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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

James Lipton 『Inside Inside』

2011年10月14日 | 芸術
 『Inside the Actors Studio』のホストでもある著者の裏話。といっても番組そのものについてではなく本来引き立て役であるインタビュアー(企画立案も兼ねているといはいえ)の視点による番組制作の苦労話や自身の考えたこと、意見が主体となっているため、番組の内容そのものはこまぎれになっていて、主演者である俳優や監督を主体に検索しようとすると、ひどく困難を感じる。せめて巻末に人名索引をつけるべきではなかったか。

(New American Library Trade, reprint, USA, October, 2008)

YouTube 「倉木麻衣 国歌斉唱 (2011.08.19 (Fri) 」

2011年10月09日 | 芸術
 〈http://www.youtube.com/watch?v=csj3F5mkrdQ&feature=related

 国歌とは、必ずしも自分が唱う必要はない。しかるべき場面で聴くことに異議をとなえなければそれでいいのである。「立国は私なり。公に非ざるなり」という福澤諭吉の断案は、こんにちのここまでを見通した言葉であったかと、感嘆することしきりである。

YouTube 「SoulJa / ここにいるよ feat. 青山テルマ」

2011年09月10日 | 芸術
 〈http://www.youtube.com/watch?v=5ndRYEIQG9o&feature=relmfu

 泊まりに来た子供たちが寝静まったあと、酒を飲みながら見る。仕事で煮詰まったときは宇多田ヒカルさんの「宇多田ヒカル - Prisoner Of Love 」を、精神的に煮詰まったときは、これを見る。ただ、「ここにいるよ」を先としたならば、アンサーソングとしては Yukie さんとのこちらのほうが正解なのだろうが、歌そのものとしては、やはり青山テルマさんのナンバーのほうが、整合性は取れないとしても、私としては好きだ。というか、最初の歌のPVで沖縄を舞台にしてしまったら醤油顔と淡泊な唱いぶりのヤマトンチュじゃ無理でしょ。違いますか?