裏の林では植栽した花木や野草がいっせいに芽吹き、花を咲かせています。今、見ごろの花木はツツジの‘春一番’、ツクシシャクナゲ、モクレン‘エリザベス’。園芸草花はスイセン。野草はスミレ類、ハシリドコロ、ヒメウズなどです。他にホトトギス類が芽を出しました。
ツツジ‘春一番’。この花を最初に見た時は写真より大きな株でした。「きれいな花だな」と思い、庭に欲しいと思いました。3年ほど前、小苗を買い求め植えましたが思いのほか生長が遅いです。‘春一番’と言う名があるとおり早咲きの品種ですが、今年は近所のミツバツツジより遅く咲きました。
ツクシシャクナゲ。長い間鉢で育てていたものですが、地植えにしたところ大きくきれいな花を咲かせてくれました。花はきれいなだけでなく気品があります。アズマシャクナゲとの違いはアズマシャクナゲは花の先が5裂し、ツクシシャクナゲは7裂します。
マグノリア‘エリザベス’。遅咲きの黄花のモクレン。黄色い花が珍しい。土日の強風で花びらが少し痛んでしまったのが残念。
バナナアケビ。やや黄味を帯びた白い花。今年初めて雌花がつきました。果実はバナナのように黄色く色付くそうです。実が成るが待ち遠しい。
スイセン‘フラワーレコード’。花筒の先が赤く口紅のように縁取られてチャーミング。
スイセン‘フライヤー’。黄色の八重咲き品種。やや重たげ。
スイセン‘プリンセス ザイデ’。やや緑を帯びた白い花。慎ましやかな感じ。
マルバスミレ。裏の林で自生しているもの。今、いっせいに咲いています。遠目に見ると雪がうっすらと積もったよう。
ツクシスミレ。10年ほど前、練馬区の仕事をしていた時に牧野植物園でもらってきたもの。雑草のように増えすぎて処分していたものです。牧野富太郎博士が九州で採取したと言われています。庭の所々に生えています。
アリアケスミレ。これも10年ほど前、大津市の田んぼの土手で採取したもの。鉢植えにしていたものが種が飛び、畑の隅などに増えています。
アカネスミレ。日当たりの良い所に元から自生しているスミレ。花つきがよくきれい。観賞価値があります。
スミレの名の元になったと言われる大工道具の墨入れ。
ハシリドコロ。茶褐色の渋味のある花。毒草だが茶花にいかが?
ヒメウズ。ウズは毒草トリカブトのこと。小さな花だがよく見ると複雑な構造の花でかわいい。これも毒草かな?
ホトトギスの新芽。
ヤマホトトギスの新芽。
ヤマジノホトトギスの新芽。
林にはタラが20数本自生しています。芽が見る見る大きくなり、5芽ほどを天ぷらにして食べました。
タラの芽。天ぷらは期待したほど美味くはありませんでした。コシアブラの方が上位の味がするように思います。
ようやく4月10日(水)ジャガイモを植えつけました。昨年より2週間ほど遅くなってしまいました・
シャガイモの植え付け。
先日、近所の人の紹介で牛牧場の堆肥をもらいました。今、牧場でも堆肥が無い時期だそうです。堆肥置き場の隅に残っていたものを軽トラ1台分いただきました。
もらった堆肥。「代金を払う」と言ったのですが、「取りに来たので無料」と言う事でいただきました。ようやく畑に野菜の植え付けができます。ありがとうございました。
農機具を置いてあるビニールハウスに入るとやたらに狭いなと思い、上を見るとビニールハウスの屋根部が凹み、大量の雨水が溜まりコブのように垂れ下がっていました。どうも以前に屋根に雪が積もり、重みで凹んだところに雨水が溜まったようです。「やれやれ、忙しい時に余計な仕事が出来た」とうんざりしました。
雨水が溜まり、凹んだビニールハウスの農道具小屋。水をかい出すために、脚立を上がったり降りたり、疲れました。修復はまだ。