三条から新津の市街地へ向かう時・・・
踏み切りを越えて・・・クイッと曲がる際に見える建物・・・
古い洋館・・・懐かしき佇まい・・・お医者さんでしょうか?
前から気になってた建物です。
町並みに合ってる合ってないは、抜きにしてやはり何か惹かれるものがあります。
これより・・・妄想タイム・・・
それは、僕が17の夏。 七夕の日だった。
アルバイトの帰り道、空から一枚の短冊が・・・
落ちてきたその短冊を拾い、見上げてみると、病室の窓辺に一人の同じ年頃の少女が・・・
届けてあげようと病院の中に入り、看護婦さんに「あのぉ、これ、落ちてきたんで」と言うと
「届けてあげて、 202号室だから」と微笑まれ、面倒だったけど、病室まで届けてあげる事に。
病室の前に立ち、ノックをすると小さな声で「はい」と返事が聞こえドアを開ける。
「これっ」と短冊を差し出す僕。 黙って受け取る彼女。
「見たよね?」とか訊かれ・・・「うん」と返す僕。 恥ずかしそうにしてた彼女が可愛かった。
短冊には・・・
「ラーメン 食べたい」って書いてあった。
「じゃぁ」と別れを告げ病室から出ると・・・彼女のお母さんが追いかけてきて
「また、遊びにきてね」と言われ・・・「はい」と小さく頷き、病院を後にした。
彼女の病気はきっと・・・昭和の悲恋ストーリーにつきものの心臓弁膜症とか白血病でなくてはならない(すすめパイレーツ風)
などと
訳のわからない妄想が駆け巡り・・・♪ ヨォア ラァブゥ フォォエェェーバー♪と唸りながら看板が見えたら
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目医者さんだった・・・ ストーリー・・・ 台無し。
おしまい(笑)
妄想を通り越し、病気のラインに入ってる!という指摘は受け付けません。 byじじぃ。