▲「レコードチャイナ」2012年2月4日 9時20分、翻訳・編集/NN。(部分)
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http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58466〉
中国では偉い人は何をしても許される。専門的なことは一切分からなくても偉そうにふるまってよいのだ。以前、ウィルキンソン元イングランド代表監督が上海で監督をしていた時、市長がズカズカと彼の更衣室に入り込んで選手に説教をしたので、監督が怒ってすぐに帰国するという事件が起きたこともある。 (太字は引用者)
アネルカというサッカー選手のことはよく知らないし、その移籍についてどうこういう資格は私にはない。ただ、アンドリュー・レイマー氏の上の指摘は、自らのかぼそい類似の経験からしても、おおいにありえる話だと思う。
これは
方励之氏の具体的体験だが、氏が1986年に量子宇宙論に関する論文を書いて発表したところ、
胡喬木が方氏を「主観的唯心主義者」と呼んで批判した。その論拠は、エンゲルスは宇宙は無限なものと言っている、だから方の主張する宇宙有極限論(というより
現代宇宙論ということだろう)はマルクス主義に照らして誤りだというものだった(注)。
注。方励之著/末吉作訳『中国の失望と希望』(学生社、1990年5月初刷、1990年7月重刷、同書25頁)。