米国は独裁好き

2015-09-17 14:54:11 | 塾あれこれ
いまさら言うほどではないですが
なぜ米国は独裁国家の肩を持つのでしょうか。

ウガンダのアミン
エジプト、ムバラク
フィリピン、マルコス
イラン、パーレビ
チリ、ピノチェト
イラク、フセイン
パナマ、ノリエガ
などなど。
酷い独裁政治を長期にわたって維持しています。

その独裁の支えが米国の存在で
彼らはどうして独裁、それも軍事国家を応援するのか。

米国は民主主義を国是としている「世界一の国家」
であるのに。


ソ連も似たことをやっています。
共産主義圏に対抗するため、独裁でも構わないという
考えも米国にはあったでしょう。

しかし、それだからこそ民主主義を大切にするのが
ホンスジですよね。
あちらとは違うのだ、を実践しないといけません。

アメリカ合衆国が実際に行ったのは、その反対。

しかも、あちこちでパンドラの箱を開けています。
中東の動乱も米国の影が濃いですね。

フセインも米国により引っ張り上げられ、軍事独裁政権を
維持していました。
途中から米の言うことを聞かなくなって対立しました。

その解決策が戦争です。

パンドラの箱が開けられ、現在の泥沼状況です。

極論を言うならばISもアメリカが呼び込んだ、と。


国際政治上の必要から、やむをえず独裁も支持する
それは方便だ、と言うのでしょう。

そこには、自分の都合が通るなら、その国がどうなろうが
構わないという心理がありますね。

小さな国が、独裁であろうが憲法違反であろうが構わない
という神経です。
いや、独裁者の方が話をつけやすい。

二流国三流国の国民などはどうでもよいのです。
レイシズムの極みですね。国家がやっちゃう。

「民主的な米合衆国」だけが大切なのです。


日本だって同じ扱いをされています。

憲法違反なんてどうでもよいのです。

飼い主に噛みつかねばどんな犬でも構いません。


安倍独裁政治も米国は大歓迎。
属州以下のジャップがどうであろうと、関係ネー。

早くに安保法制を固め、時の政府の判断で
米軍の下請けをやってくれればそれでよいのです。

ご褒美に、農産品やエネルギー、アメリカ社会の構図
そんなものを、エサとして呉れて頂ける。

根性のない、情けない国ですね。

山頭火=73

2015-09-17 10:05:13 | 句など
昭和13年の作です。戦争も拡大しています。

山『壁がくづれてそこから蔓草』
井 「壁崩れ蔓も延び入る我が庵」

山『かつえずこごえず冬もほぐれた』
井 「冬ゆるみ年かさねたる乞食僧」

山『ごろりと草に、ふんどしかわいた』
井 「居直り」のようです。

山『窓あけて窓いっぱいの春』
井 山頭火、窓が好きですね。限界なのか。