山『旅空ほつかりと朝月がある』
井 「朝の月ふたたび気づく旅の空」
山『枯草しいて月をまうへに』
井 満月かなあ、もっと別の月かなあ
山『わが手わが足あたたかく寝る』
井 「いざや寝むわが手わが足あたたかし」
山『石ころに陽がしみる水のない川』
井 「石ころが光滲ます涸れた川」
井 「朝の月ふたたび気づく旅の空」
山『枯草しいて月をまうへに』
井 満月かなあ、もっと別の月かなあ
山『わが手わが足あたたかく寝る』
井 「いざや寝むわが手わが足あたたかし」
山『石ころに陽がしみる水のない川』
井 「石ころが光滲ます涸れた川」