goo blog サービス終了のお知らせ 

書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「キルギス南部で炭疽症と診断された患者2名、病院に収容される」

2011年08月25日 | その他
▲「ИТАР-ТАСС」08:31 22/08/2011, 「На юге Киргизии с подозрением на заболевание сибирской язвой госпитализированы 2 человека」
 〈http://www.itar-tass.com/c13/208708.html

 秋の大統領選の観察を兼ねて10月に1ト月ほど滞在しようと準備を進めていたのだが、さてどうするか。

「済南のホウ突泉と黒虎泉 豊かな湧出量」

2011年08月25日 | その他
▲「人民網日本語版」08:21 Aug 25 2011、編集YH。
 〈http://j1.peopledaily.com.cn/94638/94659/7579279.html

 趵突泉。
 私が訪れた時は、緑色に濁った溜まり水状態にまで落ち込んでいた(1997年)。ここを「天下一の泉」と呼んだ康煕帝や「海内第一の名泉」と賞賛した蒲松齢らが生きていたらさぞ嘆くことだろうと思った。そのあと、もとは日本人街だったという古い建物が残る一角を歩き、これも戦前からの由緒ある建物だと聞いて市共産党支部(それとも市人民政府だったか)の建物を道路の向かい側から写真に撮ったら、とたんに守衛がすっとんできてカメラのフィルムを取り上げられたうえ、パスポートをコピーされてしまった。

「奄美の黒糖焼酎蔵元、鹿児島の大手が買収 初の島外資本」 を目にして

2011年08月22日 | その他
▲「asahi.com」2011年8月21日22時41分。
 〈http://www.asahi.com/business/update/0819/SEB201108190008.html

 西平本家は1925年創業。従業員は9人。代表銘柄に「八千代」「氣(き)」がある。2008年、三笠フーズ(大阪市)が工業用に限定された事故米を食用に転用していたことが発覚。西平本家は三笠フーズの関連会社から米を仕入れていたことを公表し、焼酎約1万本を自主回収するなどの対応に追われた。それから苦しい経営が続いていた。/西平本家の中村千枝子社長は「自力で再び伸ばすのは難しかった。奄美でしか造れない黒糖焼酎を全国に流通させることが、奄美の焼酎業界にとってもプラスになると考えた」と話す。これまでは大半が奄美大島内で消費されていたが、濱田酒造の販売網を通じ、島外への流通が増えそうだ。

 自らに関係のないことのために、お気の毒である。でも頑張って!
 しかし黒糖焼酎はうまい。奄美へ行ったらぜったい飲み倒したい。この会社の銘柄はいまだ嘗味したことがない。小生いまは京都にある某沖縄料理店(特に名を秘す)を定期的に訪れて、そこに全銘柄揃っている泡盛を、順々に試しているところで、そのあとで伺います。試飲できますか?

松本人志/高須光聖 『放送室』 その三

2011年08月12日 | その他
 たしかに小学校のアメリカザリガニは臭かった(「くさい臭い」第138回・2004年5月20日OA、本書250頁)。
 放課後の掃除のときに、だれかがふざけて水槽から床に放り出したザリガニを、そこへちょうどうしろむきに箒で掃いてきたやつがかかとで踏みつぶしたときに辺りに発散した臭いは忘れられない。いまでも思い出すと吐きそうになる。

(TOKYO FM 出版 2006年4月)

藤井つゆ 『新版 シマヌジュウリ 奄美の食べものと料理法』

2011年08月04日 | その他
 近頃ゴーヤチャンプルを毎日作って食べている。肉は、豚肉(挽き肉もふくめ)は、当たり前すぎるので、別のものをいろいろ試している。海老はまあまあ。げそは普通にうまい(『大使閣下の料理人』の沖縄編で見た)。アサリは適度にうまみが出て、かなりいい。牛肉と牛筋はそれだけで味を主張するのでちょっとあわない。鶏肉はちょっと淡泊すぎるか。鶏皮は少しにおうときがある。タコとコンビーフはまだ試していない。
 ときに、奄美のゴーヤチャンプルはとき玉子を使わないらしい。すくなくともこの本のレシピではそうなっている。沖縄式のゴーヤチャンプルを作るときでも玉子なしでやってみたことがあるが、それはそれで素材と味付け(シママースと細かい鰹節)がストレートに味わえておいしかった。言ってみればすき焼きをとき玉子につけて食べるかそのまま食べるかの差である。そういえば私は子供のころからとき玉子なしにすき焼きを食べる人間だった。
 話を元に戻すと、奄美のゴーヤチャンプルは、乾燥シイタケを入れる。なんだか元ちとせさんの『なだそうそう』のようである。ただし油にラードを使う。また豆腐を布でしぼって使うという。写真をみてもおからのようにぼろぼろになっている。では最初からおからでもよいではないかと考えて、おからで作ってみた。だがいつもどおりサラダ油でやってみたところ、おからがぱさぱさになってしまった。まるで乾燥したパルメザンチーズである。具となじまない。それでこんどはラードをつかってみた。すこしはましになったが、それほど乾燥していないパルメザンチーズというくらいのものである。水でしめらせると調理の際にはねて厄介だ。油をもっとふやせばよいのだろうがそれは健康上おもしろくない。つまりおからはつかわないほうがいいという結論が出た。やはり豆腐だが、木綿の水をよくぬくか、あるいは焼き豆腐もよろしかろう。おからの残りは何かの煮物に使います。
 ・・・・・・というふうに、いろいろ楽しめる本である。

(南方新社 新版 1999年7月)

「シー・シェパードの底力 募金総額2週間で約4000万円 抗議船救出キャンペーンで」 を読んで

2011年08月02日 | その他
▲「Cool Cool Japan !!!」2011/08/02 03:32。
 〈http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/2382893/

 前回の発言を守って、週に一度はオバケ(尾羽毛)を食うことにしています。そこらへんの口先だけの大人と一緒にするな。
 しかし鯨肉は小学生の時分に給食で食べていたころと違って、あまりの脂臭さに閉口してしまった。オバケならいくらでも食います。しかしもうすこし安くならんかなあ。目方の割に高いぞ。しかし、いまでも人種差別がこれほど商売になるとはねえ。

「大原麗子さん、浅野内匠頭の子孫だった」

2011年08月01日 | その他
▲「msn 産経ニュース」2011.8.1 09:24。
 〈http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110801/ent11080109270002-n1.htm

 ほ、主筋ではないか。母方は赤穂義士の子孫であると、亡くなる前に外祖母から聞いたことがある。母方の母方だから女紋のようなもので、第一本人は子供を残さずに死んでいるので、兄弟か一族の血を引いているというくらいのことだろうと、まあ軽く考えていた(通説では本人には兄弟はいないとされる。ただしその外祖母の家の姓は我が先祖という義士のそれと同じだった。赤穂藩取りつぶしのさいに、敵討ちに参加した当主と長男を除き、弟は帰農したと、祖母からは聞いた)。
 昔、ある職場で、浅野直系の浅野さん(藝州浅野家? それとも浅野大学の系統?)というひとと机を並べて一緒に働くことになって閉口したことがある。こわい人だったが、なんとか話の糸口を見つけようとして、「×××の子孫です」と言ったら、「ああ、×××ね」と即座に返されて参った。
 大原さんも、私も、本人にはなんの関係もないことだけれど、「こういうご先祖がいた」という意識は、そのご先祖がいいにつけわるいにつけ、ある種心の張りにはなる。