▲「Infoseek ニュース」2012年1月5日12時00分、アサ芸プラス。
〈http://news.infoseek.co.jp/article/asageiplus_3145〉
叩くことでその対象に注目させようという裏返しの持ち上げ、高等(でもないだろうが)技か。
まあ前にも書いたが、この手は書き手が下種な嫌われ役にならないと効果がないから、それはしかたがない。しかも「ようなのである」「という」「ようだ」「噂されている」というあからさまな逆櫓がいっぱい。それでますます下種役に徹していること、じつに感動的である。すまじきものは宮仕え。
話はさておき、要は、彼女には似合わない役だったというだけのことだろう。だとしたら責任はキャストした側にある。石原裕次郎を坂本竜馬に配役するくらい人気狙いの鼻先思案、見る目がなかったということだ。
私は彼女は凄い俳優だと思っている。ただ、石原裕次郎と同じく、個性が強すぎてオールラウンドな役者ではない。これも前に書いたが、時代劇なら、『夏草の賦』の菜々を演るべきだった。彼女のことだから、完璧な土佐弁を披露してくれただろう。たとえそれがワンシーン(原作では)であっても。彼女はそういうタイプの人なのだ。そう、私は思っている。
〈http://news.infoseek.co.jp/article/asageiplus_3145〉
叩くことでその対象に注目させようという裏返しの持ち上げ、高等(でもないだろうが)技か。
まあ前にも書いたが、この手は書き手が下種な嫌われ役にならないと効果がないから、それはしかたがない。しかも「ようなのである」「という」「ようだ」「噂されている」というあからさまな逆櫓がいっぱい。それでますます下種役に徹していること、じつに感動的である。すまじきものは宮仕え。
話はさておき、要は、彼女には似合わない役だったというだけのことだろう。だとしたら責任はキャストした側にある。石原裕次郎を坂本竜馬に配役するくらい人気狙いの鼻先思案、見る目がなかったということだ。
私は彼女は凄い俳優だと思っている。ただ、石原裕次郎と同じく、個性が強すぎてオールラウンドな役者ではない。これも前に書いたが、時代劇なら、『夏草の賦』の菜々を演るべきだった。彼女のことだから、完璧な土佐弁を披露してくれただろう。たとえそれがワンシーン(原作では)であっても。彼女はそういうタイプの人なのだ。そう、私は思っている。