偏差値知らずとも

2015-09-01 16:43:18 | 塾あれこれ
受験の難しさは模試の偏差値で分かります。
けれども、そんなものを知らずとも推測は
可能です。

近頃、よくなったなあ、とか
最近おかしいんじゃないの、とか

まことに残念なことながら町中のマナーと
偏差値が似た動きをするのです。

そんなことは一種の偏見、と思ってきたのですが
最近は「やはりね」が多いのです。

社会的な知識、自分をコントロールする力などが
学力とつれて動くのですね。

企業が就職で学歴をいまだに重視するのも
一理あるわけです。

どうせならキチンと出来る人が欲しいですね。
偏差値の高い学校に偏ります。

もちろん、それだけで人間が決定するものでは
ありません。

けれども、判断材料にはなりそうです。


勉強ができる子は社会が欲するものを
備えていることが多いのです。

勉強をするということが、人間的な成長を
左右するとも言えますね。

どこかの馬鹿知事が、住民の避難など無視して
原発にのめりこんでいますが、さきごろ
女性蔑視のことを口走りました。

三角比(サイン、コサイン・・)など
女性に教育して何になる、ですって。

偏差値が悪い人間かもしれませんね。
教育は何のためにするのか、を知らないのです。


広電の郊外線、商工センターと鈴が峯前の間で
県立高校の生徒が大勢乗り込んできました。

大きな荷物を背にスマホを見ています。
満員状態の車中でそういうことをするか!

学校が落ち目になってることが分かりますよね。

山頭火=57

2015-09-01 09:59:24 | 句など
山『雪空の最後の一つをもぐ』
井 柚子のことらしいですが、句からは不明
  「雪空の最後のひとつ柚子をもぐ」じゃいけない理由は?
  「柚子ひとつ捥いで雪空ばかりなり」

山『よびかけられてふりかへつたが落葉林』
井 「声のして振り返りたる落葉かな」

 
山『いつしか明けてゐる茶の花』
井 『いつの間に夜明けて茶の花匂ふ庭」

山『誰か来さうな空が曇つてゐる枇杷の花』
井 「枇杷咲きて人恋しさの曇り空」