書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

今週のコメントしない本

2005年06月25日 | 
 順調に第3回を迎えました。さて今週の当選作は! 

①感想を書くには目下こちらの知識と能力が不足している本
  高津春繁 『ギリシアの詩』 (岩波書店 1956年4月)

②読んですぐ感想をまとめようとすべきでないと思える本
  小倉金之助 『小倉金之助著作集』 6 「近代日本の数学」 (勁草書房 1973年10月)

③面白すぎて冷静な感想をまとめられない本
  ジョージ・タケイ著 貞包智悠/貞包有美訳 『星に向かって ジョージ・タケイ自叙伝』 (有悠 2005年5月)

④つまらなさすぎて感想も出てこない本
  依田熹家 『再増補 日中両国近代化の比較研究序説』 (龍渓書舎 1993年3月再増補版第1刷)

⑤出来が粗末で感想の持ちようがない本
  該当作なし

⑥余りに愚劣でわざわざ感想を書くのは時間の無駄と思ってしまう本
  該当作なし

⑦本人にも分からない何かの理由で感想を書く気にならない本 
  該当作なし

 (講評)
 「今回は当選作が少なかった上、⑤⑥⑦と該当作なしが続いてやや寂しい結果となった。諸家の一層の精進を望みたい」

 また来週! ちなみに「講評」が次回もあるかどうかは不明!