伝説は、実際には努力で作られた部分もあるということです。

　晴れサークルの究極の理想は自前のインドアコートを作ることです。もう天気関係ありません。駐車場15台くらいのインドアカーペットかオムニコートをできたら３面。空調完備でもちろんトイレシャワー更衣室もあって、欲を言えばプレーを録画できるカメラが何台か備え付けてあると最高です。自分が使わない時にはレンタルして小銭も稼げそうですし。宝くじで10億当てるか大富豪のテニス仲間でもできない限りは無理かなぁ。