柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

343号 都立木場公園。富岡八幡宮。深川不動。カルメ焼き。トウキョウサンショウウオの卵。

2013年04月04日 14時01分46秒 | 花、写真、家庭菜園

 3月29日(金)は穏やかな花曇の日でした。都立木場公園の近くに古材や西欧ガラクタを売っている店があるのを知り、木場公園の撮影の帰りに寄ってみようと思い出かけました。

 木場公園ではサクラが満開で空はピンクの天井になっていました。他にユキヤナギ、ハナカイドウ「スイシカイドウ」などが満開で見ごろでした。

 満開でピンクの天井のようなサクラ。下では沢山の親子が花見弁当を楽しんでいました。

 ユキヤナギも満開で見頃。

 ハナカイドウ「スイシカイドウ」。下の緑はボックス ウッド「西洋ツゲ」。ピンクと緑の色合いが美しい。 

    

 ハナカイドウも満開。やさしい乙女色。私はサクラよりこの花が好ましく思います。

 園内にある帰化植物栽培コーナーでグンバイナズナを撮影しました。この草は以前はよく見かけたように思いますが、近頃は全く見かけなくなりました。最近はマメグンバイナズナばかりです。

  このような保護されている所でしか見られなくなった貴重な帰化植物。グンバイナズナ。

 木場公園の帰りに古材屋に寄ったのですが、思いの他高価で、購入をあきらめました。店の前の川の向こうに公園のようなものがあるので寄ってみると富岡八幡宮でした。

 富岡八幡宮 本殿。

 参道にある伊能忠敬の銅像。

 境内に面した小さなレストランでオムハヤシ(900円)の昼食を食べ、地下鉄門前中町駅に向かうと駅の入り口から参道がありるので奥に行くと深川不動でした。このあたりは全くの不案内で、富岡八幡宮と深川不動が直ぐ近くであることを知りませんでした。

 深川不動。

 ワラジの願かけ。大きなワラジに小さなワラジがいっぱい。

 深川不動の参道脇で「カルメ焼き」を焼きながら売っている屋台がありました。あまりきれいとは言えませんがおじいさんが熱心に「カルメ焼」きを作っていました。許可を得て撮影しました。

 カルメ焼き。私は色からしてキャラメルをイメージしてカルメル焼きと覚えていました。1個200円で材料費にしては中々の値段だと思いました。しかし、これを作るのは中々難しいそうで沢山の失敗作が出来るようです。割れカルメ焼きと言う失敗作が100円なので5個買いました。割ると中は小さな泡の空洞が沢山あり、名のように「軽め」でした。

 

 カルメ焼きを作っているところ。

 ひと欠けを口に入れると、甘さの中にかすかに泡を立たせるための重曹の香りが広がり、懐かしい昭和の味がしました。

 4月1日(月)天気が良いので笠間市にある北山公園に出かけました。写真に撮るような花はあまりありませんでしたが、出会った人が湧き水にトウキョウサンショウウオの卵があると教えてくれました。トウキョウサンショウウオの卵を見るのは久しぶりです。今まで東京都武蔵村山市で1箇所。埼玉県越生市で1箇所見た程度です。

 トウキョウサンショウウオの卵。三日月形の卵2個が1対で1匹のメスが産むそうです。

 4月3日(水)は朝からの暴風雨で荒れた日でした。畑仕事が出来ないので、トマト、ナス、カボチャ、ヘチマなどの種まきをしました。風は見境なく荒れ狂いました。この頃の風はほどほどと言うことを知りません。庭に今、満開に咲いているモモの花を吹き飛ばしてしまいました。「花に嵐」のたとえもありますが、これは現実です。無粋な風です。

 

 吹き飛ばされて池に散ったモモの花。 夕方には風雨も収まり、東京に向かう折、石岡駅でツバメが鳴いて飛んでいました。今年初めてのツバメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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