尾道ランチ

2015-09-18 20:43:33 | 食べる
少し早いですが彼岸の墓参りに行ってきました。

『嚇々と土手を染めたる彼岸花』

故郷というものは不思議な力があります。
安心できるのですね。

今は尾道には墓以外、何もユカリがありません。
ささっとお参りをしたらそれで終わり。

観光客のようにお店をぶらぶらしてすぐ帰路、
夜は仕事ですから。


ランチは尾道で戴きました。

「笑空」は10月初めまで休業。
「あかとら」は一杯
「水庵」は遠いし

観光地には、観光客が押し寄せる店と地元の人の
店と、二種類ありますね。

地元の人が行きそうな店に行ってみました。(再訪です)
12時前、私たち二人でカウンターがちょうど一杯。

コストパフォーマンスが良いのです。

刺盛、茶碗蒸し、揚げだし豆腐、サラダ、味噌汁
ほか、小鉢が3種。
ジャスト千円。

特に出汁が良いのが気にいりました。
味の素でも沢山振りかけたようなエゲツナイ料理の
多い昨今、珍しく「まとも」です。

ただ、料理が供されるのに時間が掛かります。
でもそのほうが観光客が押し寄せないでよいですかね。

『楽』という店です。


尾道というとラーメン
中でも「朱華園」はいつ行っても店の前に列ができてる。
観光客に人気がありそうです。

でもね、私は美味いと思いません。

観光客が間違えて、私が正しいのか
私が間違えて、観光客が正しいのか

折角、尾道に来たんだから、美味い物を召しあがって下さい。

安保安倍法制

2015-09-18 20:05:28 | 塾あれこれ
安保法制も最後を迎えようとしています。

国会のドタバタは何なんでしょうね。
与党野党の双方に責任があると思いますが
いずれも、相手の非を際立たせようと言うだけの
情けない発想です。

私は現在政権側に余計きつい眼差しを送っていますが
野党の側もけっして誉められるものではありません。

次回の総選挙では野党の立て直し=再編、がないと
結果、安倍政治を肯定するようなことになりかねません。

民主党はそれほどまでに駄目になっていますね。

よって野党再編で立て直さなければならず、
解党的な取組が必要でしょう。


それにしても、数のごり押し。
これは民主主義ではありません。

アジア的民主主義テイストのハリボテですね。

政府や官僚に一切を任す、なんてファッショです。

選挙、国会、議会政治、法治国家、憲法。。。
何のためにあるというのでしょうか。

民主主義先進国からは、中国も韓国も日本も、
どれも同じように見えるでしょうね。
悲しい現状です。


もちろんこれからも声を上げて行かねばなりません。
どんなに弱弱しく見えようとも。

軍隊のクーデターをふせぐものは国民の声のみです。

腐った政治家や官僚には力はないのです。


国際政治的に見て、東アジアは緊張が増している、
という見方は、どうなんでしょう。

核の笠などと同じように、政治家が煽るからそう見える
・・そんな面が強いでしょう。

アメリカが自分の負担を背負いきれないから
煽って日本を組み込もうとしているのですね。

イラクでもアフガンでも、パンドラの函を開けちゃった。
米軍は戦力を誇示できる分だけ、間違えてしまうのです。


今回の安倍法制、いや安保法制は、大きく言うと
ファッショへの一里塚です。
暗い時代がやってきます。

急激に落ち込んで行かないよう、無力に見えても
声を上げ続けるしかありませんね。

山頭火=74

2015-09-18 08:23:15 | 句など
山『ずんぶり濡れてけふも旅ゆく』
井 「ずんぶりと濡れて旅ゆく今日もまた」

山『これが最後の日本の御飯を食べてゐる、汗』
井 「出征の最後の飯に汗ながし」

山『ぽろぽろ流れる汗が白い函に』
井 「ぽろぽろと汗流れ落つ白き函」

山『水車まはる泣くやうな声だして』
井 「泣くやうな水車の音が村を打つ」