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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

YouTube 「Star Trek III - Genesis Battle」

2011年10月16日 | 映画
 〈http://www.youtube.com/watch?v=ze3dRODgAiA&NR=1

 映画『スタートレック』シリーズのなかで好演といえば前述『カーンの逆襲』(1982年)のリカルド・モンタルバンだが、怪演といえばまず第一に『ミスター・スポックを探せ!』(1984年)のこの人、クリストファー・ロイドだろう。のちには名こそ惜しけれ、自らの誇りにかけて卑怯なことは死んでもしないというサムライ・スピリットの権化のような民族性を備えるようになるクリンゴン人だが、この映画ではいまだ冷戦時代だった当時の世相を反映して、半アジアの野蛮な軍事国家、すなわちソ連を彷彿させる、『宇宙大作戦』以来そのままの設定が生きている。だから残忍狡猾、目的達成のためには手段を選ばず、平気で人質を取り、それをかたに脅しをかけたりする。
 なにより、クリンゴン艦長の顔がレーニンそっくりなところに制作陣の悪意を感じる。当時、やはりこの映画を観たジャーナリスト志望の後輩(のち実際にジャーナリストになった)と、その点を指して腹を抱えて笑ったものであった。

YouTube 「Enterprise_VS_Reliant」

2011年10月16日 | 映画
 〈http://www.youtube.com/watch?v=7jwLWx7xWvM&feature=related

 アプロード主も言っているが、戦闘シーンについていえば、歴代の映画『スタートレック』シリーズのなかで最高の出来だろうと思う。もっとも私としては、映画自体の出来としても、『ファーストコンタクト』と並んでシリーズ中の最高傑作と考えているが。その緊迫感と、それとも関連するが敵役カーン(カーン・ノニエン・シン)を演じるリカルド・モンタルバンの迫力が半端でない。
 シリーズを通じてスールー(ミスター加藤)を演じたジョージ・タケイが、自伝で、『カーンの逆襲』撮影時にモンタルバンが現場で放っていた圧倒的なオーラについて触れている。そのくだりを読んだとき、「やはりそうだったか」と思った。

「玉木宏が中国映画に出演、近日中にクランクイン予定」

2011年08月25日 | 映画
▲「人民網日本語版」08:23 Aug 25 2011、編集YF。(部分)
 〈http://j1.peopledaily.com.cn/94475/7579266.html

 映画「銅雀台」がクランクインを控えている。趙林山監督はこのほどミニブログで、日本の人気俳優である玉木宏と契約を結び、映画の主演として招くことを発表した。趙監督はまた、蘇有朋(アレック・スー)と撮影した写真を公開した。これにより「銅雀台」の二大スター共演が確定した。渤海早報が報じた。

 曹植かな? 曹丕かな? 

「カルト映画『ブレードランナー』の新作製作へ、監督は再びリドリー・スコット」 を見て

2011年08月20日 | 映画
▲「AFPBB News」2011年08月19日 16:56 発信地:ロサンゼルス/米国。
 〈http://www.afpbb.com/article/entertainment/movie/2821102/7654619

 前章にせよ、続編にせよ、デッカードの正体がこれではっきりするかもと私的に期待。もっともリドリー・スコット監督自身は、この問題については、とうに明確に解答しているらしいが。