クレームめいた話は普通、名前を出しません。
ですが、福屋デパート八丁堀本店です。
ここには何度もウラミがありますから、出しますね。
今回は5Fの靴売り場。
紳士服の店が多く入っている奥にあります。
○
もともと貧乏人ですから百貨店には縁がうすい私。
それが何度もということは、よほど私がクレーマー・・?
店としてクレームを承る係がないのです。
売り場の会社に直接クレームを言え、という態度。
そうです、的屋の親分みたいに売り上げの何割かにあたる
場所代をとるだけ。
羨ましいようなショウバイです。
さすがに最近は屋台骨が傾き始めているのでは?
○
今回はついでに覗いた靴売り場。
大きさがぴったりのものがありません。
私は足も出来が悪いのです。
あれこれ出して履かせてくれますが、どれも駄目。
もしかするとそんな客に店員がいらっとしたか。
私は何度も「すみませんねえ。足がヘンで」
と謝りました。
私「これの0.5CMだけ小さいサイズは」
はいと言って引っ込んだお兄ちゃん、しばらくして
「申し訳ございません。在庫が無いようで。
取り寄せましょうか」
冷やかしただけでは申し訳ないので、買わなきゃいけんか
と思いつつお願いしました。
数日して女性から電話。
「メーカーに確認したら在庫がありました。
商品が届き次第また電話さしあげます」
で、待つといつまでたっても電話が来ない。
まあ何かの都合で一緒に入荷なんだろう、と思いました。
2週間ほどして、男の人から電話。
「メーカーに在庫がない」
どういうこと、その確認に2週間かかるの?
なんだかトンチンカンな詫びを言いますが
どうも怪しい。
注文をしていなかったのでは。
「○センチが届いた時、おかしいと思ったんですが」
嘘だね、そんなミスありえない。
でもこちらも、嘘だと文句は言えません。
ビンボウタレはそれらしく百貨店などに入らぬことです。
ずいぶん見下されているんだろうなあ。
「け、お前なんか似合わない、売るもんは無え」でしょうね。