出版社による紹介。
これは面白い。かたや事実と(法)理論を直裁に伝える奏げん書と、かたやここに収められているところの、文飾をつくして聴く者の感情に訴える説得扇動の文章と、あきらかに発想の段階から異なる二つの文体が当時すでにあったことを、実物をもって感得させられた。この差は両者を括るに「漢文」一語ででは、とうていすませられるものではないとも。
(東方書店 2015年12月)
これは面白い。かたや事実と(法)理論を直裁に伝える奏げん書と、かたやここに収められているところの、文飾をつくして聴く者の感情に訴える説得扇動の文章と、あきらかに発想の段階から異なる二つの文体が当時すでにあったことを、実物をもって感得させられた。この差は両者を括るに「漢文」一語ででは、とうていすませられるものではないとも。
(東方書店 2015年12月)