書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

今週のコメントしない本

2005年12月24日 | 
 今年の「今週のコメントしない本」は、今日が最終回です。

①感想を書くには目下こちらの知識と能力が不足している本
  内藤國夫 『悶死 中川一郎怪死事件』 (草思社 1985年3月第7刷)

②読んですぐ感想をまとめようとすべきでないと思える本
  大久保利謙 『大久保利謙歴史著作集』 5 「幕末維新の洋学」 (吉川弘文館 1986年8月)

  吉田裕編 『日本の時代史』 26 「戦後改革と逆コース」 (吉川弘文館 2004年7月)

③面白すぎて冷静な感想をまとめられない本
  板倉聖宣/松野修編 『社会の発明発見物語』 (仮説社 1998年7月)

  横山宏章 『中国を駄目にした英雄たち』 (講談社 1999年8月)

  本城靖久 『十八世紀 パリの明暗』 (新潮社 1986年7月5刷)

④つまらなさすぎて感想も出てこない本
  該当作なし

⑤出来が粗末で感想の持ちようがない本
  該当作なし

⑥余りに愚劣でわざわざ感想を書くのは時間の無駄と思ってしまう本
  該当作なし

⑦本人にも分からない何かの理由で感想を書く気にならない本 
  該当作なし

 桶谷秀昭氏の『昭和精神史』、まだ読み終わりません。
 地球温暖化とは何処の話ぞ。